
マットレスのダニは退治→除去→予防の3つの手順!簡単ステップで清潔に保つ方法
マットレスのダニの駆除方法を解説。こまめに掃除していてもくしゃみが止まらなかったり鼻水が出たり…。でも、マットレスって洗えないし干せないですよね。ダニ退治できるのか!?とお悩みのあなたに、マットレスのダニ退治、除去、予防する方法を解説します。
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目次
ダニの生態とは?発生しやすい条件

ダニとは、クモやサソリの仲間で大きさは0.2ミリほど。目で見つけるには小さい生き物です。人間以外にも犬や猫に付いたり、吸血するものもいるそうです。そんなダニの好む環境はこちら!
・湿度50%
・フケ、垢
・暗闇
この4つの条件からイメージできるものは…?そう、「お布団」です。寝室に入るとかゆみやくしゃみが止まらないという人がいるかもしれませんが、それはダニが原因である可能性が高いです。
気をつけるのはダニの死骸!
かゆみやくしゃみなどを引き起こす原因となりやすいのは、生きたダニよりも、死骸やフンだといわれています。それらを除去するには、掃除機を使うだけではあまり効果は期待できません。
ダニとサヨナラするのに必要なステップは、「退治」「除去」「予防」の3つのステップを踏むことが重要です。
ステップ1:ダニを退治

まずはダニを退治しましょう!さまざまな方法がありますが、効果が期待できるものを4つ紹介します。
マットレスの側生地を洗濯する

マットレスには、側生地(カバー)が付いているものがあります。それを外して洗濯機で洗い、乾燥機の熱でしっかりと乾燥させましょう!ダニは高温・乾燥が苦手なので、この方法でやっつけることができます。
でも最近の低反発のマットレスは取り外しが不可能なものも…。そんなときは違う方法を試してみてください。
クリーニングに出す

クリーニングに出すと、ダニだけでなくマットレスのカビや汗じみの汚れもキレイにしてくれます!お値段の相場はこんな感じ。
・ダブル:12,000円~
他の方法と比べると費用がかかってしまいますが、自分で掃除する手間が省けるのでラクチン!どんな手順でやってくれるんだろう?と疑問に思う方はこちらの記事を読んでみてください。
あわせて読みたい:プロによるマットレスクリーニングで汚かったマットレスがきれいに!
プロにクリーニングを依頼すると、まずはゴミを吸引し、スチームクリーナーでマットレスの汚れを浮き出す作業に。そして電解水を使ってバキューム洗浄するのですが、洗浄した水が茶色くて汚れているのを実感できます。最後に乾燥して終了。約3時間でマットレスがあっという間にきれいになりますよ。
布団乾燥機を使う

布団乾燥機を使ってダニを退治しましょう!布団乾燥機は熱風を出して布団を乾燥させるもので、家電量販店に行けば1万円前後で購入できます。
1回では効果が不十分かもしれません。なぜなら、熱風を送ると、ダニがマットレスの深部に逃げてしまうから。念には念を入れて、朝晩2回やることをおすすめします。
マットレスの素材を確認しよう
ウレタンなど低反発マットレスの素材は、熱風で傷んでしまう可能性があります。熱風の温度を確認して使ってください。
ダニ駆除薬剤を使用する
最後の退治方法は化学の力!布団・マットレス対応のダニ駆除剤があるので、探してみてください。

ダニがいなくなるスプレー 駆除 防止 ソープの香り 300mL

ダニアース スプレー ハーブの香り 300ml

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ステップ2:ダニの除去

マットレスのダニを退治し終えたら、今度はダニアレルゲンを除去する作業にいきましょう。ダニの死骸、糞、抜け殻などアレルギーを引き起こす恐れのある物質のことを指します。これを処理しないと、アレルギーが悪化してしまう恐れがあるんです。
ダニ除去する方法はいたってシンプル。マットレス表面に掃除機をゆっくりかけていくだけ。

マットレスの頭、外カバーの縫い目のすき間を吸い取る
この部分はダニが多く潜んでいる場所。念入りにやっていきましょう。掃除機をかけ終わって、灰色の細かな粉が取れていればかなりの収穫です。
ステップ3:ダニの予防

いよいよ最後の手順!ダニを退治して吸い取ったら、ダニが発生しないように予防対策をします。予防方法は3つあるのでみていきましょう。
除湿敷きパッドを使う
ダニが好むものの1つが湿気です。除湿機能を持った敷きパッドは、ダニが繁殖しにくい環境を作るので予防に繋がります。マットレスの上に敷くだけなので簡単ですね。

