ワタシト編集部の愛用品を紹介するシリーズ。今回は寒い冬の味方、電気ヒーターです。部屋全体を暖めるのとは別に、スポット的に暖を取りたいというとき、ありますよね。アラジンの「遠赤グラファイトヒーター（トリカゴ）」は、そんな用途を満たす暖房機器としてはもちろん、そっと心にも寄り添ってくれるようなアイテムでした。

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エアコンに頼りたくないけどちょっと寒いとき

わが家は集合住宅のど真ん中。日当たりもよく冬はそこまで冷えないので、エアコンはあまりつけません。それに暖房の風は頭がぼーっとしてどうも苦手です。

ところが模様替えで仕事デスクを窓際に配置したら、日が落ちるととたんに足元が冷えてくるように。流石にエアコンなしで凌ぐのは厳しくなってきたものの、頭がぼんやりしては仕事が捗らず…。そこで、スポット的に暖めてくれる電気ヒーターをお迎えすることにしました。

選んだのはアラジンの「遠赤グラファイトヒーター（トリカゴ）」です。

アラジンの暖房機器といえば灯油ストーブのブルーフレームヒーターがありますよね。それをモチーフにした電気ヒーターもありますが、あのレトロな雰囲気を感じさせつつも、もっと取り回しが良さそうなところが購入の決め手でした。

すぐに暖まれるのがうれしい

アラジン独自技術のグラファイトヒータ®は0.2秒で暖まるという謳い文句の通り、本当につけた瞬間から暖かい！すぐに暖を取れるのってなんて幸せなんだろうと、しみじみしてしまいます。

出力は2段階で調節できて、200Wはじんわり暖かく、400Wだと近くにいると熱いくらい。上部のダイヤルをひねるだけでON・OFFから出力の切り替えまでできるシンプルな操作性です。

首振りはなく、空間全体を暖める用途には向きませんが、足元を冷えから守る役割はしっかりと果たしてくれます。

家中を転々と暖めてくれる軽量コンパクトさ

かくして冬の仕事環境が快適に保たれるようになっただけでなく、とても軽いから1日を通して家の中をちょこまかと移動しながら使っています。そんな使い方を想定してか、背面上部にはくぼみがあって、手を引っ掛けて持ち運びやすいのもニクいです。

寝起きにはリビングを暖め、夕方冷えてきたらデスクの足元へ。そしてお風呂上がりにはまたリビングへと舞い戻る──。コンパクトな間取りを行ったり来たりしながら、私の生活にそっと寄り添ってくれます。

ちなみに気になる電気代はというと、1日のうちにつけたり消したりしていますが、エアコンつけっぱなしよりずっと安くすむのもありがたいです。

オレンジ色のヒーターはインテリア照明のよう

さらに想定外だったのが、実は照明としても優秀だというところ。夜になるとグラファイトヒータ®のオレンジ色のやさしい灯りが、いい感じに空間を彩ってくれるのです。

部屋を暗くしてキャンプ動画を流しながら暖を取るのが、私のとっておきの時間。炎のような灯りの色と、ヒーターの前だけじんわり暖かいのも焚き火っぽくて、気分を盛り上げてくれます。

まさかこんな楽しみ方もできるとは想像もつかなかった活躍ぶりに大満足。ただの実用品に止まらない、私にとっては体も心も温めてくれる“エモ家電”とも言える存在になりました。

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編集者

副編集長

ふるかわまき

ライフスタイル系Webメディア出身の編集者・コンテンツディレクター。家電や日用品、ライフハックなど暮らしにまつわるコンテンツの企画・編集・取材インタビューを手がける。好物は米とビール。家の中も自然の中も好き。