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更新日: 2025年9月6日

ひとりなのに、孤独じゃない。大人になってやっとわかった旅のこと

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若いころの旅は、とにかく詰め込むことが正義でした。あの街も、この美術館も、見逃すわけにはいかない、と。でも大人になってからのひとり旅は、ちょっと違います。急ぐ必要はなく、道端のカフェでぼんやりコーヒーを飲む時間も、ちゃんと旅の一部。荷物は少なめ、迷子多め、贅沢は控えめ。それが、私の新しい旅のスタイルです。この記事では、大人になってから楽しめる海外ひとり旅の魅力や、個人手配のコツ、安全対策を紹介します。

大人だからこそ楽しめる、のんびり旅

列車の旅
撮影:ワタシト編集部

若いころのひとり旅は、勢いと好奇心で突っ走っていました。朝から晩まで予定ぎっしり。いま思えば「地球と自分、どっちが先に疲れるか」のチキンレース。

大人になると、「急がなくてもいい」という贅沢が手に入ります。朝の光の中で街を歩き、カフェでコーヒーを飲む。列車に揺られて、窓の外をぼんやり眺める。

「荷物少なめ、迷子多め、贅沢は控えめ」この三原則だけで、旅はぐっと自由になります。

ドレスより文庫本、大人ひとり旅の余白

昔の私は、旅にフォーマルなドレスを持っていったことがあります。「もし海外で急にパーティーに誘われたらどうしよう」「ドレスコードが厳しいレストランだったらどうしよう」と思ったからです。

結果?一度も着ないまま帰国。肩こりのお土産だけが残りました。

いまの私の荷物は、最低限の服と読みかけの文庫本。あとはなぜか毎回入れるけど絶対に使わないハンドクリーム。謎のアイテムすら愛おしいのが、大人ひとり旅の余白です。

ひとりでレストランに入るときは少し緊張しますが、出てきたサーモンスープの温かさで「まあ、いいか」となる。だれかと語らうより、むしろ心に残る時間。これが、大人になってからのひとり旅の楽しさです。

年に1~2回の自由時間は、家族の協力あってこそ

私の場合、海外ひとり旅は年に1~2回、1週間ほど。普段は家族や仕事に追われていますが、この期間だけは全力で「自分ファースト」。

そのためには、家族や日常のタスクをどうやって丸ごと預けるかがポイントです。例えば、

・子どもの塾の送り迎えは、ママ友にお願いして、感謝のお菓子を添える
・家族の介護や日常サポートは、ヘルパーさんに丸投げしてみる
・食事は作り置きを作るか、母や義母に頼む
・いっそ夫に「今週は全部任せるから料理スキルを磨け」と言ってみる

安心して旅に出られると、「せっかくの自由時間、どう楽しもう?」という気持ちになります。

大人ひとり旅は、行き先だけ決めてぼんやり過ごすのも楽しいですが、ざっくりとテーマを決めておくと迷子すら旅の楽しみに変わります。

旅のテーマを決める

南仏ルシヨン
撮影:ワタシト編集部

テーマを決めると、迷子も「ラッキー体験」に変わります。例えば、

・スペイン:ガウディの建築を見て天才すぎて笑ってしまう
・ポルトガル:坂道を上り下りして、自分の太ももを尊敬する
・イタリア:ワインとチーズで歩数計をリセットする
・アイスランド:温泉に入りすぎて、自分がスープの具になった気分になる

「荷物少なめ、迷子多め、贅沢は控えめ」このルールで旅を組み立てると、準備段階から冒険気分になること間違いなし!

