
「わたしの暮らしにちょうどいい」“バケツ洗濯機”がくれた、小さな自由
洗濯機が壊れた、ある夏の日。猫2匹と暮らすわが家に突如訪れた“洗濯難民”の日々を救ってくれたのは、意外にも「バケツ」でした。手洗いの代わりに、コインランドリーの代わりに、そして新しい洗濯の選択肢として─。使ってわかった、小型のバケツ洗濯機の"ちょうどよい”話をご紹介します。
目次
洗濯機が壊れた朝。猫とタオルと、わたしの洗濯危機

ある朝、洗濯機が回らなくなった。
「ギュイーーン」と唸ったあと、沈黙。15年もの間、わが家の汗と猫毛を飲み込んできた名機が、ついにその役目を終えたのです。
購入した洗濯機が届くのは最短でも1週間後。その間にも洗濯すべきものはどんどん出てきます。たとえば、猫たちの寝床の毛布。抜け毛や吐き戻し対策で、人間の衣類とは分けて洗っていたため、必ず“もう1回”が必要になるわが家。タオルも濡れたまま放置すると不衛生なので早く洗いたい。とはいえ、コインランドリーに持っていくには少なすぎるし、何より面倒…。
そんなときに役立ってくれたのが、“バケツ洗濯機”でした。
バケツ洗濯機がもたらした、洗濯機を“回さずに済む”自由

わが家のピンチを救ってくれたのは「バケツ型洗濯機」。ハウスクリーニングのサービスを展開するユアマイスターが、「お掃除のプロ」の声から着想を得て企画・販売したオリジナルモデルです。
本体の大きさは横幅34cm、高さ49.5cmで、見た目はまるでバケツ。リビングに置いても、それほど生活感が出ないのがうれしいポイントでした。

使い方はとてもシンプル。電源をつなぎ、水と洗剤を入れて、ダイヤルを回すだけ。
洗いたいのはTシャツ、猫用毛布、タオル1枚…。洗濯機でまとめ洗いする必要も、コインランドリーに出かける手間もありません。この「今すぐ洗える」という自由が、思っていた以上に心地良いこと!
バケツ洗濯機がわたしの生活にフィットした4つの理由

1. 洗いたいときに、洗いたいだけ洗える
ペットと暮らしていると、「今すぐ洗いたい」場面が本当に多いんです。嘔吐、泥足、換毛期の抜け毛…。汚れた毛布やクッションカバーをその場でさっと洗えるだけで、ストレスがぐんと減りました。
2. 脱衣所でもベランダでも。場所を選ばない手軽さ

本体重量は約3.6kg。片手で簡単に持ち運べる軽さです。お風呂場でもベランダでも使える自由さがとても便利でした。
3. 洗濯機では回しにくい「少量・分別洗い」が得意
たとえば、バスタオル1枚、インナー1枚、猫用の小さな毛布1枚。洗濯機を使うには少なすぎて、手洗いするには面倒すぎる。そんな“中途半端な洗濯物”を手軽に洗えるのが、このバケツ型の強み。
実はそういった洗濯物って、毎日の暮らしのなかに意外とたくさんあることに気づきました。赤ちゃんの肌着、子どもの泥んこズボン、あとスニーカーも。気づいたらすぐ洗える、って意外と大事。
4. 色柄ものやデリケート衣類も、安心して洗える

赤いワンピース、レースのインナー、色移りが心配なTシャツ──。そういった衣類はいつも手洗いしていましたが、正直、手間。バケツ洗濯機には「ソフト洗い」モードがあり、やさしく洗い上げてくれるので、デリケートな衣類も気軽におまかせ。手洗いの面倒から解放されたのも、大きな“ちょうどよさ”のひとつでした。
気になる汚れおちは?つけおきと攪拌の合わせ技で、想像以上にスッキリ

バケツといえど、あなどるなかれ。
バケツ型洗濯機は「つけおき」+「攪拌(かくはん)洗い」が基本のスタイル。洗剤を溶かした水に汚れ物を浸し、その後にプロペラでやさしく攪拌することで、想像以上にスッキリと洗いあがります。
実際にわたしは、汗を吸った枕カバーなどを試しましたが、ニオイや汚れも気になりませんでした。強力にこすり落とすタイプではない分、繊細な素材や色柄ものにも安心して使えています。
実際に使って感じた、バケツ洗濯機のちょっと残念なところ
バケツ洗濯機はあくまで簡易洗濯ツール。もちろん完璧ではありません。実際に使ってみて感じたデメリットもいくつかありました。
排水ホースがついていない
洗濯後は、バケツ本体を持ち上げて水を捨てる必要があります。水の量が多いと重さもそれなりにあるので、シンクやお風呂場まで持っていくのは少し大変。簡易的でもいいから、ホースで排水できる仕様だったらよかったな、と感じました。
脱水機能はなし
本体に脱水機能はついていないので、洗った後は手絞りするか、乾燥機・脱水専用機が別途必要です。厚手のタオルは乾きにくいことも。
動作音は少し大きめ
運転音は「ブーン」とはっきり聞こえるレベルで、夜間や集合住宅では気になるかもしれません。静音性を求める方には注意が必要です。
とはいえ、これらは「そもそもこの価格とサイズでここまでできるのか!」という感動の前では、あくまで許容範囲内。あらかじめわかっていれば、使い方を工夫してカバーできますよ。
わたしと“2台目”のちょうどいい関係

新しい洗濯機が届いてからも、このバケツ洗濯機は現役で活躍しています。
たとえば、ジョギング帰りの夫のウェアだけを分けて洗いたいとき。猫が粗相した毛布をすぐに洗っておきたいとき。そんな“ちょっとした困りごと”に、この洗濯機はいつもすっと寄り添ってくれます。大げさに言えば、「家電」というより、もう少しやわらかい“暮らしの相棒”のような存在かもしれません。
洗濯は、面倒なもの。そう思い込んでいました。でも、このバケツ洗濯機を使ってみて、「洗濯ってもっと身軽でいいんだ」と気づきました。
完璧ではないけれど、わたしの暮らしには“ちょうどいい”。これからもきっと、わたしの横で静かにくるくると、回り続けてくれることでしょう。
【先行予約】2025年9月3日~11日(10月上旬発送予定)
ユアマイスターオリジナル バケツ型洗濯機
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