
布団の天日干しのやり方を徹底解説!効果のある干し方やかかる時間はどのくらい?
今回は布団の天日干しについて徹底解説。天日干しをしているのに、じめっと感や臭いが変わらず意味がないような気がするという場合は、間違った方法でお手入れしているかもしれません。意外と知られていない間違ったお手入れ方法だけでなく、正しい天日干しの仕方、さらには繊維別のおすすめの頻度や時間まで解説しています。
目次
それでは意味ない?!布団を天日干ししてるのに変わらないのは「あること」をしているから
.webp)
布団を天日干ししたはずなのに、なぜか布団がじめっとしている、まだダニの気配を感じる…。そのような場合は間違った方法で、布団を天日干ししている可能性があります。
一番やってしまいがちなのが、布団叩きで布団を叩くという行為。実は、布団叩きは撫でるように使わないといけないのです。
布団たたきで布団を叩くと、ダニやホコリなどの肌を傷つける原因となるアレルゲンが砕かれてしまって粉々になります。その砕かれたものが部屋の中の湿気とくっついてしまい、結果布団がじめっとする原因になってしまうのです。
布団の正しい天日干しのやり方とは

ここからは正しい布団の天日干しの仕方を解説。布団叩きの正しい使い方もあわせて紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
まずは天日干しをするときの注意点から。布団を天日干しをする際は、布団カバーをつけてするようにしましょう。理由は布団の繊維は傷みやすいものが多いから。とくに羽毛や羊毛は動物繊維なので注意が必要です。
・布団叩き
・布団カバー
布団の繊維を傷つけないために、必ず布団カバーをつけて干すようにしてください。日差しが良くて風通しの良いところに伸ばして干します。落ちないように布団用の洗濯バサミで留めておくのもいいでしょう。
このとき、布団の繊維の種類によって干す時間が違うので注意して干しましょう。繊維別にどのくらい干すべきなのかは、後ほど説明していきます。
先にも触れたように、ここで布団を叩いてしまうとダニやホコリが粉々に砕け散ってしまいます。叩かずに汚れを落とすように下にスライドさせていきます。
表面を干した手順と同じように干しましょう。
表と裏が干せたら、布団が落ちないように注意しながら取り込んで終了です。
布団の天日干しは何分すればいい?繊維別のおすすめ頻度や時間、タイミングを紹介

お気に入りの羽毛布団を時間をかけて天日干ししたら、干す前より羽に偏りが出てしまった。綿布団を干したら、乾燥してしまったという経験はありませんか?
布団は、繊維の種類に合わせて干す時間を変えないとすぐに傷んでしまうことがあるのです。ここでは、布団を干すのに望ましい繊維別のベストな布団干し時間を紹介します。
綿布団
綿は日差しに弱く、長時間干していると傷んでしまいます。天日干しの頻度は月に1~2回がベストです。
天日干し時間は、夏の紫外線が強い時期なら午前中のみ、冬は紫外線が強くないため正午から3時間ほど天日干しすると効果的です。
羽毛・羊毛布団
羽毛と羊毛は綿以上に紫外線に弱いため、季節関係なく風通しの良い場所に干すようにしましょう。こちらも、月に1~2回干すのがベストです。
天日干し時間は正午から午後の日の入り時間までの1~2時間です。ナイーブで傷つきやすいため、布団叩きで撫でるときは綿布団より優しく撫でるようにしましょう。
正しく布団の天日干しをして快適な睡眠を!
今回は布団の正しい天日干しの仕方を紹介しました。意外と知らない正しいやり方。繊維によっても違うとは知らなかった方も多いのではないでしょうか。
ただしく天日干しをすれば、布団がふわふわと柔らかくなって気持ちがいいだけでなく、カビやホコリ、ダニなどの対策にもなります。ぜひ正しく布団を天日干しをして、快適な睡眠ライフを送ってみてはいかがでしょうか。
あわせて読みたい:綿・羊毛・ポリエステルの布団の洗濯方法を解説!洗濯できない素材とは?
※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
※本記事に掲載する一部の画像はイメージです。
※本記事の内容の真実性・確実性・実現可能性等については、ご自身で判断してください。本記事に起因して生じた損失や損害について、編集部は一切責任を負いません。
















