
ひとり旅をもっと安心に。大人女性のための“頼れる旅アイテム”ガイド
ひとり旅は自由です。誰に合わせることもなく、好きな場所へ、好きな速度で歩ける。けれど、ときどきあります。「あ、これ持ってくればよかった」問題。スリ対策、荷物の重さ、下着の洗濯。旅はロマンだけでは回りません。わたしは旅のたびに「ああ、次は絶対これ持っていこう」「いや、これは意外といらなかった」と自分に問答をくり返し、それがだんだん“ひとり旅の防災バッグ”みたいになってきました。今回は、そんな試行錯誤から生まれた “持っててよかった/持ってなくて後悔した” を、シーン別に紹介します。大げさな道具は必要ありません。ちょっとした安心が、旅の軽さと自由をぐっと増やしてくれます。
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目次
【スリ・セキュリティ対策】街歩きでも安心でいられるために

ひとり旅でまず気になるのは“荷物”。財布とパスポートが体から離れた瞬間、旅の自由がどこかに逃げていく。だからこそ、最初に整えるべきはセキュリティ。その日の天気より、まずは荷物の守りを固めましょう。
旅慣れているように見られがちですが、わたしは生まれつき“落としもの体質”です。気づけば鍵がない、財布がない。だから海外では“守る仕組み”が不可欠でした。
クレジットカードやパスポートを安全に持ち運ぶ「セキュリティポーチ」
旅先でパスポートを失くしたら、旅はその場で終了です。
わたしは一度、バルセロナのグエル公園の売店にパスポートを置き忘れたことがあります。気がついた瞬間、「私の人生ここで終わるのでは」と思いました(幸いお店のスタッフが保管してくれていた)。以来、薄型のセキュリティーポーチが相棒。服の下に忍ばせると、それだけで肩の力が3割抜けます。多少もこもこしますが、安全には変えられません。

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【荷造り・パッキング】旅のストレスが半分になるアイテム

旅の前日、スーツケースの前で「あれも必要」「これも必要」と立ち尽くす時間。あれ、なんなのでしょうね。持っていけば安心、でも荷物は軽くしたい。この矛盾に、小さなアイテムたちが優しく答えてくれます。
衣類を小さくまとめる“圧縮系”グッズ
今でこそ、バックパックやSサイズのスーツケースで海外を飛び回っていますが、以前のわたしはとにかく荷物が多かった。ただでさえ多いのに、旅の途中で急に寒い日がやってきて、薄手のニットを買ったりするから、帰国前はスーツケースがパンパン。
圧縮アイテムに出会ってからは、服がふたまわり小さくなる魔法を手に入れたようで、帰り道の私の足取りはだいぶ軽くなりました。

衣類圧縮袋 最大 70%圧縮
スーツケースの重量を管理する「バゲージスケール」

ヨーロッパの空港で、荷物超過料金に震えた日があります。「この世の終わり」みたいな顔でカウンターに並びました。その日以来、携帯バゲージスケールは必須。つい買ってしまったお土産を“数字”で現実チェックする、旅の厳しさと優しさが詰まった道具です。

MYCARBON 荷物 旅行はかり
【洗濯・身の回り】4泊以上の旅で役に立つ“ちいさな味方”

旅先で「着替え、あと一枚あったらなぁ」と途方に暮れた夜、ありませんか?しかもよりによって北欧。Tシャツ一枚が2,000円を軽く越える“恐ろしい国”で、洗濯を怠るのは命取りです。
だから私は、荷物を増やさず、でもちゃんと“快適”が守れる、小さな洗濯アイテムを連れて旅をしています。
部屋でサッと洗える「洗濯バッグ」

ホテルの洗面台で手洗いをしたらびしゃびしゃになる──。あの悲劇をわたしは過去に三回ほど経験しています。ホテルの床って、乾かないんですよ。夜になっても、朝になっても、ずっと濡れている。もうほんと、心まで湿る感じ。
そこで登場するのが「洗濯バッグ」。見た目は“ただの袋”ですが、旅先の洗濯問題を軽くクリアするスグレモノ。
・下着と靴下
・薄いニットならなんとか1枚
これくらいは余裕で洗えます。チャックをしめてシャカシャカ振るだけで、ほこりも皮脂汚れも驚くほど落ちる。しかも、水漏れゼロ。ホテルの床も無事。
旅先で洗濯できるだけで、荷物がごっそり減ります。4泊5日くらいの旅なら、着替えは半分で済む。これはもう、小さな革命です。

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硬水対応の洗濯洗剤を持参しよう

何もかも日本とは勝手がちがう海外ですが、水からして違います。日本の水道水は“軟水”ですが、ヨーロッパをはじめ多くの国は“硬水”。この硬水、ちょっとクセが強いんです。
要は ミネラル成分が多くて、洗剤が泡立ちにくい。汚れが落ちにくい。それでいて、服がなんとなくゴワゴワ。ちょっと落ちこむくらい繊維が固まることもあります。しかも、洗ったのに残る“なんとなくの黒ずみ”。これも硬水の仕業のことが多い。
だから私はいつも、旅先では“硬水対応の小さな洗剤”を持参しています。「服がくたびれる旅」から「服も私も機嫌よく帰ってこられる旅」になるなら、持っていかない理由がないと思っています。

ドクターベックマン 旅行用手洗い洗剤 ジェルタイプ
バスルームをランドリールームに変える「洗濯ロープ」

洗濯したあと、問題になるのは「どこに干すか」です。ホテルのハンガーを使う方法もありますが、靴下や下着を干すときは「洗濯ロープ」が心強い味方になります。
バスルームの壁と壁にピンと張ると、それはもう小さなランドリールーム。翌朝には、だいたい乾いてます。乾かない日は、ドライヤーで最後のひと押しすればOK。
【移動中・乗り物の中】疲れを減らして、安心して過ごすために

長距離移動は、小さなストレスの連続です。寒い、暑い、音がうるさい、空気が乾く。機内という小宇宙で“生き抜く”ためには、快適グッズに頼るのがいちばん。
快眠のための必須アイテム「耳栓」&「ネックピロー」
機内で眠れず、映画だけが親友だった夜があります。耳栓やネックピローは、“眠りの扉”を開けてくれる存在。たったこれだけで、徹夜の体を明日に連れて行かずに済むんです。

Yogibo Neck Pillow Logo
機内&車内で冷え対策

長距離便の冷えは、もう事件です。羽織ものと靴下があるだけで、体の震えが止まる。北欧の寒さより、機内の空調のほうが強敵という旅もありました。
わたしのおすすめは、ユニクロの「ウルトラライトダウンコンパクトジャケット」。コンパクトに持ち歩けるし、何より暖かい!これひとつで機内の「寒い」はだいたい乗り越えられます。
必要最低限じゃなくていい。“ちょっとの余裕”が旅を軽くする
今回紹介したアイテムは、わたしにとって旅を“ただ過ぎるだけの移動”から、“自分らしく過ごせる時間”に変えてくれる魔法みたいなものです。そして、もし「持ってこなかった…」と後悔する瞬間があっても、それは次の旅へのヒント。「あ、次はこうしよう」「これはやっぱり必要だ」と、自分の旅スタイルを育てる材料になります。
「必要最低限」ではなく、「ちょっとの余裕と安心を持つ旅」 を意識することで、飛行機の長旅も、洗濯の不便も気持ちよく解決できるはず!
次の旅、ちょっとだけアイテムにこだわってみませんか?
もっと自由で、もっとあたたかい旅になることでしょう。
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