ウォーターサーバーのカビ対策について徹底解説！カビが生えてしまう原因や、ウォーターサーバーがカビてしまった場合のパーツ別の掃除方法、必要な掃除アイテムなどを紹介します。飲料水として使用するウォーターサーバー。しっかりと掃除して衛生的に保ちましょう。

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ウォーターサーバーにカビが生える原因とは？

ウォーターサーバーに限らず、カビが発生する原因は以下のカビ発生の3要素そろうこと。

ここでは「カビ発生の3要素」について、くわしく説明していきます。

ウォーターサーバーがカビる原因1：湿度

60％以上の湿度でカビが繁殖しやすくなります。カビが生えやすい場所として真っ先にお風呂場が思い浮かびませんか？それは一般的にお風呂場の湿度が70％程度と高いからです。

ウォーターサーバーを設置しているリビングやダイニングも例外ではなく、とくにムシムシする梅雨の時期には注意が必要です。また、冬でも鍋を食べたり部屋干しをすれば、部屋の湿度は60％を超えてしまいます。

ウォーターサーバーがカビる原因2：温度

文部科学省の発表によるとカビは

とのこと。皮肉にも私たち人間が住む家は、カビが住むにも適温だと言えます。

ウォーターサーバーがカビる原因3：汚れ

カビはタンパク質や糖質を栄養に成長します。具体的には

などを栄養としています。ウォーターサーバーはどうでしょうか？

以上のように、ウォーターサーバーは非常にカビが生えやすい環境だと言えます。ウォーターサーバーにカビを生やさないためには、こまめな掃除が欠かせません。

ウォーターサーバーにカビが生えてしまったときの対処方法

ウォーターサーバーでカビが生えやすい部分は、上記画像の5か所。それぞれ対処法が違うので、それぞれくわしく解説します。

【ウォーターサーバーのカビ対策】蛇口編

蛇口はウォーターサーバーを使うときに、必ず触れる部分。大量の手垢が付着しています。また水分が付着していることが多く、カビにとっては格好の住処です。

キッチンペーパーを使用し、水気を除去。このとき、簡単に取れる汚れは拭き取ってしまいましょう。

アルコール消毒液を使用して除菌。キッチンペーパーに付けて、塗りつけていきましょう。

綿棒を使用し、内部の汚れを掃除。汚れを取り除いた後はアルコール消毒液を使用し、内部も除菌していきましょう。

最後に水を流して終了です。この作業を怠ると、取り残した汚れが飲料水に入ってしまうことになるので、気を付けましょう。

【ウォーターサーバーのカビ対策】連結部分編

ボトルを取り換える際、ウォーターサーバーの連結部分に水がこぼれてしまったことはありませんか？その水をそのままにしておくとカビが発生してしまいます。また経年劣化で水が漏れ出してしまっていることも多く、注意が必要です。

言うまでもないですが、サーバーとボトルの連結部分は常に水に触れています。水気が少しでも残っていると、カビが繁殖しやすくなるので、キチンと水分を拭き取ることが重要です。必要であれば二度拭きしましょう。

アルコール消毒をして仕上げ。キッチンペーパーにアルコール消毒液を付け全体を拭いていくと、今後のカビ予防にも繋がります。

【ウォーターサーバーのカビ対策】受け皿編

ウォーターサーバーの受け皿には、部屋のホコリが溜まりやすい場所。また水が残ったままになることも多く、カビが発生しやすい条件がそろっています。

まずウォーターサーバーの受け皿を取り外します。取り外し方は機種によって異なるので、詳しくは付属の取り扱い説明書をご覧ください。

スポンジに水と洗剤をつけ、洗っていきます。洗い終わったらていねいにすすぎましょう。

【ウォーターサーバーのカビ対策】ウォーターサーバー前面編

ウォーターサーバーの前面は、部屋のホコリが付着しやすくカビが発生しやすい場所。また日常生活で最も目に入る部分なので、汚い見栄えも気になります。

スポンジに水をつけ、ウォーターサーバー前面を拭いていきます。段差になっている部分は汚れが溜まりやすいので、スポンジでしっかりとキレイにしましょう。

【ウォーターサーバーのカビ対策】ウォーターサーバー背面編

ウォーターサーバーの背面は普段の生活では見えないですが、ハウスダストが溜まりやすく、カビが発生しやすい場所。またハウスダストにより電気回路が故障してしまうこともあります。

漏電事故防止のため、ウォーターサーバーのコンセントを抜きます。

掃除機の先端部分を外し、ゴミやホコリ吸引していきます。掃除機で取り切れないホコリは水拭きしましょう。

ウォーターサーバーにカビを生やさないための予防策

最後にウォーターサーバーのカビ予防策を紹介します。

ウォーターサーバーの設置場所を工夫する

カビが好む「湿度」「温度」「汚れ」を防ぐべく、設置場所を工夫してみましょう。

設置OKな場所

設置NGな場所

ウォーターサーバーを定期的にお手入れする

こまめに清掃し、カビの餌となる汚れを残さないことが大切です。2週間～1ヶ月に1度の清掃が理想的な頻度。お手入れ方法は、ここまで紹介してきた掃除方法を実践してみてください。

※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
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編集者

ライター

ワタシト 編集部

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