
ピカールの使い方完全ガイド|車・シンク・プラスチックもピカピカに
車のボディ、バイクのパーツ、自転車、キッチンのシンクと、ちょっとした汚れやくすみが気になることってありますよね。そんな時に便利なのが「ピカール」です。でも、正しい使い方を知らないと、鏡面にならなかったり傷をつけてしまうことも。この記事では、ピカールの基本的な使い方から、素材別のポイント、磨いた後のケアまで、丁寧に解説します。
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目次
ピカールとは?

「名前は聞いたことあるけど、実際どんなもの?」という方も多いはず。ピカールは金属磨き用の研磨剤で、アルミやステンレスなどの金属をピカピカに仕上げる定番アイテムです。
クリーム状・液体状がある
布につけてこするだけで汚れやくすみを落とせます。
ホームセンターでも買える手軽さ
身近なアイテムなので初めてでも挑戦しやすいのが特徴。
使える素材が幅広い
車やバイクのパーツ、自転車、キッチンのシンクなど、さまざまなものに応用できます。
ただし、ピカールは万能ではなく、向いていない素材に使うと傷や曇りが残ることもあるので、後ほど紹介する「使えるもの・使えないもの」を必ず確認してから使うのがおすすめです。
日本磨料工業 純正品 ピカールケアー
日本磨料工業 ピカール 金属磨き 300g
ピカールで磨けるもの・磨けないもの
どこにでも使えると思っていたら、素材によって向き不向きがあるのがピカール。うっかり使ってしまって後悔…なんてことにならないよう、まずは磨けるもの・磨けないものを押さえておきましょう。
磨ける素材
・車・バイクの金属パーツ
・キッチンシンク(ステンレス製が中心)
・表面が硬いプラスチック製品(表面の軽いくすみや傷)
磨くのを避けた方が良いもの
・硬化していない木材やラッカー塗装
・強く研磨すると傷がつきやすい柔らかいプラスチック素材
ピカールの基本的な使い方

初めて使うとき、「これで本当にピカピカになるの?」と不安になるもの。ちょっとしたコツを知っておくだけで、鏡面仕上げもグッと簡単になります。
・柔らかい布
・水または中性洗剤(後処理用)
ピカールは少量で十分。つけすぎると逆に磨きムラの原因に。
車やバイクの場合は力を入れすぎず、表面に均一に広げるのがコツ。
鏡面にならない場合は、磨き方や布の選び方を見直すと効果的。
磨いた後は乾いた布でしっかり拭き、残ったピカールを取り除く。
素材別の使い方ポイント

「同じピカールでも、素材によって扱い方が違う」というのはよくある悩み。ここでは代表的な素材ごとに、気をつけたいポイントを紹介します。
車・バイク・自転車
ピカールで金属パーツを磨いた後、コーティング剤を塗るとツヤが長持ちします。塗装面は避けるか、専用のコンパウンドを使うと安心です。
キッチンシンク
ステンレス製シンクなら、ピカールで磨いて鏡面仕上げも可能。デメリットとして、力を入れすぎると細かい傷がつくので注意を。
プラスチック
軽いくすみや小傷なら、ピカールで磨くと透明感が戻ります。表面が柔らかいので、布で優しく磨くのがコツ。
アルミ
アルミは酸化しやすいので、磨いた後はコーティング剤やオイルで保護すると長持ち。
磨いた後の後処理
「磨いたのはいいけど、放置して大丈夫?」と不安になる方も多いはず。ピカールで磨いた後は、表面に研磨剤が残らないよう丁寧に拭き取ります。とくにシンクや食器は水洗いを必ず行いましょう。磨いた金属には、ワックスやコーティング剤を塗ると鏡面の輝きが持続します。
ピカールの種類と選び方
ピカールは粗め・中目・細目:研磨力の強さで選びます。ピカールより細かいメタルポリッシュや液体コンパウンドなどの研磨剤を使うと、さらにピカカピかな鏡面仕上げに。研磨剤はダイソーなどでも購入可能ですが、純正品と比べると成分や効果に差があります。
ピカールを使う上での注意点
「ピカールで磨いたけれど、思ったほど鏡面にならない」という声は少なくありません。実はピカールの使い方にはちょっとしたコツがあり、間違った方法だと効果を実感しにくいようです。注意点とともにコツ・ポイントを紹介しましょう!
力を入れすぎない
強くゴシゴシと磨くと、研磨剤の粒子が深く入り込み、逆に細かい傷を増やしてしまいます。ピカールは布に少量取り、“なでるように”円を描きながら磨くのがポイントです。
柔らかい布を使う
「ピカール 使い方 布」としてよく検索される通り、布選びは仕上がりに直結します。おすすめはマイクロファイバークロスや柔らかい綿の布(使い古しのTシャツも◎)専用の「ピカールクロス」です。反対に、目の粗いタオルや固いスポンジは傷の原因になるので避けましょう。
ピカールクロス
鏡面仕上げにするための工程
ピカール単体でもツヤは出ますが、鏡面に仕上げたいなら“段階的な磨き”が必要です。
・さらに細かい研磨剤(#3000以上のコンパウンドやメタルポリッシュ)で仕上げる
・柔らかいクロスで拭き上げる
この「二段階磨き」で、映り込むほどの鏡面になります。
素材別のおすすめコーティング方法

ピカールで磨いた後、そのまま放置すると金属が酸化してすぐに曇ってしまいます。仕上げにコーティングをすることで、美しい輝きを長く保つことができます。
車・バイク・自転車の金属パーツ
ワックスやガラス系コーティング剤を薄く塗布する。
キッチンのシンクや蛇口
食器用中性洗剤で洗浄後、水気を完全に拭き取る。 防汚・防水効果のあるコーティング剤を塗布。
アルミやステンレス製品
金属専用の保護剤やクリアコートスプレーで表面を保護。屋外で使う自転車、ガーデン用品などには防錆スプレーを使うと、雨や湿気によるサビを防げる。
ピカールを使いこなして毎日をピカピカに

ピカールは、正しい使い方を知っていれば、車やバイクの金属パーツ、キッチンシンク、プラスチック製品など、あらゆるものを輝かせる頼もしい存在です。
ちょっとした工夫で、日常のアイテムが新品のようによみがえるピカールは家庭に常備しておきたいアイテム。ピカールの扱いに慣れれば、毎日の掃除やメンテナンスがもっと楽しくなることでしょう。
※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
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