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更新日: 2025年11月2日

円安でも叶う!憧れのパリ一人旅を安く楽しむ方法|航空券・ホテル・自炊で節約

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「パリに行ってみたいけど、円安だし高そう…」そんなふうに思っていませんか?でも実は、航空券の選び方や宿泊スタイル、ちょっとした現地の工夫次第で、パリはまだ“手の届く憧れ”なんです。この記事では、”年イチパリ”を決行し続けている私が、安い航空券の探し方や食費を抑える方法、無料デーを狙った美術館めぐりなど、円安でも「大人の一人旅」を叶えるリアルな節約テクニックを紹介します。

パリ旅行の費用はいくら?円安でも行ける“現実的な予算”とは

エッフェル塔
撮影:ワタシト編集部

「パリなんて、いま行ったら破産するよ」と言われました。でも、実際に行ってみたら、思っていたより“現実的”でした。

パリは高い—。

そう思い込んでいましたが、工夫次第で“行けない街”ではなく“手の届く憧れ”に変わります。たとえば、航空券・宿泊・食費を合わせて1週間で20万円前後。国内旅行を2回分我慢すれば、パリが見えてくる金額です。

旅費の7割を占めるのは航空券。直行便だけを探すと価格に驚きますが、経由便なら10万円台で往復できることもあります。

経由便で感じた“もうひとつの旅”

カタール航空
撮影:ワタシト編集部

私はカタール航空を利用し、13万円台でパリへ。

ドーハ空港でのトランジットは少し面倒でしたが、中東の雰囲気を感じられる貴重な時間でもありました。「時間はかかるけれど、こうして一度体をリセットできるのも悪くないな」と思ったものです。

旅の途中に、ほんの少し立ち止まる。それもまた、大人の旅の楽しみかもしれません。

パリ行きの格安航空券を探すコツ【おすすめ航空会社と乗り継ぎ便】

チャンギ国際空港
撮影:ワタシト編集部

「直行便が一番楽」。それはたしかに正解です。でも、少しだけ遠回りしてみると、旅の幅はぐっと広がります。パリ行きの航空券を安く抑えるなら、乗り継ぎ便(経由便)を検討するのがおすすめ。中東経由(カタール航空・エミレーツ航空)や中国経由(中国国際航空)を選ぶと、直行便より5~10万円安くなることもあります。

ただし、乗り継ぎ時間が長すぎる便は注意が必要です。ドーハで10時間待ちのフライトなどは、少し気合いがいりますが、トランジットを利用して観光に出るのもおすすめ。その時間を“ムダ”と思わず、“もうひとつの旅”として過ごしてみると、意外に楽しいものです。

空港を歩くだけでも、その国の空気や香りを感じられます。たとえば、シンガポールのチャンギ国際空港。ここは「時間を潰す」というより、“時間を楽しむ”空港です。

熱帯植物が生い茂る屋内ガーデン、音と光が舞う噴水ショー「Jewel Rain Vortex」、無料で見られる映画館やバタフライガーデンまで。歩くだけで小さな旅になる—。そんな空港、なかなかありません。「安さの代償」どころか、世界の空港を堪能できるボーナス時間です。

安い航空券を探すときは、価格だけでなく、「どんな寄り道ができるか」も旅の楽しみとして考えてみてくださいね。遠回りのぶんだけ、世界が少し広がります。

ホテル代を節約するなら“暮らすように泊まる”

キッチン付きホテル
撮影:ワタシト編集部

ホテル代を節約するなら、キッチン付きのアパルトマンがおすすめです。外食を減らすだけで、1日あたり3,000円ほど節約できます。

AirbnbBooking.comで探せば、“暮らすように泊まる”宿がたくさん見つかります。おすすめのエリアは11区や14区。中心地に近く、治安も良好です。モンマルトルも観光地ながら、朝の静けさが心地よく、散歩好きにはたまりません。

部屋には小さなキッチンと、妙に重い鍋。ガスの火力は気まぐれですが、それもご愛嬌です。“ホテルに泊まる”というより、“借りた部屋で暮らしてみる”感覚。朝はスーパーで買ったバゲットをトースターで温め、夜は小さなテーブルでワインを注ぐ。その“自分のペース”で過ごせる感じが、何より心地いいんです。

「パリの暮らしをのぞくように旅をする」。それだけで、節約もぐっと前向きに感じられます。

次の項では、そんな滞在をさらに楽しむための“食材調達術”を紹介します。

食費を抑えるなら、マルシェで買い物&自炊が正解

パリのマルシェ
撮影:ワタシト編集部

食費を抑えるなら、マルシェ(市場)やスーパーの活用がポイントです。チーズ、果物、パン、ワイン…どれも新鮮でお手頃価格。おすすめはアリーグル市場とバスティーユ市場です。市場を歩くだけでパリの生活リズムがわかります。

「MONOPRIX」や「Carrefour」などのスーパーも便利。3ユーロ前後の惣菜やサラダ、焼きたてのクロワッサンが並びます。お惣菜コーナーで悩んでいると、地元のマダムが「それ美味しいわよ」と声をかけてくれたり。節約しながら、思わぬ交流も生まれます。

