
【ランドセルリメイク】財布やキーホルダー、ペンケースにリメイクされる様子や値段を解説
ランドセルリメイクとは、6年間の思い出が詰まったランドセルが、財布やペンケース、キーホルダーなどの革小物に生まれ変わり、また愛用できるというサービスです。今回はそんなランドセルリメイクの実際の工程や、できあがった革小物を紹介。さらに実際にかかった費用を紹介します。
目次
ランドセルリメイク工房「SNAKER」さん

今回ランドセルリメイクをしてもらうのは、ランドセルリメイク工房の「SNAKER」さん。ママ友つながりで集まった7人のママさんたちがわいわいと働く和やかな工房です。
そんな工房の代表、西川さんにランドセルリメイクについての質問をいくつかしてみました。

思い出が詰まっているとはいっても、使わなくなったランドセルの置き場は困るもの。思い出を、モノを大切にという、その精神がステキな小物を生み出しているようです。

自分だけのカバンを作りたい!という思いで動いた西川さん。独学とは驚きです。

おじいちゃん、おばあちゃんも、お孫さんからこんな特別なプレゼントをもらったらうれしいもの。

ランドセルには、それぞれたくさんの思い出が詰まっています。大切な思いを汲んで、リメイクしてもらえるのは安心です。
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そんな代表の西川さん自身も、小学生のお子さんを持つママ。お子さんのランドセルを自分の手でリメイクできるとは、とても素敵です!
ここからはそんなSNAKERさんの職人技をたっぷり見ていきましょう。
ランドセルリメイクの工程をチェック!革小物にリメイクされる過程とは

SNAKERさんのリメイクでは、ランドセルから5点までの小物を作っています。ランドセルリメイクの流れは、ざっくり言うと切り出し、裁断・型抜き、組み立てととてもシンプルです。職人さんによると、1つのランドセルから5つの小物を作るのには3時間くらいかかるそう。
今回はこちらの赤いランドセルから、長財布、写真たて、スルーパスケース、三角ペンケース、星型キーホルダーの5点の小物を作っていただきました。
それでは、さっそくリメイクの過程を見ていきましょう。
ランドセルリメイク工程1:切り出し
はじめに、ランドセルリメイクに使う革を切り出していきます。

はさみは2つありますが、切る場所によって使い分けるそうです。

まず、カバーの部分を折り曲げてランドセルの革の状態を見ます。

少し劣化している程度ならば別料金で本革に張り替えることができますが、このときランドセルに大きなヒビが入っているとリメイクに使用できないこともあります。
その確認を最初にしっかりしていきます。ほとんどのランドセルは合皮ですが、本皮のものだとより重厚感の出る作りになるそうです。

次に、ランドセルのカバーとポケットをカッターで切り取ります。硬そうに思えますが、ここの部分は意外に簡単にするっとカットできるそうです。
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最後に給食袋などを引っかけるフックをはさみやペンチなどを使って取ります。今回は使いませんでしたが、ベルトループなどを作成する際にはそのまま用いることも。
カットはこれで完了ですが、サイドの刺繍や特徴的なチャームなど、そのランドセルならではの特徴がある際は6点以上になってもサービスでそれらを使って小物を作ることもあるそうです。
ランドセルリメイク工程2:裁断・型抜き

カットしたランドセルはこんな感じ。小物にする部分は黄色い枠の中のものだけなので、これらを小物の大きさに合わせて裁断していきます。

マチの部分や小物の内部などの革は工房で裁断した本ヌメ革を使用します。こちらの革にも職人さんのこだわりがあるそう。

栃木レザーはその品質の高さから、日本の最高峰レザーとしても名高いのだとか。今回はその栃木レザーから、茶色とキャメルの革を選びました。

RP2000と呼ばれる裁断機と専用の型を使ってランドセルカバーを裁断していきます。ギュッと押し込んでいくと、型通りとてもキレイにカットできました。

カットした革はこんな感じ。職人さんは革を最大限使って小物を作るため、できるだけ革をギリギリまで無駄にしないカット法にこだわっているそうです。

ランドセルの内側のポケットを整形して、写真たての表面を作っていきます。裏に使う土台は、ハサミや定規をつかって、ていねいに形を整えます。

お客様の名前やイニシャルなどを刻印で押します。一文字ずつ刻印を選び、つなぎ合わせてからRP2000で打ち付けます。
この時、水スプレーで革を濡らしておくのがポイント。こうすることで、革に刻印がグッと入るようになるそうです。

刻印を押したあとの革がこちら。

長財布など重なりが多くなる部分をこの機械で薄くすいていきます。


専用の道具を使ってフチなどに飾りの線をまっすぐに入れていきます。

目打ちと、モウルと呼ばれる小槌を使って縫い目の印を打っていきます。こうすることで塗ったときに糸の入り込みが良くなるそう。

特殊な液体とスリッカーという道具を使ってボコボコしていた面をなめらかにします。
ランドセルリメイク工程3:組み立て
部品の準備ができたら、いよいよここから組み立ての過程に入っていきます。

