
ネックレスのチェーン切れの修理方法とは?部品の種類ごとに解説
ネックレスは些細なことで簡単に切れてしまうもの。洋服を脱ぐときにうっかり引っ掛けてしまったり、ネックレスをつけたまま寝て、起きたら切れていたり。小さなお子さんがいると、ネックレスを引っ張られてちぎれてしまうこともありますよね。この記事では、自分でできる修理とその方法、自分ではできない修理について解説していきます!
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目次
自分で修理できるチェーンのネックレスの種類

よくあるのが、ネックレスの本体の部分が切れてしまったというケースです。チェーンネックレスならチェーン部分、糸を通した真珠のネックレスなら、その糸部分が切れてしまった、という場合です。
まずは、自分で修理できるネックレスのチェーンを確認しましょう!2つのポイントをチェックすれば、自分で修理できるのかどうかがわかります。
・ネックレスのトップがチェーンに固定されていない
一般のネックレスは金属チェーンですよね。そんな金属チェーンのネックレスのチェーン部分が切れたときは、チェーンを交換できる場合もあります。

丸で囲まれた部分がネックレスのトップ部分です。このネックレスのトップ部分が、ネックレスのチェーンから取り外せる場合、自分で修理できます。
自分で修理できないネックレスの種類

2つの条件を満たさないネックレスは、自分で修理することができません!
糸のネックレス
真珠のネックレスなど、ネックレス本体部分が糸になっていて、糸部分が切れてしまった場合、糸替えが必要になります。しかし、糸替えは時間がかかり、また自分で糸替えをすると糸がたるみ綺麗に仕上がらない可能性が高いため、アクセサリーショップのプロにお願いするのがおすすめです。
ワイヤーのネックレス
ワイヤーを通した真珠のネックレスや、ブラックダイヤのネックレスに関しても、ワイヤー替えが必要になります。糸替えと同様に大変繊細な作業となるので、アクセサリー修理のプロに頼むのがいいですね!
その他のネックレス
上記以外の材質のネックレスは、修理が複雑なものとなるため、自分での処理はおすすめできません。アクセサリー修理のプロにお願いして、キレイに修理してもらいましょう。
ネックレスのチェーンの修理方法

お手持ちのネックレスのトップにぴったりなチェーン、見つけられましたか?それでは、チェーンを交換して、またお気に入りのネックレスを身につけましょう。
・小さいペンチ
・新しいネックレスチェーン

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切れてしまったチェーンから、ネックレスのトップ部分を取り外します。

古いチェーンから外したトップを、新しいチェーンに通します。
左利きの方は、この機会にトップを通す向きを逆向きにして、使いやすくするのがオススメです!
ネックレスの修理ができる留め具・できない留め具

ネックレスの留め具は繊細で、簡単に外れたりなくなったりしてしまうものですよね。でも、留め具が壊れたくらいで修理を頼むのは面倒…という方もいるはず。
留め具にはさまざまな種類があり、その中には構造が簡単で自分でも修理できるものがあります。まずは自分で修理できるもの・できないものについて解説します。
自分で修理できるタイプ
留め具を自分で修理できるネックレスには3つのタイプがあります。新しいパーツと交換するだけなので、自分でも手軽にできちゃうんです!お持ちのネックレスがとのタイプか確認してみてください。
もっとも多く使われている留め金です。さまざまなタイプ、ブランドのネックレスに幅広く使われています。金具のサイズはネックレスによるので、お持ちのネックレスに合ったサイズのパーツを用意してください。
引き輪

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プレート

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フック

カニカン パーツ 10mm 50個
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自分で修理できないタイプ
残念ですが、留め具を自分で修理できないネックレスには4つのタイプがあります。このタイプのネックレスの修理は、プロにお任せするのをおすすめします。
中折れクラスプ
幅が広く重量があるネックレスに使われることが多い留め具です。直接ネックレスについている留め具のため、残念ながら自分での修理は難しいです。
パールクラスプ
パールネックレスなどについている、花形の金具に差し込むタイプの留め具です。
差し込みクラスプ
差し込んで留めるため、どこに留め具があるかが分からないようになっているタイプの留め具です。
その他の留め具
その他にも、飾りのようになっている留め具など、様々な形状・材質の留め具がありますが、その場合はパーツなども市販されていないため、アクセサリー修理屋さんに問い合わせてみましょう!
ネックレスの留め具の修理の方法

