
ワイシャツの染み抜きのやり方 | 応急処置から染み抜きをするときの注意点
ワイシャツの染み抜きについて徹底解説。シミがついてしまったときにしたい応急処置の方法や、家でクリーニングする方法、またその際に注意したいポイントなどについて紹介していきます。写真付きでくわしく手順を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
ワイシャツにの染み抜きは応急処置が大切!
ワイシャツに染みがついてしまったけど、しっかり落とせる状況じゃない。そんなときはひとまずの応急処置で染み抜きを簡単にしておきましょう。
あとで汚れを落としやすくするためにも、速やかに応急処置をするのが大切です。
汚れの原因を拭き取りましょう。伸ばさないように、気をつけてください。

シミの裏から少し濡らしたティッシュをなどを当ててください。油性のシミは、このときに石けんを混ぜるといいでしょう。

挟んでシミを移してください。

最後にしっかりと水分を拭き取って、応急処置完了です。
ワイシャツを染み抜きする前に洗濯表示と素材をチェック!

応急処置を終えたら、本格的にワイシャツの染み抜きをしていくのですが、その前に必ず洗濯表示を確認しましょう。洗濯表示を確認しないで洗ってしまうと縮んでしまうので、注意が必要です。
とくに注意してもらいたいのは、洗濯機マークの絵。この中に記載してある温度まででしか洗濯できませんので気をつけましょう。これ以上の温度で洗濯してしまうと縮んでしまう可能性があります。
基本的に、ポリエステルやウールなどは洗えますが、以下の素材のシャツを洗濯するときは注意してください。
麻
麻素材のワイシャツには気をつけてください。麻は、通気性や速乾性に優れていますが、伸縮性が良くないためシワになりやすく、濃い色の物は、摩擦や汗や直射日光で変色し易いので注意が必要です。
洗濯するときは、色落ちや変色に注意しましょう。
レーヨン
レーヨンの洗濯も注意が必要です。レーヨンは「人絹」と言われるほど繊細な素材です。
レーヨン自体、絹に近い素材で作られているので、万が一洗濯したい場合は、クリーニング業者に依頼することを強くおすすめします。
ワイシャツの染み抜きのやり方
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ここからは自宅でできるワイシャツの染み抜きのやり方を紹介していきます。ここで紹介するのは、代表的なシミの落とし方です。
・捨ててもいいタオル
・クレンジングオイル
・中性洗剤
・ふろ桶(水を溜められるもの)

用意したタオルの上に、ワイシャツを裏返して置いてください。シミ部分がタオルにあたるようにしましょう。

クレンジングオイルと中性洗剤を1:1で混ぜて、新しい洗剤を作りましょう。これはベンジンの代わりなので、あればベンジンでも大丈夫です。

さっきの洗剤を歯ブラシにつけて、シミをひたすら叩きましょう。このときに擦らないよう注意してください。

汚れが落ちてきたら、一度すすいでしまいましょう。汚れが落ちていない場合は、先ほどのブラシでシミを叩く作業から繰り返しましょう。
襟についた汗や皮脂の黄ばみを落とすならこれ!
染み抜きついでに、襟や袖についた黄ばみも落としてみましょう。染み抜きとは方法が違うので、やり方をご紹介します。
・やわらかい歯ブラシ
・洗剤
・ぬるま湯

お湯は洗剤のなじみやすい、40℃くらいに設定しましょう。

黄ばみに直接、洗剤をかけます。

やわらかいブラシでこすりましょう。あまり強くやると生地が傷ついてしまうので、注意しましょう。
最後はぬるま湯で流して、いつも通り洗濯して完了です。
ワイシャツの染み抜きを正しくして長く愛用しよう
今回はワイシャツの染み抜きについて解説していきました。クリーニングに出す時間がないという場合でも、自宅で正しく染み抜きをすればキレイにすることができます。素材によって注意が必要ですが、やさしく、そして正しく染み抜きをすれば傷むことはないので、ぜひ参考にしてみてください。
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