
毎日の"歯磨き"がインフルエンザに有効!? 科学×自分流ケアで暮らしが整うナイトルーティン
「歯磨きは虫歯予防だけじゃない」。最近発表されたある研究によれば、歯磨き行動が唾液のウイルス不活化パワーを高めることが明らかに。たった5分のブラッシングで、免疫機能の一翼を担う唾液が強くなる可能性があるなんて!この日々の“ちょっとした丁寧さ”は、朝のコーヒーや夜のストレッチと同じくらい暮らしの質を上げてくれるはず。最新の科学的知見をもとに、無理なく続けられる歯磨き習慣と、私が暮らしの中で取り入れているちょっとおしゃれなケアコツをご紹介します。
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目次
歯磨き習慣は“感染対策”にも。最新研究が示した新しい視点

歯磨きと聞いて、まず思い浮かぶのは虫歯や歯周病予防。正直に言うと、私も長いあいだ「ちゃんと磨いていればそれで十分でしょう」と思っていました。
ところが、2025年にライオン株式会社が発表した研究(※)で、少し見方が変わります。この研究によると、歯磨き後の唾液にインフルエンザウイルスの感染を抑制する働きが高まることが確認されたのだとか!つまり、歯磨きによって口腔内の細菌が減ることで、唾液が本来持っている“防御の力”が発揮されやすくなる可能性が示されたのです。
口の中は、外界と体内をつなぐ入り口。そこを清潔に保つことが、思っている以上に全身の健康と関係してことなんて…。歯磨きが「予防のための習慣」から、「体を守る準備」に変わることを意識するようになりました。
※出典:Lion|世界初、歯みがき行動で唾液のインフルエンザウイルス不活化能が向上することを確認
歯磨き後の唾液がウイルスと戦う?研究でわかった“5分の変化”
ライオンの研究で私が注目したのは、歯磨き後5分の唾液。被験者が普段どおり歯磨きを行ったあとに採取した唾液を調べたところ、インフルエンザウイルスの感染を抑える作用が有意に高まっていたそうです。
ポイントは、「特別な方法」ではないこと。高価なケアや特別な薬剤ではなく、いつもの歯磨きである点です。5分という時間も、決して非現実的ではありません。忙しい毎日の中で、たった5分でここまで変わるなら、やらない理由はないと思いませんか?
丁寧に磨くことが“唾液の免疫力”を引き出す理由
唾液には、もともとウイルスや細菌の働きを抑える成分が含まれています。ただし、口腔内に細菌が多い状態では、その力が十分に発揮されにくい。歯磨きで汚れや細菌を減らすことで、
・結果として、ウイルス不活化能が高まる
という、いわば「舞台を整える」ような役割を歯磨きが果たしているわけです。
ゴリゴリ戦うというより、環境を整えて味方を活かす。強い何かを足すのではなく、口の中をきれいにして、唾液が働きやすい舞台を用意するだけ。以前の私なら物足りなく感じたかもしれませんが、今はこの遠回りな感じに、妙に安心します。
忙しい日でもできる。大人の“続く”歯磨きルーティン

とはいえ、理屈がわかっても、続かなければ意味がありません。私自身、三日坊主のプロです。「丁寧に暮らす」と言いつつ、気づくとスマホを片手に雑な歯磨き…そんな日も多々あります。だからこそ、頑張らなくても続く仕組みを作ることが大切でした。
5分ルールで、磨き残しをつくらない“自分基準”をつくる
研究結果を知ってから、私は「最低5分」をひとつの目安にしています。とはいえ、ストップウォッチ片手に歯を磨くほどの気合はありません。
お気に入りの音楽を1曲。それが終わるまで、歯ブラシを動かす。
このくらいのラフさが、私にはちょうどいい。大切なのは、完璧さよりも“自分基準”を決めること。今日は短くなっても、また明日戻せばいい。そう思えると、続けるハードルがぐっと下がります。
寝る前の歯磨きをリセット時間にする。私のナイトルーティン
私の場合、夜の歯磨きは、単なる作業ではなく「切り替えの合図」。仕事を終え、テレビやスマホの画面から目を離し、洗面所に立つ。歯ブラシを手に取ると、「今日も一日終わり」と体が理解する感じがするのです。
不思議なもので、歯を磨いているあいだに、「あ、あの言い方まずかったな」「明日はあれを先にやろう」と、頭の中も整理されていきます。歯磨きは、口の中だけでなく、気持ちのざわつきも少し落ち着かせてくれる時間なのかもしれません。
週末だけの“スペシャルケア”で習慣はもっと続く
平日は最低限、週末は少し丁寧に。このメリハリも、続けるコツです。
フロスを使ったり、時間を気にせず磨いたり。「今日はちゃんとケアした」という感覚があると、翌週も自然と歯磨きへの意識が戻ります。
私のお気に入り。気分が上がる“おしゃれ歯磨きグッズ”