個人手配で旅を楽しむ

スコットランド・カレドニアンスリーパー
撮影:ワタシト編集部

ツアー旅行も便利ですが、個人手配は準備からワクワクします。航空券やホテルを探すだけで、もう半分旅した気分になるし、ホテル選びに迷うのも楽しいものです。

個人手配のステップ

1.行きたい国をざっくり決める

ビーチ派はギリシャ、街歩き派はスペイン。「迷子になっても楽しめそうか?」で決めてもいい。

注意ポイント

・気候や治安も軽くチェック
・移動手段や交通事情をざっくり把握しておくと安心

2.興味のあることをリストアップ(テーマ決め)

美術館巡り、街歩き、食べ歩き、自然散策。やりたいことを決めるだけで、計画の焦りが消えます。

注意ポイント

・1日にやることを詰め込みすぎない
・「迷子も予定の一部」と思えるテーマにすると気持ちが軽い

3. 航空券・ホテル・移動手段を予約

比較サイトで航空券やホテルをチェック。ホテルは駅近だけじゃなく、静かな街の一角も狙う。路線をざっくり把握すると迷子も楽しめます。

注意ポイント

・航空券は価格だけでなく、乗り継ぎ時間やフライト時間も確認
・ホテルは周辺環境や口コミも確認すると安心
・移動手段も早めに調べて、現地で慌てないように

4. 現地情報をチェック

治安、営業時間、季節イベント。スマホに地図と翻訳アプリを入れておく。

注意ポイント

・季節による日没時間や祝日もチェック
・現地通貨の入手方法や両替場所を確認

5. 保険や安全対策

パスポートや現金は分けて管理。小さな工夫で安心感が倍増。

注意ポイント

・海外旅行保険に加入
・緊急連絡先や医療情報をスマホや紙で控えておく

安全と安心があるからこそ、旅のスパイスを味わえる

ポルトの駅
撮影:ワタシト編集部

ひとり旅、しかも海外というと「肝が据わっている」と思われがちですが、私は臆病者。だからこそ、旅の安全と安心を大切にしています。

はじめてのひとり旅で、ミラノの路地を歩いているとき、スマホのバッテリーが切れかけて焦ったことがあります。地図アプリも翻訳アプリも頼れず、迷子というより迷宮に迷い込んだあの感覚…。でも事前に紙の地図と現金を分けて持っていたおかげで、最悪の事態は回避できました。

また、トラットリアで食事をして、帰り道に人通りの少ない通りを歩いたときも、ライト付きキーホルダーを持っていたおかげで安心感が全然違うことを実感。

道に迷ったときは、少し勇気を出して地元の人に声をかければ、助けてもらえることがほとんど。ただし、声をかけるならお店のマダムや子ども連れの女性など、安全そうな相手を選ぶことがポイントです。路地裏で見知らぬ男性に声をかけるのは避けましょう。こうした小さな工夫で、迷子も冒険になります。

自分だけの景色を抱えて歩く、大人のひとり旅

南仏の村のカフェ
撮影:ワタシト編集部

大人になってからのひとり旅は、自由を存分に味わえるチャンス。荷物を軽くして、迷子になれる余白を残し、自分のペースで歩くだけで、旅はぐっと豊かになります。

準備や安全対策をしっかりしておけば、心配事に時間を取られることもありません。そうして生まれた余裕の中で、ふと立ち寄ったカフェや小さな路地、偶然出会った人々の笑顔が、旅の思い出として深く刻まれます。

そして何より、大人のひとり旅は「自由に選ぶ楽しさ」を体感できる冒険です。荷物も迷子も、余白も笑い飛ばして、あなた自身の旅を始めてみてください。新しい景色と小さな驚きが、きっと待っています。

※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
※本記事に掲載する一部の画像はイメージです。
※本記事の内容の真実性・確実性・実現可能性等については、ご自身で判断してください。本記事に起因して生じた損失や損害について、編集部は一切責任を負いません。
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監修者
ライター
おだりょうこ
猫と旅、音楽と映画で形成されたライター&エディター。旅欲が止まらない旅ジャンキー。料理は作るの食べるのも好き。日々の暮らしにひとさじほどの丁寧さを意識することを心がける日々。
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