ワタシト by YOURMYSTAR

暮らしに役立つモノ・コト・アイデア

TEMUで買い物するとPayPayポイント10,000円相当もらえる!
更新日: 2026年7月6日

ごまをするだけじゃ、もったいない。台所で長く付き合いたい「すり鉢」

この記事をシェアする

すり鉢は、実家にはあったけれど、自分では持っていない。そんな人は意外と多いかもしれません。私も長い間、「ごまをするためだけの道具」だと思っていました。でも、一度暮らしに迎えてみると、その印象はすっかり変わりました。する、つぶす、混ぜる。たった一つの道具なのに、料理の幅がぐっと広がる。しかも何十年と使い続けられる。今回は、そんな日本の手仕事が生んだ道具、「すり鉢」の魅力をご紹介します。

何百年も変わらない、日本の知恵

すり鉢
撮影:ワタシト編集部

すり鉢は、日本の食卓を長く支えてきた道具です。土で作られた鉢の内側には、「くし目」と呼ばれる細かな溝があります。この溝に食材が引っかかることで、軽い力でも効率よくすりつぶすことができます。

すり鉢の役割は大量のごまをするためではありません。香りを引き出し、食感を残し、素材のおいしさを生かすため。見た目は昔からほとんど変わっていないのに、今の暮らしにもちゃんと馴染む。そんな道具は、案外多くありません。

ごまは、「する」と別物になる

すり鉢
撮影:ワタシト

すり鉢を買ったら、まず試してほしいのは、やっぱりごまです。

市販のすりごまも便利ですが、炒りごまを食べる直前にするだけで、香りは驚くほど豊かになります。ふわっと立ちのぼる香ばしさに、「ごまってこんなに香るんだ」と驚くはずです。

ほうれん草のごま和え。
冷ややっこ。
冷しゃぶ。
そうめんの薬味。

ごまをほんの少し加えるだけで、いつもの料理がおいしく感じられます。便利さを選ぶことももちろん大切ですが、この香りだけは、すったごまでしか味わえません。

実は、ごま以外でも大活躍

白和
撮影:ワタシト編集部

すり鉢は、ごま専用の道具ではありません。

長いもをすれば、そのままとろろご飯に。木綿豆腐と調味料を合わせれば、なめらかな白和えの衣があっという間にできます。フードプロセッサーでは滑らかになりすぎるところも、すり鉢ならほどよく豆腐の食感が残り、どこかやさしい仕上がりに。

カボチャサラダ
撮影:ワタシト編集部

蒸したかぼちゃをつぶせば、かぼちゃサラダも簡単です。
マヨネーズやクリームチーズを加えれば、少しごろっとした食感が残る、お店のデリのような味わいになります。
「つぶす」「混ぜる」という使い方を覚えると、すり鉢の出番はぐんと増えていきます。

手間ではなく、料理を楽しむ時間

すり鉢
撮影:ワタシト編集部

電動の調理器具なら、数秒で終わることもあります。それでも私は、ときどきすりこぎを手に取ります。

ごまをする音。
少しずつ香りが立ってくる時間。
すりこぎを回すたびに、台所に香ばしい香りが広がります。

急いでいる日は面倒に感じることもあります。でも休日の夕方には、そのゆっくりした時間が心地よく感じるのです。料理を「終わらせる」のではなく、「楽しむ」。すり鉢は、そんな時間まで一緒に作ってくれる道具なのだと思います。

長く使うほど、台所になじんでいく

すり鉢は流行の道具ではありません。新しい機能が増えるわけでもありません。でも、壊れない限り何十年も使えます。使うたびに、「やっぱりあると便利だな」と思う。そして気づけば、台所で自然と手が伸びる存在になっています。

長く使う道具というのは、毎日活躍するものだけではありません。必要なときにちゃんと応えてくれる。そんな道具もまた、暮らしを豊かにしてくれます。

旬の野菜をつぶしたり、和え衣を作ったり、料理にひと手間のおいしさを添えてくれるすり鉢。昔から変わらない形には、ちゃんと理由がある。そんなことを、使うたびに教えてくれる、日本の手仕事の知恵なのです。

特集「長く使う、ずっと使う」はこちら!

長く使う、ずっと使う

※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
※本記事に掲載する一部の画像はイメージです。
※本記事の内容の真実性・確実性・実現可能性等については、ご自身で判断してください。本記事に起因して生じた損失や損害について、編集部は一切責任を負いません。
※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がユアマイスター株式会社に還元されることがあります。

執筆者
ライター
おだりょうこ
猫と旅、音楽と映画で形成されたライター&エディター。旅欲が止まらない旅ジャンキー。料理は作るの食べるのも好き。日々の暮らしにひとさじほどの丁寧さを意識することを心がける日々。
この記事をシェアする
PR
ユアマイスター
エアコンのカビ、見えてますか?
12,800円(税込)〜

そのニオイや黒い汚れ、内部で広がっているサインかもしれません。分解洗浄で、空気から変えます。

あなたにおすすめ

関連記事

おすすめ特集

  1. 250318_ワタシト特集_長く使う

    長く使う、ずっと使う | 時間が経つほど愛着が湧く一生モノのアイテム

  2. 251223_ワタシト愛用品

    ワタシト愛用品 | 編集部スタッフが日常的に使っているおすすめアイテム

  3. 251223_大人の一人旅

    大人の一人旅 | 自由な時間を得た世代のためにお届けする旅行ガイド

  4. 251223_ゆるっとウェルネス

    ゆるっとウェルネス | 暮らしの中で頑張らなくても続けられる健康習慣

  5. banner05

    ワタシトJOURNAL | 取材ルポ | サーキュラーエコノミーの活動をピックアップ

  6. banner06 (1)

    オキシクリーン活用術 | 家中の掃除がこれ1つでOK!オキシ漬けのやり方も解説

他のカテゴリーの記事を見る