
「Zaim」と「マネーフォワード ME」どっちが続けやすい?家計簿アプリの違いを徹底比較!
「Zaim」と「マネーフォワードME」は家計簿アプリのなかでも人気のあるアプリ。しかし、家計簿アプリを初めてつける場合、どちらが自分に合っているのか分からない点もあります。本記事では、2つのアプリを徹底比較。編集部内で利用しているユーザーの正直レビューも紹介します。
本記事内ではアフィリエイト広告を利用しています
目次
Zaimとマネーフォワードを比較
| 比較項目 | Zaim | マネーフォワードME |
| 登録できるサービス数 | 無制限 | 4件 ※有料:無制限 |
| 連携できる金融サービス数 | 約1,355件 ※自動取得対応数 | 約2,451件 |
| レシート読み取り機能 | あり(長尺モードあり) | あり(長尺モードなし) |
| カテゴリーのカスタマイズ性 | 制限あり ※有料:無制限 | 無制限 |
| 有料プラン | ・Web(月額):440円 ・Web(年額):4,378円 ・アプリ(月額):480円 ・年額:4,800円 | 【スタンダードコース】 ・Web(月額):540円 ・Web(年額):5,940円 ・アプリ(月額):590円 ・アプリ(年額):6,490円 【資産形成アドバンスコース】 ・月額:980円 ・年額:10,700円 |
「Zaim」は登録できるサービス数は無制限な上に、長いレシートを読み込める長尺モードも搭載されています。また、登録した収支にタグをつけたり、写真を追加したりできるのも魅力です。ただし、連携できる金融サービスは「マネーフォワードME」と比べて少ないため、すべての資産を管理したい人にはやや不便に感じるでしょう。
「マネーフォワードME」は連携できる金融サービスが2,000件を超え、QRコード決済や投資信託などの幅広いサービスと連携が可能です。加えて、カテゴリーのカスタマイズも無制限にできます。しかし、登録できるサービスが無料の場合4件までしかできないので、増やしたい場合には課金する必要があります。
登録できる金融サービス比較

登録できる金融サービスや連携できる金融サービスを比較してみましょう。
【Zaim】登録できるサービスは無制限
「Zaim」は無料版でも、登録できる金融サービス数が無制限です。そのため、クレジットカードや銀行口座などを複数持っている人は管理しやすくなるでしょう。
ただし、アプリで情報を自動で取得できる連携先の数は「マネーフォワードME」に比べると少なく、電子マネーやポイントなどの対応数も少ないです。
編集部スタッフT
【マネーフォワードME】連携サービスが豊富
「マネーフォワードME」は連携できる金融サービス数が「Zaim」に比べて多く、約2,451件の金融サービスに対応しています。銀行やクレジットカードなどはもちろん、通販サイトのポイント、年金、電子マネー、保険、証券など幅広いサービスと連携できます。サービスが豊富なので、ほかのアプリで連携できなかった自分の資産とも連携できるかもしれません。
ただし、無料版の場合は登録できる金融サービスは4件までとなっており、無制限に増やす場合には課金が必要です。
ワタシト編集長・藤島由希
レシート読み取り機能を比較

「Zaim」はレシートの読み取りに長尺モードもあり、電子レシートも読み取れます。「マネーフォワードME」は簡単なレシートの読み取りはできますが、長尺モードはありません。
【Zaim】長尺モードあり

「Zaim」にはレシート読み取り機能が搭載されており、長いレシートでも読み取れる「長尺モード」も搭載されています。「Zaim」は、現金で支払うことも多い人にとってもお金の管理がしやすいでしょう。
また、電子化されたレシートもスマホに画像としてダウンロードしておけば、アプリから読み込むことも可能です。
編集部スタッフT
【マネーフォワードME】シンプルな操作

「マネーフォワードME」は、操作が簡単にできます。電子レシートは2025年11月時点でPayPayのみに対応しています。「マネーフォワードME」は、レシートがなくても反映されるクレジットカードや電子マネーなどで支払いすることが多い人に良いでしょう。
ワタシト編集長・藤島由希
カテゴリーのカスタマイズ性

カテゴリーのカスタマイズの自由度は「Zaim」の方がありますが、無料版では利用できません。「マネーフォワードME」はサブカテゴリー(中項目)の編集は無料版でもできます。
【Zaim】有料版のみ利用可能

「Zaim」ではカテゴリーの追加、編集は有料会員のみが利用できる限定サービスです。有料プランになれば、大カテゴリーとサブカテゴリーと作成ができ、自由度も高いのが特徴。
カテゴリーの追加数の上限については明記されていませんが、上限数は非常に高く設定されている可能性もあります。
【マネーフォワードME】無料版でも自由にカスタマイズ

「マネーフォワードME」では無料プラン、有料プラン関係なくサブカテゴリー(中項目)の編集と追加ができます。サブカテゴリーの追加の上限数は、無料・有料プランどちらとも100個までです。
ワタシト編集長・藤島由希
有料プランのメリット

| サービス | Zaim | マネーフォワードME |
| プラン(すべて税込) | ・Web(月額):440円 ・Web(年額):4,378円 ・アプリ(月額):480円 ・アプリ(年額):4,800円 | 【スタンダードコース】 ・Web(月額):540円 ・Web(年額):5,940円 ・アプリ(月額):590円 ・アプリ(年額):6,490円 【資産形成アドバンスコース】 ・月額;980円 ・年額:10,700円 |
「Zaim」の有料コースは1つで、Web経由とアプリ経由の決済で金額が異なります。「マネーフォワードME」は有料コースが2つあり、同じくWeb経由とアプリ経由で決済金額が異なります。ただし、資産形成アドバンスコースはどの決済方法を使っても金額は変わりません。
【Zaim】ワンプランで機能が解放される