内側の本革とランドセルの革が剥がれないように、しっかりと接着していきます。

長財布のカード入れなど、細かい部分の装飾を1針1針手縫いでしっかり縫っていきます。こちらの工房で使用する糸は特殊な蝋引きの糸で、火で炙ると溶ける性質を持っています。

広い範囲に渡って縫うときは革業界の3種の神器の1つ、工業用のミシンを使います。こちらのミシンは分厚いものしか縫うことのできない特殊なものだそうです。

三角ペンケースは革が薄いため、ミシンで縫い合わせることができないので、レーシングポニーという道具で革を抑えながら手で縫っていきます。
この工程を終えると、ほとんど小物の原型ができあがりです。

コバ(フチ)に仕上げ剤を塗り、キレイに仕上げます。ここをキレイに仕上げると見た目が良くなるだけではなく、強度も上がるので長く使える革製品になります。

最後に財布のマグネットやキーホルダーの金具などを付けて、世界に1つだけの革小物の完成です。

もちろんお客様に届くまでがランドセルリメイク。できあがった小物をきちんと梱包し、箱に入れて心を込めて送ります。これでランドセルリメイクの過程は終了です。
ランドセルリメイク完了!リメイク完成品はいかに…?
ここまでランドセルリメイクの過程を見ていきましたが、赤いランドセルはどのように生まれ変わったのでしょうか。ひとつひとつ、完成品を見ていきましょう。
長財布

まずは、外側にランドセルの革を一面に活かした長財布。

お札や小銭以外も、カードもしっかりと入ります。これで6年間使っていたランドセルを、これからも毎日持ち歩けるように!
長財布以外にも、2つ折りのハーフウォレットも作ることができるので、自分好みの形を選びましょう。
写真たて

フレーム部分にランドセルの革を使った写真たてです。

ビニール部分は、ランドセルにもとからあったものをそのまま活用。ぺたぺたと貼ったシールや落書きも大切な思い出のひとつとして、そのまま活用されるのだとか。

後ろにはしっかりが刻まれています。ランドセルの内側にこのようなポケットが無い場合は、写真たてを作れないこともあるそうなので、予めご了承ください。
スルーパスケース

真ん中の革にランドセルを使用したスルーパスケースです。外側には茶色の栃木レザーを使用した、上品な作りになっています。本革の重みを感じる重厚なアイテムです。
三角ペンケース

外側にランドセルの革と、側面にキャメルの本革を使用した三角ペンケース。コンパクトなサイズなので持ち歩きに便利です。
ペンケースはほかにも、1本差しのものや、がま口型のものを作成することも可能です。
星型キーホルダー

すべてランドセルの革でできた星型のキーホルダー。ハート型やピック型、スクエア型やラウンド型、サークル型などのキーホルダーを作ることも可能です。

今回作成したのはこの5点ですが、この工房では他にもスマートフォンケースやトラベルトレイ、ベルトループや名刺入れ、キーケースやコインケース、ネームタグ、手帳、印鑑ケース、通帳ケース、コードクリップなどを作成することもできます。
一部のものは金具代として別途かかる場合があるので注意してください。
ランドセルリメイクの値段が気になる…!全部セットでいくら?

ランドセルリメイクで気になるのが、お値段。今回紹介した小物以外にも、SNAKERさんでは様々なセットが用意されていますが、一体いくらくらいなのでしょうか。
気になる方のために各セットごとの料金を紹介します。
セットにより値段は変わっています。
ランドセルリメイク工房「SNAKER」さんのホームページに掲載されている内容は以下の通り。
・ランドセルリメイク5点選べるライト:19,800円
・ランドセルリメイク3点セット:16,500円
・ランドセルリメイクショルダーバッグセット各種:19,800円
・ランドセルリメイククラッチバッグセット:16,500円
・ランドセルリメイクトートバッグセット:19,800円
・ランドセルリメイクトートバッグセットライト:16,500円
・1点ずつ頼めるプラン:1,650円~
一番お手頃な1点ずつ頼めるプランであれば1,650円から、今回依頼した「ランドセルリメイク5点選べる」の場合でも27,500円で、1点当たりの値段を考えれば5,500円と依頼しやすいお値段でした。
ランドセルリメイクで思い出の品に、さらに思い出を重ねていこう!

いかがでしたか?今回はランドセルリメイクについて紹介しました。
大切な思い出や、ランドセルを贈ってくれた人の思いを、また新しい形で使い続けることのできるランドセルリメイク。人気店の場合は制作に時間がかかる場合もあります。事前にチェックしてみてください。
※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
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