夕食は、チーズとパンとトマト。料理というより“並べただけ”。でも、これが意外と満たされるんです。旅先では、豪華さより“気楽さ”がごちそう。食費を抑えることが、むしろ旅の自由度を広げてくれます。

節約旅でも満足!“ムニュ”で叶えるフレンチのごちそう

ビストロのムニュ
撮影:ワタシト編集部

とはいえ—。美食の国・フランスにいながら、本場のフレンチを食べないなんて、ちょっともったいない。そんなときは、ランチタイムの「ムニュ(Menu du jour)」を狙いましょう。

ムニュとは、いわば“本日の定食”。前菜・メイン・デザートがセットになっていて、ディナーよりもぐっとお得です。街角のビストロなら、1人15~25ユーロ前後が相場。ワインを1杯つけても、財布はまだ笑ってます。

ちなみにこのムニュ、黒板に手書き(もちろんフランス語)で書かれていることが多く、読むのはほぼクイズです。
でもご安心を。パリは英語が通じるお店が多いので、「What’s today’s menu?」と聞けば、ちゃんと説明してくれます。

フランス語の黒板メニュー
撮影:ワタシト編集部

言葉に自信がないときは、伝家の宝刀・スマホの翻訳アプリの出番です。カメラをかざせば、文字もメニューもすぐ日本語に。フランス語が読めなくても、“おいしい”はちゃんと伝わります。

無料&格安で楽しむ!パリ観光スポットと節約術

ルーブル美術館
撮影:ワタシト編集部

パリの美術館は、無料デーを狙うととてもお得です。ルーブル美術館は毎月第1金曜日の18時以降、オルセー美術館、オランジュリー美術館、エトワール凱旋門、サント・シャペル、ヴェルサイユ宮殿は毎月第1日曜日が無料開放日(2025年現在)。混雑しますが、それも含めて“パリらしい熱気”を味わえます。

そして、意外と見落としがちなのが交通費。観光ツアーよりも、バスやメトロを上手に使う方が断然お得なんです。ここでおすすめなのが、「Navigo(ナヴィゴ)ウィークパス」。1週間で約30ユーロほど(ゾーン1~5)で、メトロ・バス・RER(郊外線)・トラムがすべて乗り放題。ヴェルサイユ宮殿や空港近郊まで行けるので、コスパ抜群です。

Navigo
出典:Adobe Stock

駅の自動券売機や有人カウンターで簡単に購入でき、ICカードにチャージするスタイル。週の途中からでも使えますが、月曜スタートなので旅程に合わせて購入を。

このパスを使えば、地元の人と同じように改札を抜けて、通勤電車でルーブルへ行く—。そんな体験も、パリの日常に少し混ざれたようで楽しい。“移動を観光に変える”のが、節約旅の醍醐味です。

ライトアップされたエッフェル塔
撮影:ワタシト編集部

そして、忘れてはいけない最高の無料体験、セーヌ川沿いから眺める夜のエッフェル塔です。煌めく光を見上げながら、「これが無料でいいの?」と思わず笑ってしまいました。お金をかけないほど、記憶に残る瞬間がある。それがパリの不思議です。

実際に行ってわかった!20万円以内で叶えるパリ一人旅の内訳

実際の旅程は、現地5泊+機内2泊の7日間。「いつかの夢」だと思っていたパリも、少しの工夫でこのくらいの現実に落ち着きます。

費用の内訳はこんな感じです。

航空券

カタール航空経由便(ドーハ乗り継ぎ)

約13万円

宿泊費

キッチン付きアパルトマン5泊(11区)    

約4万円

食費

 自炊+ムニュ(ランチ定食)+カフェ数回    

約2万円

観光・交通費

Navigoパス、美術館など    約1万円

 約1万円

  合計

20万円

“ギリ手が届く”金額で、“ちゃんと満足”できました。もちろん、すべてが完璧ではありません。エコノミーのシートは狭く、宿のシャワーは少し気まぐれ。でも、その小さな不便も旅の一部。

お金をかけない旅は、自分の感覚を取り戻す旅でもあります。時間をかけて、味わうように動く。それが“節約旅”の、いちばん豊かなところです。

節約=我慢じゃない。“選び方”で叶える大人のパリ旅

パリのメトロ
撮影:ワタシト編集部

節約は目的ではなく、自分らしい旅をつくるための手段です。お金をかけずとも、美しいものはたくさんあります。

朝のパン屋の香り、セーヌ川の風、マルシェのざわめき。
それらは無料で、でも何より贅沢な“パリ”の風景です。

円安だからこそ、選ぶ力が旅を豊かにします。「高嶺の花」と思っていた街が、いつのまにか“また帰りたい場所”になる—。「年に一度はパリに行く」私を突き動かすのは、あの街で過ごした“無理のない幸せ”なのかもしれません。

※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
※本記事に掲載する一部の画像はイメージです。
※本記事の内容の真実性・確実性・実現可能性等については、ご自身で判断してください。本記事に起因して生じた損失や損害について、編集部は一切責任を負いません。
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監修者
ライター
おだりょうこ
猫と旅、音楽と映画で形成されたライター&エディター。旅欲が止まらない旅ジャンキー。料理は作るの食べるのも好き。日々の暮らしにひとさじほどの丁寧さを意識することを心がける日々。
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