
革財布の正しいお手入れの仕方とは?おすすめのブラシ・クリームや頻度まで徹底解説
革財布のお手入れについて解説。革財布の楽しみは長く使っていくことで楽しめる経年変化ですが、そのまま使い続けるだけでは経年劣化してしまいます。革財布をいい状態で長く愛用するにはお手入れが重要。今回は正しいやり方やおすすめのブラシやクリームなども紹介します。
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革財布を使い始める前のお手入れが大切!
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革財布は購入したらすぐ使うのではなく、使い始める前にしておきたいお手入れがいります。まずは、保革クリーム(オイル)を使って革財布を保護しましょう。
保革クリーム(オイル)というのは、別名「保湿クリーム(オイル)」とも言われますが、革製品に適度な湿度を与えてくれるクリームです。革に水は厳禁ですが、しっとりした質感を保つには適度な油分は必要。
おろしたての革財布は、油分が少なくダメージを受けやすい状態なのです。

[エム・モゥブレィ] 靴 革小物用栄養・保革クリーム ソフトレザー対応 デリケートクリーム
おすすめの保革クリームはこちら。色が付いていないので、革財布だけでなく、革クリームとして使ったり、いろいろな革製品に使うことができます。まずはこれを持っておけば間違えないという商品です。
革財布を購入して最初にするお手入れ方法
では実際に、革財布に保革クリーム使い方を解説していきます。
・やわらかい布1~2枚
・防水スプレー
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革財布に保革クリームをつけすぎてしまうのもよくありません。布の先に少しクリームをつけるぐらいで十分です。
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革財布に少しずつおいて、均一に伸ばしていきます。
クリームと革の種類によっては相性が悪いことも。最初に目立たないところに塗って様子を見るといいでしょう。
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風通しの良い日陰に30分ほどおいて乾燥させます。完全に乾燥させるようにしましょう。
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最後に防水スプレーを吹き付けて、革財布を使い始める前のお手入れ完了です。防水スプレーを使っておくと水に強くなるのはもちろん、少しの汚れならしっかり予防できるのでおすすめです。
防水スプレーを吹き付けたあとは、風通しの良い日陰で20分ほど乾かしましょう。
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磨くというよりは、布で軽く拭くイメージでツヤを出していきましょう。

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おすすめのクロスを挙げるならこちら。コットン素材で革製品のお手入れ用の商品です。クリームを塗るときはもちろん、仕上げの艶出しにも使えます。34×34cmの大きいサイズなので、折りたたんでいくつかの面を使い分けて使うこともできます。
革財布を大切に使うための普段のお手入れの仕方

ここからは革財布を大切に使うための普段のお手入れ方法を紹介します。
・やわらかい布 2枚
・保革クリーム
・防水スプレー
革製品のお手入れの基本は「ブラッシング」。ブラッシングで革財布についた汚れやホコリを取っていきましょう。

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おすすめはやわらかい馬毛のブラシ。革財布はもちろん、革靴やバッグなどもやさしく掃除することができます。
しかし、普段のお手入れは「ブラッシング」だけでは不十分。定期的に保革クリームで油分と水分を補いましょう。頻度としては、月に1回ほど。多くても2週間に1回程度がおすすめです。それ以上やると、かえって革財布を傷めてしまうので注意してください。
革財布の汚れやカビ、傷はどうお手入れすればいい?
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革財布のお手入れ方法がわかっていても、それだけでは対処できない場合があります。たとえば濡れてしまったときや、カビが生えたとき、傷がついたときなど。そんなときでも自分でお手入れできるよう、対処法を知っておきましょう。
革財布が汚れてしまったら…
革財布が汚れてしまった場合、少しの汚れ程度であれば布で拭き取ればキレイになります。拭き取るだけでは落ちない汚れには、革専用の消しゴムが効果的です。

