
リーガルの靴修理の料金の相場は?靴のプロに聞いた参考価格と修理例をまとめて紹介
リーガルの靴を修理したい。ビジネスシーンでは定番の日本を代表する靴ブランドであるリーガルを、愛用しているという方は多いのではないでしょうか。そこで今回はリーガルの靴を修理するとなると料金はいくらかかるのか、またどの程度まで修理が可能なのかを靴のプロたちに聞きました。実際の修理例と価格を紹介するので、参考にしてみてください。
目次
リーガルの紳士靴のオールソール交換
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リーガルの修理例
| 修理をした職人さん | 靴修理かみとりさん |
| 修理内容 | オールソール交換 |
| 型番 | ウイングチップ |
| 参考価格 | 12,960円 |
オールソール交換とは、その名の通り靴底のソールを全面まるごと交換することをいいます。
今回、靴底の前半分とかかとの部分がすり減ってしまったリーガルのウイングチップの「オールソール交換」をしました。
リーガルのオールソール交換の特徴は?
リーガルのオールソール交換において、はずせないのはウェルトです。
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靴のウェルトとは、靴底とアッパー(足の甲を覆っている部分)をつなぎ合わせる部分のこと。写真の矢印が指している部分のことで、コバや細革と呼ばれることもあります。グッドイヤー・ウェルト製法で作られた靴のオールソール交換では、一度ウェルト部分の縫い目を解いて古いソールをはがした後、新しいソールを再びウェルト部分に縫い付けます。
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アッパーとインソール、そしてウェルトを縫い合わせたあと、アウトソールとウェルトを縫い合わせる靴の製法です。
一般的に、腕の良い職人さんが元の縫い目に沿ってきれいに縫い付けたとしても、ウェルト部分の劣化はある程度避けられません。
リーガルの場合、ウェルトの部分がしっかり作られているのが特徴。見た目にも、縫い目以外の余白部分が十分にあることが分かります。ウェルトの作りがしっかりしていることから、オールソール交換を数回しても問題ない耐久性を持ち合わせているのです。
オールソール交換で靴底が新品のように
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オールソール交換できれいになるのは、底面だけではありません。上記の画像を見れば分かる通り、あんなにすり減っていたかかと部分も、すっかり元通りに。
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つま先も、半分以上削れていた部分が嘘のような仕上がりです。靴の種類や用途によって革底だけでなく、様々な種類の靴底に交換することが可能です。まずはお気軽に、見積もりをご依頼ください。
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リーガルの紳士靴のつま先の傷補修
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リーガルの修理例
| 修理をした職人さん | 靴修理工房REPAIRISTさん |
| 修理内容 | つま先の傷補修 |
| 参考価格 | 4,320円 |
こちらはリーガルの革靴のつま先の傷補修です。転んだときに靴のつま先がズズッとすれてしまったそう。かなり派手にすりむけていますね。傷を目立たなくしてほしい、という要望のもと、つま先の傷補修をします。
今回のつま先の傷補修は、どのような修理?
まず、すりむけてしまった革の表面に、革専用の「パテ」を盛ります。パテとはペースト状の補修材で、一般的には建築や模型造形に使われます。パテを多めに盛っておいて、後からサンドペーパーで削り表面を整えます。
このままでは靴の色とパテの色が違い、補修箇所が目立ってしまうので着色します。最後に、靴を磨いたらつま先補修の作業は完了です。
今回のリーガルの靴修理のこだわり
今回の修理は、傷を目立ちにくくして自然に仕上げるよう心掛けました。その際、ポイントになるのは着色と最後の磨きです。元々の靴に近い色を使うのはもちろんのこと、磨きを加えることで色の境目が見えないようにします。
リーガルの靴は丈夫に作られているので、こまめなメンテナンスと修理でより長持ちさせることをおすすめします。靴のお悩みや修理の相談等、お気軽にお尋ねください。
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リーガルの紳士靴のインソール交換

リーガルの修理例
| 修理をした職人さん | 有限会社マイスタースミスさん |
| 修理内容 | インソール交換 |
| 参考価格 | 1,500円 |
こちらはリーガルの靴のインソール交換です。中敷きのかかと部分がすり減っていて、このままだと靴を脱いだときに目立ってしまいます。履き心地を良くするためにも、インソール交換をしましょう。
今回のインソール交換は、どのような修理?
