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更新日: 2025年11月6日

猫が伸びたら、私も伸びる。ペットを先生にする“ゆるセルフケア”

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「整う」とか「マインドフルネス」とか、よく聞くけれど、意識すればするほど、なぜかうまく整わない日ってありますよね。朝の白湯は冷めているし、ヨガマットは我が家ではすっかり猫たちの寝床になっています。猫は、毎日、当たり前のように伸びたり、寝たり、あくびをしたりしています。その“ゆるさ”を見ていると、「ああ、がんばらなくても大丈夫かも」と思えてくるんです。そんな猫たちに学ぶ、ゆるっとマインドフルネスの話をお届けします。

なぜペット(猫)は“心の先生”になりうるのか

窓辺の猫
撮影:ワタシト編集部

猫は、こちらが意識しなくても“今”を教えてくれる存在です。彼らは昨日の失敗を気にせず、未来の予定も立てません。「ごはん」「日向」「眠い」。それだけを軸に生きています。

猫がくれる、科学的な癒しの効果

ペットと暮らす人のストレスレベルは、そうでない人よりも低いという研究があります。

東京農業大学の実験では、猫を撫でることで副交感神経が優位になり、心拍数が低下することが確認されています。また、アニコム損保の調査によると、猫と触れ合うことで「幸福感」「安心感」を感じる人は9割を超えるのだとか。

つまり、猫を撫でるという行為は、立派な“セルフケア”。

ヨガより簡単で、サプリより即効性がある。うちの猫たちは知らん顔をしていますが、私にとっては立派なメンタルトレーナーなのです。

猫の行動 × セルフケア「トリガー」を見つける

伸びる猫
撮影:ワタシト編集部

猫は人間よりもずっとシンプルに、自然体で行動します。彼らの何気ない動きが、私たちの心を整えるトリガーになります。

猫の「伸び」を見たら、体を伸ばす

朝、猫がのびーっと背中を反らすとき。あれを見た瞬間に、つられて自分も伸びてみる。それだけで、血流が変わるのがわかります。一種の猫ストレッチ・リマインダーです。

猫が日向ぼっこしていたら、座ってみる

窓際の光の中で、目を細めてうたた寝している姿。人間なら罪悪感を覚える時間の使い方を、猫は堂々とやります。その姿は「サボりの天才」。でもその“何もしない時間”こそ、脳が静まる瞬間です。

猫が外を見ていたら、一緒に眺める

宅配便のトラックを見つめる猫。鳥を追うでもなく、ただじっと。私もとなりに座り、数分だけ外を眺めます。これが私の一番身近な瞑想です。

具体的な“猫トリガー習慣”5選

「猫の行動を見たら、こうする」というシンプルな習慣をつくると、気づかないうちに呼吸が整っていきます。

・猫が伸びたら、自分も伸びる(血流リセット)
・猫が日向ぼっこを始めたら、座って5呼吸
・猫が水を飲んだら、自分も一口水を飲む
・猫が寝たら、スマホを置く
・猫の後頭部を吸う(もしくは、そっと撫でる)

五感を使ってリズムを戻すこと。それが“ゆるセルフケア”の本質です。ちなみに後頭部を吸うときは、猫が機嫌のいいタイミングに限ります(経験談)。

最初は小さく、続けやすく。無理しないコツ

眠る猫
撮影:ワタシト編集部

セルフケアを「やることリスト」に入れてしまうと、続かなくなります。“やらなきゃ整わない”と思った瞬間、整いは逃げていくような気がします。

義務にしない。思い出したときだけ

猫が伸びたときに気づけば一緒に伸びる。気づかなくても、それはそれでいい。猫に学ぶセルフケアは、“思い出したときにやる”くらいがちょうどいいのです。

うまくいかない日も、もうそれで整っている

猫は、うまく眠れなかった日でも昼寝します。ごはんを食べすぎた日も、次の日にはけろっとしています。私もそんなふうに、「今日は整わなかったな」と笑って終わりにする。反省よりも、観察する。これが猫流マインドフルネスです。

ペットセルフケアの注意点と境界線

猫を“セルフケアの道具”にしてはいけません。あくまで、猫と一緒に心を整えるのが目的です。

猫にもストレスのサインがある

アニコムの調査では、猫は過剰な抱っこや匂いの変化に敏感とのこと。

・嫌がるときは無理に触らない。
・ストレスで毛づくろいが増えたり、隠れたりしたら要注意。

“猫のペースを尊重する”ことが、最大のセルフケアにもなります。

ペットがいない人へ

ドリップコーヒー
撮影:ワタシト編集部

猫がいなくても、整う方法はあります。コーヒーを淹れる音、朝の光、誰かの笑い声。五感が“いま”に戻る瞬間は、どんな暮らしにもちゃんとあるはず。猫を見て「いいな」と思ったなら、それはすでに始まっているサインです。

今日からできるワンステップ

窓辺の猫
撮影:ワタシト編集部

猫は、私に「生き方のペースメーカー」をくれました。
猫が寝たら、私も休む。猫が起きたら、私も起きる。イライラしたら吸う。疲れたらとなりで寝る。そんな単純なことを積み重ねるだけで、心の角が少しずつ取れていきます。

猫に限らず、暮らしの中の“整うきっかけ”を見つけることが、いちばんやさしいウェルネスです。

明日もまた、うちの猫が伸びたら、私も伸びます。
──たぶん、これが私にできる最上級のマインドフルネス。

※参照
・academist Journal「猫との触れ合いは人の脳機能を活性化させる?」(永澤 巧/2020) 
・アニコム損害保険「どうぶつkokusei調査(1)~内訳、幸福度と健康度」

※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
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監修者
ライター
おだりょうこ
猫と旅、音楽と映画で形成されたライター&エディター。旅欲が止まらない旅ジャンキー。料理は作るの食べるのも好き。日々の暮らしにひとさじほどの丁寧さを意識することを心がける日々。
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