ソフト99(SOFT99) 革専用汚れ落とし消しゴム表皮革・ヌメ革用
消しゴムなら水や洗剤を使わないので、シミが残らないのがうれしいところ。革財布だけでなく、靴やカバン、洋服にも使用可能です。
革財布が濡れてしまったら…
革財布が濡れてしまったときはどうしたらいいのでしょうか。革に水は大敵。気をつけていたけど、濡れてしまった場合はなるべく早くお手入れしましょう。
濡れてしまったら、すぐに乾いた布で水分を拭き取りましょう。そのときは布を押し当てるようにするのがポイント。布でふきとったあとは風通しのよい日陰で陰干しして、完全に乾かしましょう。
早く乾かしたいからと、直射日光に当てたり、ドライヤーを使うのはやめましょう。革に必要な水分まで逃げてしまい、かえって革財布を傷めることになります。
革財布にカビが生えてしまったら…
久しぶりに使おう革財布を出したらカビが生えていたという場合の対処法を紹介します。
・アルコールスプレー
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まずは、固く絞った布でカビを拭き取ってみましょう。こすらず拭き取るイメージでやさしく取り除きましょう。少量のカビならこれでキレイになる場合があります。
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水だけでは綺麗にならなかったカビには、アルコールを試してみましょう。このときのポイントも、こすらずに拭き取るようにしましょう。
スエード革の場合
スエード革の場合は起毛加工されているので、布で拭き取るだけではキレイになりません。専用のブラシを使って、ていねいにカビを取り除きましょう。

[コロンブス] 靴磨き・シューズケア 起毛革用 スエードブラシC
こちらはゴム製のブラシが3種類、樹脂製のブラシが1種類の、計4種類のブラシが1つになっています。淡い色のスエードから濃い色のスエードまで幅広く活躍してくれます。
革財布に擦り傷がついてしまったら…
何かの拍子に革財布に傷をつけてしまうことも。すれてしまった傷は、クリームを塗り込んだり、染色スプレーを使ったりして目立たなくすることもできますが、染色などは初心者がやると失敗しがち。
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こちらのお財布は「美靴工房」さんというプロの職人さんに実際に修理してもらった革財布。かすれてしまったところがまるで新品のように生まれ変わっています。
大切な革財布なら、職人さんに修理を依頼するのがおすすめです。
革財布のシミのお手入れ方法は?
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革財布が雨などでぬれてしまった場合、水シミなどが付いてしまうことがあります。革財布のシミは、実はあえて表面を濡らすことで取ることができます。
しかし、何も考えずに濡らしてしまえばさらにシミが広がって大きくなってしまうことも。シミ抜きの際には、細心の注意を払って作業をしましょう。
どんなシミなら落とせるの?
革財布のシミ抜きは、雨にぬれた場合だけでなく、コーヒーやお茶などがこぼれてできてしまった場合も同様に可能です。ただし飲み物をこぼした場合は、雨などよりも濃いシミになることが多いので、まずはすばやくふき取ることが肝心です。
・革用クリーム
革財布の濡れたところを乾いたタオルで拭きます。こすって拭くのではなく、軽くたたいてふき取ることがポイントです。
濡れタオルでたたくようにシミ周辺を拭きます。このとき、びしょびしょに濡れたタオルはNG。水に濡らして固く絞ったタオルで行いましょう。
次に約1~2時間ほど自然乾燥させます。このとき色むらなどの原因となってしまう可能性があるので、直射日光やドライヤーなどを使うのは避けましょう。
最後に革用クリームで全体をなじませて完了です。家にあるものでお手入れしたいという場合は、ハンドクリームでも代用可能です。
ただし専用品ではないので自己責任の上、まずは目立たない場所でテストしてから全体に使用しましょう。
今回は革財布のお手入れについて解説していきました。基本的には自分でできることばかり。しかしひどく傷ついたり、汚れてしまった場合は職人さんに対処してもらうのがおすすめです。日々のお手入れで革財布を保護しながら、経年変化を楽しんでみてはいかがでしょうか。
※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
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