古いインソールを取り外して、型をもとに新しいインソールを切り出します。インソールにも種類があり、主に革製とラバー製の2つに分けられます。革製のインソールはかかとや母指球のあたりが擦れやすく、色落ちしやすいというデメリットがあります。
ただ、履き心地は革製のインソールの方がいいというメリットがあります。今回は、革製で元々の色に似たインソールを使用。切り出したインソールを靴の中に敷いて、革を軽く磨いたらインソール交換の作業は完了です。
インソール交換のメリット
インソール交換は、靴修理の中では料金も安く、比較的頼みやすい修理。インソールの色を黒にすれば、汚れが目立ちにくくなるのでおすすめです。またラバー製に変えれば、劣化しにくくなるのもポイント。クッションが弱くなって、履き心地が悪くなった靴もプロの手で蘇ります。
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リーガルの靴の修理をすすめる理由とは
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リーガルの靴に傷ができてしまったからと言って、タンスの肥やしにしたり、捨ててしまうのはもったいないこと。そもそもリーガルの靴は、修理することを前提にして作られていることも魅力のひとつ。「修理をしてまた履く」のがおすすめです。
革靴は履きこむほど、その人の足の形にフィットしていきます。履きなれたリーガルの靴を修理して長く愛用していきましょう。
リーガルの靴を修理に出すなら、まずは無料見積もりを
修理の頼みかた簡単3ステップ
1.写真を撮る
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写真を撮って、頼みたい職人さんに送ります。
2.相談する
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修理内容の提案や金額の見積もりが届きます。職人さんと相談して修理内容を決めます。
3.直したいものを送る
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職人さんに直したいものを送ります。
修理は頼みたいけど、
・修理にいくらかかるのかが不安
・修理可能なものなのか分からない
と悩んでしまうことも…。そこでおすすめしたいのが「あなたのマイスター」での無料見積もり。 ネットで今すぐ職人さんに、直接無料でリーガルの靴修理の見積もりをお願いすることができます。
手順もとっても簡単で、写真を撮って必要な項目を入力するだけ。一度に複数の職人さんに見積もりをおねがいすることもできます。後日、依頼した職人さんから修理メニューや費用などの見積もり内容の連絡が届くので、内容を確認して修理を検討してみてはいかがでしょうか。
リーガルの靴を長持ちさせるための3つのコツ
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今回はリーガルの靴を修理した際の実際の料金や、ビフォーアフターを紹介しました。もちろん修理も大切ですが、リーガルに限らず革靴は日々のメンテナンスで長く履けるかどうかが大きく変わります。最後に長持ちさせるための3つのコツを紹介します。
ひとつ目は定期的に靴クリームを塗り、革に栄養を与えましょう。靴についた軽い傷がブラッシングをしても消えなくなったら、靴クリームを塗るタイミングです。
2つ目は履く頻度。毎日のように続けて履くことは靴によくありません。2~3足をローテーションして履くことで、靴を休ませてあげることが大事です。
そして最後は、履かない時にはシューキーパーを入れて保管するということ。シューキーパーを使うことで、型崩れやひび割れを防ぐだけでなく、除湿効果・脱臭効果を得られます。
日々のメンテナンスをしっかりと行えば修理から返ってきたときはもちろん、おろしたての段階からリーガルの靴をきれいなまま長く履き続けられます。ぜひ正しくお手入れ、そして修理をして大切に履いていきましょう。
※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
※本記事に掲載する一部の画像はイメージです。
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