
iPhoneが水没したら電源切って応急処置!絶対NGの4つに注意
現代人にとって絶対手放せないスマホ。しかし、いつも手元にあるからこそ、アクシデントは起こるんです。例えば水没。水回りやお風呂で操作しようとしたとき、海やプールで写真を撮ろうとしたとき、うっかり落としてしまったとき。まず、どうすればいいのでしょうか。iPhoneが水没してしまったときの対処法を紹介します。
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目次
iPhoneが水没したらまずは慌てず電源を切る!

スマホを水に落としてしまったとき、最初にすべきことは正しい応急処置。どのような手順で行えばいいのでしょうか。
乾燥剤を使って乾燥させる方法
おせんべいを買うとついてくる乾燥剤。食べられないからいらなーい、と捨ててしまうことが多いと思います。でも、iPhoneが水没したときのために、いくつか保管しておくのもいいですね。
・乾燥剤(お菓子などに入っている小さいものでOK)2、3個
・ジップロックなど密閉できる袋
・SIMピン(なければ紙用の金属のクリップでもOK)

まずは電源を切りましょう!水没後に電源を入れたままにしておくと、内部の機器が動いている状態のままになり、壊れやすくなってしまいます。水が入ったまま通電してしまうと、機器がショートしてしまう恐れが高いのです。一度、電源を切って内部を停止している状態にしましょう。

iPhoneに付けているケース、イヤホン、イヤホンジャックなどのアクセサリをすべて外します。

そのあとティッシュで表面の水分を拭き取ります。
・充電器の接続部分
・ホームボタン周辺の凹んだ部分
表面だけでなく、これらの箇所も、先を細くして棒状にしたティッシュや綿棒などで水分を吸収しましょう。

SIMカードも水に弱いため、必ず取り出しましょう。iPhoneの側面には、小さい穴のついたトレイのようなものがあり、ここにSIMカードが入っています。
SIMカードとは、iPhoneに内蔵されている、電話番号や回線情報などが記録されている小さなカードで、iPhoneを購入した際に箱の中に入っている、SIMピンと呼ばれる、穴に差し込めるピンがあるのでそれを利用します。失くしてしまった場合は、クリップをまっすぐにしたものでも代用できます。
SIMピンをカチッと音がするまで穴に差し込みます。そのまま手前に引っ張りましょう。すると、SIMカードがトレイごと出てきます。取り出したら、SIMカード全体をティッシュで拭きます。
SIMカードはとても小さいので、失くさないように必ず大切に保管しましょう。

iPhoneをティッシュで包んで、お菓子や海苔の中に入っている乾燥剤2、3個と一緒に、ジップロックなどの密閉保存袋の中に入れて密閉します。

ほんのり温かいところに2~3日置いておきましょう。おすすめはパソコンなどの電子機器の上です。このとき、直射日光の当たるところはNGです。

2~3日置いたら電源を入れてみましょう。完全に水気が飛び切ってしまうには長く感じるかもしれませんが2、3日置いておくのをオススメします。濡れている状態で通電すると機器がショートしてしまうのです。
電源が入ったら、再び動かなくなったときのために、素早くパソコンなどにバックアップをとっておくのがおすすめです。
もし電源が入らなかったら…早急にApple Storeに持って行きましょう。
乾燥したあと、iPhoneが動いた場合でも、安心できません。内部は一度水に濡れているため、しばらく立つと不具合が起こったり、腐食したりする可能性があります。「なんだ動いたじゃん!」と思ったのもつかの間、徐々に入力がおかしくなり、やがて電源が切れてそのまま…ということも(実体験です)。
動いたあとも、点検のためApple Storeに必ず持っていきましょう。もし、点検したあとに基盤を交換しなければならない場合、データは消えてしまうので、バックアップは必ず行いましょう!
お米で乾燥させる方法

水没したiPhoneを乾燥させる際、乾燥剤がない場合はお米で代用することも可能です。
・生米
ジップロックの中に炊く前の生米をパンパンに入れます。
生米を詰めたジップロックの中にiPhoneを入れましょう。お米の吸水力はなかなか高く、これでかなり水分を吸収することができます。
水没したiPhoneにやってはいけない4つのこと

iPhoneを水没させてしまったとき、絶対にやってはいけないことが4つあるのでここで紹介します。
電源を入れる
水没した後に場面が真っ暗になってしまった場合、電源をつけてはいけません。内部が濡れたまま電源を入れてしまうと、基盤がショートを起こして壊れてしまう可能性があります。必ず電源は切っておきましょう。
振る
水没させてしまった後、水を切る感覚でiPhoneを振ってみたくなるかもしれませんがこれもNGです。iPhone内部で水が広がってしまう恐れがあります。
電子レンジ・ドライヤー・火を使って温める
・iPhoneにドライヤーの風をあてる
・iPhoneを火であぶる
水が入ったなら、「温めればいいのでは?」と考えて、これらのことをするのは絶対にやめてください。急に熱が加えられると、内部の回路が損傷して壊れてしまいます。
何かに接続する・充電する
すぐにバックアップをとろうとしてパソコンに接続したり、充電しようとしたりするのもダメです。濡れたときに通電してしまうのがダメで、電源を繋ぐのはショートを起こしてしまう大きな原因になってしまいます。
iPhoneが水没してしまう前にできること

応急処置の方法は紹介しましたが、仮に動いたとしても、点検に持っていかなければなりません。
不具合があった場合の修理代、買い替えなければならなくなったときのコストは、かなりかかりますよね。しかも、水没による修理は保証が適用されないのです…。
では、iPhoneを水没させてしまう前にできることって何かばいのでしょうか?
防水ケースを使おう
海辺やプールなど、水の近くに行くときは、必ず防水ケースに入れて使いましょう。何の対処もせずに水辺にスマホを持って行くのは、とても危険です…!
水中にザブンと水没させてしまうのは言語道断。ですが、水のかかりどころが悪ければ、「え?このくらいで?」というくらいの水の量でも内部がダメになってしまうことも。

防水ケース
iPhoneを水回りや海、プールなどで使用する場合はこういったケースに入れてから使用しましょう。ケースに入れたままスクリーンの操作も可能。カメラも使えます。
こまめにバックアップを取ろう
もちろん、水没しないに越したことはありません!でも、どんなに注意をしていても、うっかり…ということは起こり得ます。
大事な写真や連絡先などのデータを普段からこまめにとっておきましょう。今ではクラウドなどで管理できるようになった連絡先や予定表の予定、大事な写真など、消えてしまっては困るものは、PCなどに移しておきましょう。
※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
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