
二層式洗濯機の使い方って?メリットやデメリットまで徹底解説
二層式洗濯機の使い方や、メリット・デメリットを徹底解説!現在は全自動洗濯機が主流となっていますが、まだまだ現役の商品。一体どのような理由で今でも使っている人がいるのでしょうか。自宅では使用しなくても部活やサークルなどで活躍することもあるので、ぜひ参考にしてみてください。
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二層式洗濯機とは?

二層式洗濯機とは「洗濯槽」と「脱水槽」の2つの槽が別々に分かれている洗濯機のことを言います。
全自動洗濯機とは違い、洗濯槽で洗濯を行なったあとに脱水槽へ自分の手で洗濯物を移し軽く脱水、その後また洗濯物を洗濯槽へ戻してすすぎを行い、最後に脱水層でもう1度洗濯物を脱水します。
ここまで聞くと手間がかかり面倒な印象…。しかしながら少数派ではあるものの、根強い二層式洗濯機ユーザーがいるのも事実。一体どんな理由で使っている人がいるのでしょうか。
二層式洗濯機のメリット・デメリットは?
それでは二層式洗濯機が根強いユーザーを離さないメリット、そしてデメリットはどんなところにあるのでしょうか。
二層式洗濯機のメリット
二層式洗濯機 maxzen JW60KS01 マクスゼン
二層式の洗濯槽のメリットはなんといっても本体価格の安さ。縦型全自動洗濯機の約半額ほど、2~3万円程度で購入が可能です。そのため一人暮らしはもちろん、部活やサークルなど限られた資金の中でやりくりをしなければならないシーンで重宝されています。
価格はリーズナブルながらも洗浄力が高いのも特徴です。また肌に優しい粉せっけんが溶けやすく相性がバツグン。洗濯物の汚れ具合に合わせて洗濯・脱水時間・水位などの調整がしやすいのもポイントです。
洗濯機自体のお手入れ面でもメリットがあります。全自動洗濯機よりも構造が単純なため丈夫で、壊れてしまった場合も修理がしやすい作り。また洗濯槽も脱水層も一層構造なのでカビにくいのが特徴です。
このほかにも洗濯槽で洗濯をしながら脱水層で脱水が可能なので、時間の節約にもなると、使いこなせればメリットの多い洗濯機なのです。
二層式洗濯機のデメリット
メリットがたくさんある一方で、二層式洗濯機にはデメリットがあるのも事実です。やはり全自動に比べると付きっきりになり、手動でやる工程が多くやや面倒。
そして基本的には脱水層が小さめなので毛布などの大物の脱水は困難です。またガタガタという音が気になるので、早朝や深夜の使用はおすすめできません。
二層式洗濯機の使い方を紹介!

ここからは二層式洗濯機の使い方を紹介。洗濯の流れは全自動洗濯機とほとんど同じですが、自分で洗濯物を移したり、柔軟剤を投入する必要があるのでチェックしていきましょう。

洗濯槽に水を溜め、洗剤と洗濯物を投入し洗濯槽を回します。目安は3~7分、汚れがひどい場合は10~15分程度。
溶けづらい粉洗剤の場合は注水中に洗剤を入れ洗濯槽を回し、よく洗剤を溶かし泡立たせた洗濯物をあとに洗濯物を入れるといいでしょう。
※注水は手動で水道をひねり、手動で止める必要があります。
※洗浄力が高い分、長時間の洗濯は衣類の傷みにつながるので注意しましょう。

切り換えコックを排水へ切り換え排水します。 ここでまだ洗濯物が残っている場合は、排水せずに洗濯槽で洗濯すると水や洗剤の節約になるうえに、脱水中に洗濯できるので時間も無駄なく使えて一石二鳥です。
もしも汚れ具合で洗濯を分ける場合は「軽い汚れ→普通の汚れ→(洗剤を足して)ひどい汚れ」の順で洗濯するといいでしょう。

洗濯槽から脱水槽へ洗濯物を移し、内蓋をして1分ほど脱水をします。
繊細な生地のものは脱水し過ぎると毛羽立ったり傷む心配があるので注意しましょう。

切り換えコックを溜める方へ戻してから洗濯槽へ注水し、洗濯物を洗濯槽へ戻したら洗濯槽を回します。柔軟剤を入れる場合はここで入れましょう。
溜めすすぎの方が節水になる!
すすぎには水を出しっぱなしにしながらすすぐ「注水すすぎ」と、水を溜めてすすぐ「溜めすすぎ」があり、だいたいの効果は同じです。しかし溜めすすぎの方が節水になります。また2回目以降すすいだ水は、次の洗濯に利用しても支障はありません。

すすぎ終わった洗濯物を脱水槽へ移し、1~5分脱水します。
脱水中、中の洗濯物が片寄って洗濯機がガタガタ動くことがあります。故障の原因になってしまうのでその都度、片寄りをほぐして再度脱水を行いましょう。洗濯物を入れるときのポイントは重たい物から入れ、バランス良く配置することです。
汚れが気になる場合はもう一度④⑤を繰り返すといいでしょう。その際柔軟剤は最後のすすぎのときに入れるようにしてください。
お財布にやさしく洗浄力の高い二層式洗濯機!

今回は二層式洗濯機について解説しました。全行程を自分でするという大変さはありますが、慣れてしまえばプロをも唸らせる洗浄力の高さの二層式洗濯機。お財布にもやさしいのもうれしいポイントです。
ライフスタイルやシーンに合えばとてもおすすめなので、ぜひ参考にしてみてください。
※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
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