
ディスポーザーの交換はプロの業者に依頼!頻度や修理費用の相場まで解説
今回はディスポーザーの交換について解説。生ごみがシンクに溜まるのを防いでくれるディスポーザーですが、もし壊れてしまった場合はどうしたらいいのでしょうか。どうなったら故障なのか、その原因はなんなのか、交換・修理費用の相場について紹介していきます。
目次
ディスポーザーとはなに?
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ディスポーザーとは、キッチンのシンクに取り付け可能なごみ処理粉砕機のこと。最近の住宅ではデフォルトで設置されていることが多く、自治体によっては導入費用の補助金が出ることがあります。
使い方はいたってシンプルで、設置したら水切りネットなどはせずに生ゴミを投入し、スイッチを押すだけ。下に流れ込んだ生ゴミが、内部に搭載されたハンマー状のブレードによって細かく粉砕されるという仕組みです。
また、使用することによって、
・環境に優しい
の2つのメリットが得られるのも魅力。三角コーナーの必要性がなくなるので、家事を格段にラクにしてくれるスグレモノです。
ディスポーザーの故障の原因は主には3種類
では、そんな便利なディスポーザーが壊れてしまう原因とはなんなのでしょうか。主に以下の3つが考えられます。
・何かを噛んでしまった
・何かがつまってしまった
ひとつずつ確認していきましょう。
水漏れが起きてしまった
長期間使用すると、ゴムパッキンの劣化やネジのゆるみが原因で水漏れが起きてしまいます。、シンク下がいつの間にか水浸しになっていることも。
あわてて力づくでゴムパッキンを接続すると、悪化してしまうので注意が必要です。
何かを噛んでしまった
スプーンや缶のふた・たこ糸など、流してはいけないものをディスポーザーに入れてしまうと回転盤が噛んでしまうことがあります。
無理に取ろうとするとディスポーザーを傷めてしまう恐れがあるため、注意が必要です。
何かがつまってしまった
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こちらも先ほどと同じく、流してはいけないものがつまってしまい作動しなくなることがあります。
また流した生ごみの量に対して水の量が少なかったり、ゴミを溜めすぎたりすることもディスポーザーにとっては良くありません。生ゴミを入れる際は、特に慎重に扱うようにしましょう。
自分でディスポーザーの修理は可能?
ディスポーザーが壊れてしまった場合、原因が分かっている場合は自分で直すことが可能です。たとえば何かがつまっていて、自身で取り出すことができる簡単なものだったら壊れたディスポーザーを直せることができます。
しかし、原因がわからない場合はプロの業者さんに頼みましょう。ディスポーザーを解体する作業は、多くの工数が必要です。専門知識がないと直すことができません。
ディスポーザーの交換費用の相場は?
では、プロに依頼して新しいディスポーザーに交換する場合は、はたしていくらかかるのでしょうか?相場としては約10万円。
内訳として、
・本体代 約7万円
・ディスポーザーの処分費 約3千円
となっています。
高価なものなので、アフターサービスがある業者さんに頼むと安心です。
ディスポーザーの修理を依頼するといくら?
実際にプロに見てもらったら、交換ではなく修理で済んでしまうことも。では、修理費用はいくらかかるのでしょうか?修理する部品によって変わりますが、だいたいの場合1万円前後で済みます。
・部品代 必要に応じて
まずはプロにディスポーザーのチェックを依頼し、修理できる部分を確認してもらいましょう。
ディスポーザーを排水管に戻すという方法も!

ディスポーザーが頻繁に詰まってしまったり、水漏れしてしまったり。ディスポーザーに入れられないものも案外多く、取り扱いが面倒になってしまうケースもあるでしょう。
このような場合には、思い切って排水管に戻すのもひとつの手です。
ディスポーザーから排水管に戻すと何が変わるの?
ディスポーザーから排水管に戻す場合、料理で出た生ごみは、自分で処理することになります。ゴミを入れておく三角コーナーや、使い捨てのゴミ捨て用袋などを準備のうえ、依頼するようにしましょう。
排水管に戻すことで、水道代や電気代を節約できる、というメリットもあります。
しかし、マンション全体に最初からディスポーザーを設置している場合、排水管へ戻すことを禁じているケースもあります。事前にマンションの管理規約をチェックして、問題ないかどうかを確認してから作業をお願いしましょう。
修理代はいくら?
先ほど、ディスポーザーの設置には10万円くらい、修理には1万円くらいが必要だとご紹介しました。それでは、排水管に戻す場合は、いくらくらいかかるのでしょうか?
水回り業者さんに聞いてみたところ、ディスポーザーへ交換した際の排水栓が残っている場合、全国的に平均2万円程度が相場だそうです。
後からディスポーザーへ交換した場合は、工事の際に不要になった排水栓を受け取っていると思います。「排水栓を捨ててしまった」、「最初からディスポーザーだった」という場合は、新しく排水栓を準備する必要があるため、5,000円~10,000円程度の部品代が必要です。
ディスポーザーを壊さないための予防策は?
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今回はディスポーザーの交換や修理について解説していきました。基本的には10年を目安に交換をする必要がありますが、できるなら長く使いたいもの。
寿命が来る前にまた壊れたということがないよう、最後に予防対策について紹介します。
油分が多いものを流さない
カップ麺のスープなど油分が多いものは固まりやすく、生ごみが引っかかってしまうことがあります。流す場合は、ぬるま湯と一緒に流してください。
繊維質のものを流さない
枝豆などの繊維がディスポーザーのブレードに絡まってしまうことがあります。不具合や故障の原因、つまりを引き起こす原因になるので、説明書をよく読み、流していいものとよくないものを確認してみましょう。
※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
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