クモリ(Kumori) 除湿シート シングル 「高吸湿力」
おすすめのパッドはこちら!湿気をグングン吸い取ってくれる素材が使われています。マットレス以外にも、カーペットや押し入れ収納にも使えて便利。
寝室の窓を開ける
お金を使わない方法は、換気。寝室の窓を開けて定期的に換気をしましょう!風で湿気を取り、ダニが住みにくい環境にします。
掛け布団をめくる
朝起きた後、掛け布団をそのままにしていませんか?しっかり干さないと湿気が溜まり、ダニが住みやすくなってしまいます。
いつも晴れているわけじゃないし時間ない!という方には、部屋干しする方法があるのでこちらの記事を読んでみてくださいね。
あわせて読みたい:布団は部屋干しでもふかふかに!週に1回干すだけで快眠が手に入る!
ダニアレルギーをもっと詳しく!

ここまで、ダニを退治する方法や予防法をお伝えしてきましたが、ダニアレルギーのことをもう少し知っておきたいですね。意外に知らないダニアレルギーを起こすダニの種類や、マットレス以外にも潜んでいる可能性について知っておきましょう。
ダニアレルギーを起こすダニの種類
ダニの死骸やフンを吸い込んでしまうことで発症するダニアレルギー。このアレルギーは、どんなダニでも起きるのでしょうか?
日本の家屋に住んでいるダニは大きく分けて2種類。「チリダニ」と「ツメダニ」がいるのですが、ダニアレルギーを引き起こすのはこのうち「チリダニ」です。ちなみに、ツメダニは人や動物を刺すことで、かゆみや痛みの原因になります。
チリダニは人を刺したり血を吸ったりすることはなく、マットレスの中で人の皮脂や垢、フケなどを食べ、繁殖するといわれています。チリダニの種類には「ヤケヒョウダニ」と「コナヒョウダニ」とがいて、5~7月に繁殖、真夏には死んでしまいます。
そして秋先にはチリダニが繁殖したときの大量のフン、乾燥した死骸が粉々になって舞うことで症状が重くなります。マットレスの掃除をするなら、このタイミングを逃さないようにしましょう。
・夏の終わりにこっそり繁殖していたダニを徹底的に除去
マットレス以外にもダニアレルギーが発生する可能性が!?
マットレスはダニの温床になりやすい場所ですが、他の部分にもダニは潜んでいます。特に、25~30℃くらいの温度、60~80%くらいの湿度で繁殖しやすいため、危ない場所は定期的に退治と予防を心がけましょう。
マットレスと同じくらいダニに気をつけたいのは、なんといっても寝具です。敷布団、掛け布団、枕、シーツなど、こまめに洗濯してダニを防ぎたいですね。
その他にも、クローゼットや押し入れなどの通気性が悪い場所、畳やじゅうたんなどは、ダニが発生しやすい場所だといわれています。押し入れやクローゼットは換気を行ったり、湿気取りアイテムを使ったりして、乾燥した状態を保ちましょう。
畳は掃除機をかけたり、干したりするのが有効。じゅうたんや大きめのラグを使っているので洗えないという場合は、思い切ってフローリングやパズルマットへ変えてしまうのも良い手段です。
見落としがちですが、エアコンの中もダニが増えやすい場所の一つ。こまめなフィルター掃除で対処できますが、それだけではアレルギー症状が出る場合は、プロの業者にエアコン内部を丸ごと掃除してもらいましょう。
マットレスのクリーニングの頻度はどれくらい?

迷うのがマットレスのクリーニングの頻度。そこで、クリーニングのプロに「どのくらいの頻度で、ベットクリーニングをお願いするのが望ましいですか?」と聞いてみました!たくさんのプロの意見の中から一部を紹介します。

ライフクリエイトさん(千葉県)

イオンウォッシュ周智(テクノス・ジャパン浜松)さん(静岡県)

イオンウォッシュ旭川(Clean Assist Technical Service)さん(北海道)
シミがついた時はすぐにでも。
まとめ
いかがでしたか?ダニ退治には見落としがちなマットレス。退治→除去→予防しないと、ダニを倒すことはできません!ダニのいないマットレスで安眠できるようマメに掃除しましょう。
※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
※本記事に掲載する一部の画像はイメージです。
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