ワタシト by YOURMYSTAR

暮らしに役立つモノ・コト・アイデア

今、注目されている家計簿アプリ20戦!
更新日: 2025年12月11日

【実践】リチウムイオン電池の処分方法とは?膨張したモバイルバッテリーの捨て方も解説

この記事をシェアする

リチウムイオン電池の処分方法を間違えると、火災やケガの原因になることがあります。正しく捨てることで、安全に処分ができます。本記事では、リチウムイオン電池の捨て方を解説。膨張している場合や本体から取り外せないといったものの対処方法も紹介します。実際にワタシがモバイルバッテリーを処分した様子もお届け!

本記事内ではアフィリエイト広告を利用しています

リチウムイオン電池はどうやって処分する?

リチウムイオン電池は、充電することで繰り返し使えて便利でエコですよね。しかし、正しく処分しないと火災やケガの原因になります。そうなると、捨てるのが面倒に感じてついつい家に溜め込んでしまう…なんてこともありますよね。

ここ10年間でリチウムイオン電池が原因の火災は年々増加(※)しており、ニュースで見たという人も多いはず。リチウムイオン電池は、リサイクルに出すのが基本です。正しくリサイクルに出して火災やケガを防ぎましょう!

※参考:リチウムイオン電池搭載製品の出火危険 | 東京消防庁

リチウムイオン電池が使われている主な製品

リチウムイオン電池製品一覧
イラスト:ワタシト編集部

リチウムイオン電池はリサイクルが基本ですが、具体的にどのような製品に使われているでしょうか。主にモバイルバッテリーやワイヤレスイヤホン、ハンディファン、加熱式タバコなどに使われています。

リチウムイオン電池の処分方法

処分方法店舗で回収自治体で回収
メリット近くに対象店舗があれば利用しやすい・一部自治体では指定された日に回収してくれる
・リサイクルマークがない製品でも回収してくれる
デメリット・対象店舗まで行く必要がある
・リサイクルマークのある製品のみ回収
回収がない自治体では事業所に持ち込む必要がある

リチウムイオン電池を処分してもらう前には、必ず絶縁処理をしておきましょう。絶縁処理は、端子部分にビニールテープやセロハンテープを貼り付けておくだけで大丈夫です。

家電量販店などで回収してもらう

リチウムイオン電池回収店舗
イラスト:ワタシト編集部

JBRC協力店になっている家電量販店などの一部店舗では、リサイクルマークのある小さなリチウムイオン電池を回収しています。

店舗によって異なりますが、基本的に「小型充電式電池リサイクルBOX」などの回収ボックスが設置されているので、そこにリチウムイオン電池を入れるだけです。店頭に回収ボックスがない場合には、店員にリチウムイオン電池を回収して欲しいことを伝えると回収してもらえます。

ただし、リサイクルマークがなかったり、膨張などしている製品は回収対象外となります。

自治体で回収してもらう

リチウムイオン電池回収自治体
イラスト:ワタシト編集部

リサイクルマークがない製品は自治体で回収してもらいましょう。自治体によって異なりますが、地域の事業所にリチウムイオン電池を持ち込むのが基本です。

また、2025年から一部地域では、不燃ゴミや小物金属などで指定の日にゴミとして出すことで回収してくれる場合もあります。

膨張したリチウムイオン電池の処分方法

膨張リチウムイオン電池回収方法
イラスト:ワタシト編集部

リチウムイオン電池を使った製品が膨張している場合、保証期間内であればメーカーに問い合わせをして対応をしてもらいましょう。メーカーによっては回収してくれる場合があります。

メーカーが分からないときや保証期間が過ぎている場合には、各自治体の事業所に持ち込み、処分してもらいましょう。ただし、自治体によって対応が異なる場合があるので、事前に問い合わせをしておくのがおすすめです。

また、処分までに時間がかかるときには、金属製の容器に入れて涼しい場所で保管しておきましょう。

実践!リチウムイオン電池の処分に挑戦

ワタシが使っていた古いモバイルバッテリーの処分に挑戦してみます。こちらのモバイルバッテリーは5年ほど前に買ったもので、充電ができなくなり処分に困っていました。

自治体に問い合わせてみると、ワタシの住む自治体では処理をして回収日に出しておけば、回収してくれるようでした。ただし、そのままゴミ袋に入れて出すだけではNGです。

リチウムイオン電池(モバイルバッテリー)の処分方法
1
端子に透明テープを貼る
リチウムイオン電池処分
撮影:ワタシト編集部

まず、デバイスにつなぐ端子部分に透明なテープを貼ります

リチウムイオン電池処分
撮影:ワタシト編集部

コードの出力部分のすべてに透明なテープを貼ります

2
透明な袋に入れて貼り紙をする
リチウムイオン電池処分
撮影:ワタシト編集部

透明な袋に入れて、口をしっかりと結び、最後に貼り紙をして回収場所に出します。貼り紙には「充電池」や「リチウム」などと書いたり、「モバイルバッテリー」と品目を書くのもおすすめです。もし、膨張していたり、変形している場合には「リチウム膨張(または変形)」と書いておきましょう。

リチウムイオン電池は正しく処分しよう!

リチウムイオン電池を使った製品は、正しく処分しないと自分だけでなく清掃員などがケガをしたり、火災に巻き込まれる可能性もあります。自治体によって処分方法は異なりますが、回収してくれる自治体もあるので、一度住まいのある自治体の処分方法を調べておくと安心です。リチウムイオン電池は、正しく安全に処分をしましょう!

※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
※本記事に掲載する一部の画像はイメージです。
※本記事の内容の真実性・確実性・実現可能性等については、ご自身で判断してください。本記事に起因して生じた損失や損害について、編集部は一切責任を負いません。
※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がユアマイスター株式会社に還元されることがあります。

執筆者
ライター
ワタシト 編集部
ワタシトは暮らしの不便を解決するアイデアや商品を紹介するメディアです。掃除や洗濯、日用品のお手入れ、ハウスクリーニング、家具、家電、生活雑貨の新商品など役立つ情報をお届けします。
この記事をシェアする

あなたにおすすめ

関連記事

おすすめ特集

  1. banner05

    ワタシトJOURNAL | 取材ルポ | サーキュラーエコノミーの活動をピックアップ

  2. 251223_大人の一人旅

    大人の一人旅 | 自由な時間を得た世代のためにお届けする旅行ガイド

  3. 251223_ワタシト愛用品

    ワタシト愛用品 | 編集部スタッフが日常的に使っているおすすめアイテム

  4. 251223_ゆるっとウェルネス

    ゆるっとウェルネス | 暮らしの中で頑張らなくても続けられる健康習慣

  5. 250318_ワタシト特集_長く使う

    長く使う、ずっと使う | 時間が経つほど愛着が湧く一生モノのアイテム

  6. banner06 (1)

    オキシクリーン活用術 | 家中の掃除がこれ1つでOK!オキシ漬けのやり方も解説

他のカテゴリーの記事を見る