留め具のパーツはきちんと用意できましたか?それでは、留め具の修理に入りましょう!用意するものはパーツの種類によって異なります。
・小さいペンチ
・引き輪/プレート/フック/マグネットタイプの留め具

壊れたパーツがチェーンについている場合は、チェーンから壊れたパーツを取り外しましょう。丸環を開けるときは、平ペンチを2本使って両手で前後に広げると簡単です。

新しいパーツを、丸環を使ってチェーンに取り付けていきます。丸環で、チェーンとパーツの間を繋ぎ、丸環を閉じます。丸環を閉じるときも、平ペンチを2本使い、前後にずらして閉じましょう。
自分で無理ならプロに頼もう!

ネックレスを自分で修理できるとしても、チェーンを変えるとかなり印象が変わってしまいます。大切なネックレスであれば、なるべくそのままの状態で使い続けたいですよね。
そんなときには、ジュエリー修理のプロにネックレスの修理を依頼しましょう!プロは、ロー溶接やレーザー溶接という方法で、切れたチェーンをそのままつなぎ合わせてくれます。 チェーンを新しく買うととても高価な場合も、アクセサリー修理業者さんに修理してもらうのがおすすめです。
ネックレスを購入したブランドや、町の貴金属屋さん、ネット上の修理業者さんなどにお願いしましょう。店舗さんによっては、チェーンを自分で替えるよりもお手頃に、キレイに修理してくれるようです。
プロに頼むメリットは?
ネックレスの修理は、素材によって方法が変わります。プロへ依頼すれば、すぐにネックレスの素材を見抜き、適した方法で修理してもらえるため質の高い仕上がりになるでしょう。
丸カンを閉じるだけという簡単な作業であっても、素人の場合は力加減が分からず、丸カンをつぶしてしまったり、変形させてしまったりするケースもあります。
また、自分でネックレスを修理する場合、金具注文時に必要以上の数が届いてしまうというデメリットがあります。「ネックレスがたくさんあるから、今後も使える」「手芸が好きだから、アクセ作りに活用できる」という方なら良いのですが、大量の丸カンやカニカン、フックなどの置き場所で困りそうな場合も、プロに任せるのがおすすめです。
プロに頼むとどのくらいの費用・期間が必要?
ネックレス修理は、近所のジュエリーショップや宅配などでお願いできます。それでは、プロへ依頼する場合、どのくらいの費用や期間が必要なのでしょうか?チェーン展開されている、一般的なジュエリーショップを例にチェックしてみましょう。
ネックレス修理の費用
・切れた部分のロー付け:1,000円~(1ヶ所につき)
・丸カン・フック・プレート交換:1,000円~
ネックレスの修理をプロへ依頼する場合、一般的な細いチェーンの場合は1,000円程度で修理できます。スクリューチェーンのように複雑なものは3,000円程度が目安。単純に丸カンが開いてしまっているだけ……という場合は、無料で閉じてくれるショップも多くあります。
ジュエリーショップではその他にも、長さ調整やクリーニングなどをお願いできますので、修理のついでにネックレスをリフォームしてみるのも良いですね。
ネックレスを修理する期間
切れてしまったネックレスの修理は、チェーン店であれば、基本的に即日対応可能です。最短30分~3時間程度で直してもらえる場合が多いでしょう。個人店やブランドの商品で、購入店に持ち込むような場合は、何週間もかかるケースもあります。
「急ぎでどうしても直さなければいけない」という例は少ないと思いますが、デートや結婚式などを控えていて、どうしても近日中につけたい場合は、即日対応のお店を探してみましょう。
また、プロであっても、ネックレスの素材や切れ方によっては対応できない場合があります。不安な場合は事前に問い合わせてみましょう。
※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
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