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更新日: 2026年1月8日

冬の夜、豚肉にりんごと生姜を足すだけ。アップルジンジャーソースのポークソテー

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忙しい日も、寒い夜も、「ちゃんと作らなきゃ」と自分を追い込まなくていい。この連載では、手順はシンプルなのに、食卓に出すと少し気分が上がる。そんな「簡単おしゃれレシピ」を紹介していきます。今回の一皿は、アップルジンジャーソースのポークソテー。豚肉を焼いて、りんごと生姜を加えるだけ。特別な材料も、難しい工程もありません。料理が得意じゃなくても大丈夫。火を使う時間は短く、工程は少なく。それでも、できあがった一皿には、ちゃんと「今日はこれでよかった」と思える余韻が残る。そんなごはんのお話です。

「ちゃんと作らなくていい日」があってもいい

フライパン
出典:Adobe Stock

毎日のごはんは、がんばりの証明である必要はありません。私はまず、肩の力を抜くところからはじめます。仕事が長引いた日、外が寒すぎる日、頭の中ではもう部屋着に着替えている夜。そんな日にまで、完璧なごはんを目指さなくていいと思うのです。

“手抜き”と“手軽”は、似ているようで違う

サラダ
撮影:ワタシト編集部

工程を減らすことは、雑にすることではありません。必要なところだけ手をかけて、あとは潔く省く。それも立派な選択です。料理をサボった罪悪感は、だいたい自分で作り出しているもの。実際は、お皿にきちんと盛るだけで、夜の空気はちゃんと整います。

簡単なのにおしゃれ。アップルジンジャーソースのポークソテー

アップルジンジャーソースのポークソテー
撮影:ワタシト編集部

ここからは、今日の一皿の話。難しいことをしなくても、ちゃんと“ごちそう”に見えるレシピです。

材料(2人分)

材料
撮影:ワタシト編集部
用意するもの
・豚ロース肉(とんかつ用、または厚切り)…2枚(約200~250g)
・りんご…1/2個
・生姜…1かけ
・塩・こしょう…各少々
・オリーブオイル…小さじ1
・アップルジンジャーソース
・しょうゆ…大さじ1
・みりん…大さじ1
・酒…小さじ1
・砂糖…小さじ1
・バター…10g

特別な材料はありません。「今からでも作れる」ことを、いちばん大事にしています。

作り方(フライパンひとつ)
1
下準備をする

豚肉は、面倒がらずに筋切りを。ここをサボると、焼いている途中でお肉が自己主張を始めます。

反らず、縮まず、やわらかく。筋切りは、ポークソテーの機嫌を取る作業です。このひと手間で、火の入り方が均一になり、仕上がりはやわらかく、見た目もきれいになります。

りんごは皮付きのまま、生姜は皮をむいてすりおろしておきます。

2
豚肉を焼く

フライパンにオリーブオイルを入れ、中火にかける。温まったら豚肉を入れ、片面だけ焼きます。ここはぐっと我慢して触らないこと。早く動かしたくなりますが、焼き色がつくまで待ちます。触らずに焼くと、表面がきれいに色づき、肉のうまみも外に逃げにくくなります。

豚肉
撮影:ワタシト編集部

片面に焼き色がついたら、一度取り出す。この段階で中まで火が通っていなくても、まったく問題ありません。

3
ソースを作る
アップルジンジャーソース
撮影:ワタシト編入部

同じフライパンにりんごと生姜を入れ、軽く炒める。油は足さなくて大丈夫。さっきまで豚肉がいた場所には、ちゃんとうまみが残っています。

りんごが少し透き通り、「あ、いい匂い」と思ったら、アップルジンジャーソースの調味料をすべて加える。

4
仕上げる
アップルジンジャーソースのポークソテー
撮影:ワタシト編集部

豚肉をフライパンに戻し入れ、ソースをさっと絡める。ここで張り切って煮詰めすぎないのが大事。煮詰めすぎると、ソースは急に重たくなり、豚肉も無口になります。全体がなじみ、豚肉に火が通ったら完成。

特別なことをしていないのに、ごちそうに見える理由

アップルジンジャーソースのポークソテー
撮影:ワタシト編集部

このポークソテーは、難しい工程も特別なテクニックもありません。それなのに、食卓に出すと少しだけ背筋が伸びる。その理由は、味の組み合わせにあります。

りんごの甘さと生姜の香り

りんごの自然な甘みと、生姜のきりっとした香り。この組み合わせが、いつもの豚肉を冬向きの表情に変えてくれます。

“ソースがある”だけで、特別感が生まれる

焼いただけのお肉でも、ソースがあると不思議とちゃんとして見える。それだけで、今日は外で食べたみたいな気分になります。

おしゃれは、レシピより“出し方”で決まる

味が整ったら、次は見せ方の話。ここで少しだけ意識を変えると、印象が大きく変わります。

盛りすぎない。全部かけない

ソースは控えめに。全部かけず、少し残すくらいがちょうどいい。

ワンプレートにしないだけで雰囲気が変わる

皿を分ける。
グラスを変える。
クロスを一枚敷く。

料理より先に、気分を整えたほうが早い日もあります。

料理は、自分をご機嫌にする手段でいい

最後に、今日の一皿をどう受け取るかの話を。
料理は、評価されるものじゃなくていい。完璧じゃなくていいし、毎回うまくいかなくてもいい。「簡単だけど好き」な一皿があるだけで、夜はずいぶん楽になります。

この連載では、これからも簡単なのに、食卓に出すと気分が上がるレシピを紹介していきます。
今日の一皿が、明日の自分を少し助けますように。

※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
※本記事に掲載する一部の画像はイメージです。
※本記事の内容の真実性・確実性・実現可能性等については、ご自身で判断してください。本記事に起因して生じた損失や損害について、編集部は一切責任を負いません。
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執筆者
ライター
おだりょうこ
猫と旅、音楽と映画で形成されたライター&エディター。旅欲が止まらない旅ジャンキー。料理は作るの食べるのも好き。日々の暮らしにひとさじほどの丁寧さを意識することを心がける日々。
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