続けるためには、道具選びも重要です。私は昔から「性能より見た目派」。正直に言うと、どんなに評判が良くても、テンションが上がらないものはだんだん使わなくなってしまいます。歯磨きは毎日のことだからこそ、「これなら使いたい」と思えるかどうかが、いちばんの分かれ道でした。
私が愛用している歯磨きグッズはこちら。
・The Humble Co.の歯ブラシ
どちらも、洗面台に出しっぱなしでも様になるデザイン。「歯磨き粉は消耗品」と割り切っていた頃には、もう戻れません。
David’s マイルドミント歯磨き粉

最初に惹かれたのは、やっぱりこのシンプルなパッケージ。いかにも“ケア用品”という主張がなく、洗面台に置いても生活感が出すぎません。
使ってみて意外だったのが、ミントのやさしさ。スースーしすぎず、でも物足りなくもない。夜の歯磨きでも刺激が残らないので、寝る前のルーティンにちょうどいいんです。
「しっかり磨いた感」はちゃんとあるのに、口の中がピリピリしない。歯磨き後に水を飲んだときの違和感も少なくて、「今日はもう休むだけ」という気分にすっと切り替えられます。歯磨きが“目を覚ます行為”ではなく、“一日を閉じる行為”になる感じが、気に入っています。

Davids Hydroxi™ ホワイトニングトゥースペースト(マイルドミント)
The Humble Co. の歯ブラシ

歯ブラシは、正直どれも同じだと思っていました。でも、この歯ブラシを使いはじめてから、その考えは少し変わりました。
まず、手に取ったときの軽さと、持ちやすさ。力を入れなくても自然に動かせるので、磨いていて疲れにくいんです。結果的に、いつもより丁寧に磨いている自分に気づきます。色味や質感も控えめで、洗面台の雰囲気を邪魔しません。
「使っている感」はあるのに、生活を散らかさない。このバランスが、私にはちょうどいい。環境への配慮がされている点も、後づけではなく、「これを選んでいる自分でいたい」と思わせてくれる理由のひとつです。

THE HUMBLE CO.(ザ・ハンブル・コー) ハンブルブラッシュ
“気分が上がる”は、続けるための立派な理由

歯磨きは、義務でも修行でもありません。だから私は、続けるために「気分が上がる」を重視しています。お気に入りの歯磨き粉と歯ブラシがあるだけで、「面倒だな」と思う日も、洗面台に立つハードルが少し下がる。この“少し”の差が、習慣を続けるいちばんの味方だと思っています。
もちろん性能や理屈も大事。でも、それ以前に「使いたくなるかどうか」。その感覚を信じるようになってから、歯磨きはずいぶん気楽な習慣になりました。
丁寧な歯磨きが、私の暮らしを整えてくれる

歯磨きがウイルス対策につながる。そう聞くと、つい身構えてしまいますが、実際にやっていることは、いつもより少し丁寧に磨くだけ。それだけで、
・気持ちが切り替わる
・暮らしのリズムが整う
おまけに、体を守る力にもつながるかもしれない。そう考えると、ずいぶんコスパのいい習慣です。
今夜から、ほんの5分。お気に入りの歯ブラシで、少しだけ丁寧に。
その積み重ねが、未来の自分を静かに支えてくれるはずです。
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