「Zaim」の有料プランの最大の特徴は「ライフシミュレーション機能」が使えることです。この機能は、教育費や老後の生活費などの将来必要な費用をシミュレーションして、未来のお金の計画を立てることができます。
ほかにも、カテゴリーを自由に編集できるようになったり、口座の残高推移を全期間グラフ化してくれます。また、無料版は90日以上「Zaim」に未ログインの場合、自動更新が停止しますが、有料プランになると自動更新を継続してくれます。
口座グループも作成できるようになり、複数の口座をまとめて管理しやすくなります。
【マネーフォワードME】2つのコースで選べる

「マネーフォワードME」は、スタンダードと資産形成アドバンスの2つのコースがあります。スタンダードコースは、主に家計と資産全体を見える化して管理したい人におすすめです。
資産形成アドバンスコースは、投資をしている人や資産形成を積極的に行いたい人に適しています。また、スタンダードコースにはない、配当・分配金分析や銘柄・業種別分析といった機能も利用できます。
有料プラン全体の大きなメリットは、金融サービスの登録数が無制限になったり、連携した口座情報などの自動更新の頻度が上がる点です。そのほかにも、クレジットカードの引き落としで残高不足の可能性がある場合に事前通知してくれたり、ポイントの有効期限を知らせてくれます。アプリ内の広告も非表示になり、よりスッキリした見た目になります。
ワタシト編集長・藤島由希
セキュリティーはどちらもバッチリ!

「Zaim」と「マネーフォワードME」のどちらもセキュリティーに力を入れているアプリです。
「Zaim」では通信や連携先の認証情報は暗号化して情報を守り、連携先からの入出金記録をするための情報だけ保存しています。そのため、暗証番号やクレジットカード番号・有効期限、セキュリティーキーといった情報は「Zaim」では保存しません。データの閲覧時には、2段階認証やパスワード・生体認証でのロックで情報を守ります。
「マネーフォワードME」では通信を暗号化して、連携先の認証情報は異なるサーバーに暗号化して保存されています。また、不正アクセス対策も強化されています。加えて、ユーザー自身で2段階認証やパスワードロック、指紋・顔認証なども設定できます。
ZaimとマネーフォワードMEの正直レビュー!

ワタシト編集部内で、「Zaim」と「マネーフォワードME」を使っているスタッフにそれぞれメリットやデメリットをインタビュー!お気に入りの機能や主な使い方も教えてもらいました。
Zaimのレビュー
「Zaim」を使っているユーザーレビューでは、「ネットショッピングと連携できて便利」「クレジットカードの引き落とし予定も表示してくれて見やすい」※といった声がありました。実際に使っている編集部スタッフではどうでしょうか。
※参考:Google Play
Q. Zaimを使って感じる大きなメリットはありますか?
編集部スタッフT
Q. Zaimでお気に入りの機能はありますか?
編集部スタッフT
Q. Zaimで不便に感じるところはありますか?
編集部スタッフT
マネーフォワードMEのレビュー
「マネーフォワードME」を使っているユーザーのレビューを見てみると、「資産状況が見やすく、機能も充実している※」という声がありました。では、実際に使っている編集部スタッフはどうでしょうか。
※参考:Google Play
Q. マネーフォワードMEを使って感じる大きなメリットはありますか?
ワタシト編集長・藤島由希
Q. マネーフォワードMEでお気に入りの機能はありますか?
ワタシト編集長・藤島由希
Q. マネーフォワードMEで不便に感じるところはありますか?
ワタシト編集長・藤島由希
ZaimとマネーフォワードMEはどっちがおすすめ?

Zaimがおすすめな人|気軽に家計簿を始めたい人
「Zaim」は、操作性・デザインがシンプルなので、初めて家計簿をつける人にもおすすめです。とくに、レシート読み取り機能は好評で、長いレシートもスマホで撮るだけで記録ができます。そのため、現金払いが多い人にも適しています。
有料プランに加入すると、将来の資産グラフを自動で作成し、自分だけのライフプランを提案してくれます。現在から将来までかかるお金を計画したい人にもぴったりです。
マネーフォワードMEがおすすめな人|資産管理を本格的に始めたい人
「マネーフォワードME」は、たくさんの金融資産を一元管理したい人、主に投資状況などを深く分析したい人におすすめです。たくさんの連携サービス先があり、電子マネーやクレジットカードなどで決済することが多い人にも適しています。
また、有料プランの資産形成アドバンスコースに加入すると、分配金の分析やポートフォリオ機能が利用できるため、資産管理がしっかり行えます。
さらに、オンラインでFPへの無料相談サービスも提供しているので「マネーフォワードME」のデータを元にライフプランを提案してくれます。
自分に合ったアプリを選ぼう!
家計簿アプリを使えば、出費の無駄を可視化できて、効率的に節約がしやすくなります。節約ができれば、将来かかるお金を貯蓄できたり、今の生活にも余裕ができるでしょう。「Zaim」は主に家計簿をつけたい人、現金で支払いが多い人におすすめです。「マネーフォワードME」は、クレジットカードや電子マネーなどを利用する人、投資などの情報も一元管理したい人に適しています。どちらもダウンロードと基本機能は無料で利用できるので、お試しで利用してみるのも良いでしょう。
あわせて読みたい:【2025年】家計簿アプリおすすめ20選!安全性や無料でできることも解説
あわせて読みたい:資産管理アプリおすすめ10選!無料でシンプルに使えるアプリも紹介
※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
※本記事に掲載する一部の画像はイメージです。
※本記事の内容の真実性・確実性・実現可能性等については、ご自身で判断してください。本記事に起因して生じた損失や損害について、編集部は一切責任を負いません。
※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がユアマイスター株式会社に還元されることがあります。
















