
キュプラの洗濯方法を解説!素材の特徴やお手入れのポイントを紹介
キュプラの洗濯方法を紹介。スーツやジャケットの裏地に使われたり、スカートやブラウスにも使用されているキュプラですが、普通に洗っていいの?と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。今回はキュプラの特徴や洗い方のコツなどを解説していきます。
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キュプラの特徴とは?

まず、キュプラという素材の特徴を確認していきましょう。キュプラは、
・光沢がある
・吸湿性、防湿性がある
・静電気が起きにくい
・シワになりにくい
という素材です。メリットの多い素材にも思えますが、
・お手入れが大変である
という、デメリットも。洗濯をするうえで気になるのが、お手入れが大変という部分です。どのようなことに気を付けて、お手入れをすればいいのでしょうか。
キュプラを洗濯する前に確認するポイント

デメリットで挙げた通り、キュプラのお手入れは気を使う必要があります。キュプラは洗濯機で洗うと縮んでしまったり、毛玉ができやすくなってしまうのです。そのため、基本的には洗濯機での洗濯はおすすめしません。
しかし、クリーニングに行く時間がなくて、どうしても洗濯しなくてはいけないということも。そんなときは、お持ちの衣類の洗濯表示を確認しましょう。
手洗いマークがついていれば、自宅での洗濯が可能。洗濯してはいけない表示があったら、クリーニングに依頼をしましょう。
キュプラを自宅で洗濯する方法
洗濯表示を見てキュプラを洗濯できるとわかったら、さっそく洗濯していきましょう。
・柔軟剤
・桶
・洗濯ネット
・バスタオル

水は、衣服が浸るぐらいたくさん入れてください。桶がない場合は、シンクに水を張るのもいいでしょう。
水の温度は、30℃以下にしましょう。
ぬるま湯で洗うと汚れが落ちやすくなりますが、キュプラが痛んだり、縮んでしまう可能性があります。水温は30℃以下にしましょう。

おしゃれ着用洗剤を入れたら、よくかき混ぜてください。おしゃれ着用洗剤を使うことで、服の縮みや毛玉などのダメージを抑え、短時間でささっと汚れを落とすことができます。
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洗濯ネットに衣類を入れて、そのまま桶の中に入れましょう。
洗濯ネットに入れたまま洗うと、脱水するときに楽になります。

30秒ほど、軽く「押し洗い」をしましょう。キュプラは基本的に水に弱いので、長い時間水に浸けておかず、時短を意識してすばやく洗ってください。ウォッシャブルタイプの衣類でも、1分以内に仕上げることを心がけましょう。

水分をできるだけなくすために、洗濯機で10秒間脱水をしましょう。10秒経ったら、途中で脱水機能を切ってください。バスタオルで軽く水を切るだけでも、脱水は可能です。

桶の中の水を新しいきれいな水に入れ替えて、すすぎを行います。2回ほど水を入れ替えながら、すすぎを行って、しっかり洗剤を落としましょう。
このときも、「押し洗い」と同じように、短時間ですすぐことを忘れないようにしてください。
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衣類の形を整えてから、先ほどの脱水作業と同じように10秒間脱水をしましょう。

桶に水を入れて、そのあとに柔軟剤を入れます。その中に、衣類を入れて10秒間浸します。そして、10秒間浸し終わったら、また洗濯機に入れて10秒間脱水をしましょう。

最後に、バスタオルなどの大きめのタオルで衣類を包み込み、水分を吸い取れば完了です。
キュプラにアイロンをかけるときのポイント

キュプラ生地は、デリケートなものなので、洗濯したあとはしっかりメンテナンスをしてあげることが大切です。洗濯したときにできたシワをしっかり伸ばして、元の美しい光沢のある生地に戻すために、正しいアイロンがけをしましょう。
キュプラにスチームアイロンを使ってはいけない
シワを伸ばすには、スチームアイロンを使うのが効果的であると言われています。しかし、水に弱いキュプラにスチームアイロンを使ってしまうと、縮んでしまうので注意しましょう。
アイロンは低温から中温にする
アイロンをするときは、低温から徐々に温度を上げていきましょう。いきなり高温でアイロンがけをしてしまうと、キュプラ生地が傷んでしまう可能性があります。
そして、ガーゼやタオルを当てながら、直接生地に触れないようにしましょう。シワがひどいときは、少し乾いた状態でアイロンがけをすると伸ばしやすくなります。
シワを伸ばしながら、アイロンがけをする

スーツやジャケットの裏地にキュプラが使われていたら、当て布をしながらアイロンがけをしましょう。ガーゼやタオルなどで当て布をし、少しシワを伸ばしながら縦にアイロンをかけていきます。自宅にアイロン台がある方は、そちらを使ってください。
もし、アイロン台が家にない場合は、こちらのようにタオルなどを丸めたものを袖に入れて、アイロン台の代わりにすることができます。
アイロンがけしたキュプラは冷ましてから収納する
アイロンがけをし終わったら、ハンガーにかけて熱を取りましょう。完全に熱をとったあとに、収納するのがポイントです。
自宅で洗えないキュプラはクリーニングに出そう

洗濯表示を見て、家で洗濯できなかったキュプラはクリーニングに頼みましょう。でも、「わざわざクリーニングに行くの面倒だな~」ということも。
そんなときは、宅配クリーニングに依頼してみてはいかがでしょうか。宅配クリーニングとは、洗濯物をそのまま袋に詰めて送るだけで利用できるサービスのことです。家にいながら衣服をクリーニングに出すことができるので、忙しくて時間がない人や、直接行くのが面倒だという人におすすめ。ぜひ、利用してみてください。
※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
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