
タオルケットは自宅で簡単に洗濯できる!干し方のコツも紹介
タオルケットの選択の仕方を解説します。洗う前、まずは洗濯表示の確認が大切です。表示マークをチェックすれば、自宅で洗濯できるか、どんな洗い方が適しているかが分かります。この記事では、洗濯表示の見方や正しい洗い方、乾かし方のコツまで詳しく解説。清潔で快適なタオルケットを保つために、ぜひ参考にしてください。
目次
タオルケットをお洗濯する前に「洗濯表示」をチェック!

タオルケットには洗濯表示がついています。洗うときはよく確認しましょう。 お洗濯に関することは『上の開いた箱形に波線』が対応してます。この箱と次の4つの組み合わせに注目してください!
数字
中に数字が書かれていれば、お洗濯に使える水の温度を示します。そして、洗濯機で洗うことができます。数字は30、40、50、60、70、95の6種類。中に書かれている数字は、限界の温度です。それ以上の温度にはしないように気を付けてくださいね。
横線を見つけた
マークの下に横線が1本または2本書いてあれば、それは洗濯物のデリケートさを示します。横線があっても、洗濯機で洗うことができます。2本線のときは、やさしく洗えるモードが推奨されています。「手洗いコース」「おしゃれ着コース」「弱水流コース」などで洗いましょう。洗剤もおしゃれ着用のものを使うのがおすすめです。
手の平
手が描いてあれば、手洗いオンリーだということです。お洗濯したい生地の素材と照らし合わせて、洗い方を調べてみるとよいでしょう。手の平には、数字は書いていませんが、40℃が上限です。
×印を見つけた
×印があればご想像どおり、水洗い不可です。クリーニング店へ持っていくといいでしょう。
旧表示の洗濯表示

旧洗濯表示には、桶マーク以外に洗濯機を模したマークがあります。
同じく水の温度と合わせて表示されることがあり、旧表示の数字の種類は、30、40、60、95の4種類。
また、「弱」と記載されているは、新表記の横線と同じです。やさしく洗えるモードにするか、手洗いがおすすめです。「手洗イ」と表示されていることもあります。×印は新表記と同じく水洗いができません。
あわせて読みたい:洗濯表示をイラスト付きで完全網羅!旧表示との違いや洗い方・漂白・乾燥などの確認方法
タオルケットの洗い方

基本的には洗濯機に入れるだけで良いですが、きちんと畳んで洗うと傷みにくくなります。まずは、たたみ方から紹介します。
タオルケットを畳もう

自分から見て横長になるように広げます。

横長に置いたタオルを、手前から奥に半分にります。

半分に畳むと、2枚重ねになっていると思います。 その上の方だけを手前に折り返します。折り返した部分は、元の長さの丁度1/4になります。

さっき折り返さなかった方を、折り返しましょう。断面を見ると、山折り、谷折り、山折りとなっていると思います。

今度は、ここまで1度も折っていなかった長い方の辺を折っていきます。

このときの幅は、折ったときに正方形になるくらい。 全体の大きさを見て、長い方の辺の長さの1/6や1/5くらいの幅で折っていくと、端っこまでキレイに折れると思います。
最後は、お使いの洗濯ネットの大きさに合わせて折ってみてください!
洗濯機で洗おう!
畳めたら、洗っていきましょう。洗濯機で洗う時に気をつけたいのは、何をおいても洗濯表示。洗えるのか洗えないのかの確認が大切です。確認せずに洗ってしまうと、縮んでしまうことがあるので注意です!
・洗濯用洗剤

デリケートな素材の場合はネットに入れると安心です。

「大物洗いコース」とか「毛布コース」で洗うのをオススメします。 なければ標準でもOK。洗剤は、あまり傷んでほしくないときは、おしゃれ着用の中性洗剤を選びましょう。 そんなに気にしないというときは、普段使っている洗剤で大丈夫です!
乾かし方は次の段落で詳しく解説します。
柔軟剤を頻繁には使わない
洗濯表示を確認して洗えば、基本的に失敗することはありません。強いてコツをあげるなら、柔軟剤の使用頻度には気をつけましょう。柔軟剤はトリートメントのようにコーティングするもの。タオルケットの表面がコーティングされちゃうと汗を吸わなくなる場合があります。
タオルケットはコインランドリーで洗えるの?
もちろん洗えます。コインランドリーで洗うときも、洗濯表示の確認を忘れないようにしましょう。乾燥機があれば、雨の日なんかは重宝しますね。
タオルケットの乾かし方
先ほど少し触れましたが、ここでは、洗濯したタオルケットの干し方を紹介します。代表的な干し方に「M字干し」、「A字干し」などがあります。では、それぞれの干し方を紹介します。
「M字干し」
「M字干し」は、干したタオルケットがM字になるように干していく方法です。この方法で干すことにより、通気性が良くなり、一本の竿にかけるより早く乾きます。

平行に並べましょう。離しすぎないようにするのがコツです。

2本の洗濯竿、またはハンガーに渡すようにタオルをかけます。真ん中を下に引っ張り、「M字型」になるように形を整えましょう。
「A字干し」
物干竿が 1本の時はA字干しがおすすめです。

タオルケットの短い方の幅に合わせて、ハンガーをかける間隔を調整しましょう。

タオルケットの中心を竿に合わせて、ハンガーの上に干します。タオルケットの長い方の辺が半分になるように折りたたんだときの折り目が、竿の上に乗っかるイメージです。
ハンガーの両端でタオルケットを支えるようにすると、真ん中に空間ができるでしょう。ほら、前からみるとなんとなくA字っぽい……ような?
ホコリやダニをとる洗濯のコツは?
タオルケットは1年を通して使えるアイテム。その分気になるのがホコリやダニの存在。夏場は汗もかくので、余計気になりますよね。洗濯のコツについて紹介します。
ホコリ対策
ホコリはタオルケットの繊維とうまく絡まっています。払っただけでは落ちないのはこのせいですね。洗濯機で洗う時のポイントは水の量。節水モードを使っている場合はご注意を。少ない水ではうまく汚れを浮かすことができず、ホコリも残ってしまいます。洋服の時はかまいませんが、タオルケットを洗う際は節水モードを解除!たっぷり水を使って汚れもホコリも洗い流してしまいましょう。
また、洗濯槽の汚れも注意ポイントです。タオルケットは洗濯機内の細かい汚れを拾ってしまうことも。2~3ヶ月に1度は、洗濯槽のお掃除もしておくといいでしょう!
ダニ対策
ダニは湿っている環境が大好き。具体的には温度が20~30度、湿度が60%以上です。夏場を意識するとイメージしやすいですね。
なので、タオルケットをよく乾かすことが大切になります。しっかり干すのもいいですが、おすすめしたいのは乾燥機です。ダニは熱で退治することができるので週に1回程度、乾燥機にかけるようにしましょう。
タオルケットを洗濯する頻度
タオルケットは肌に一番近いところにかけるという方も多いのでは?ということは、肌と触れ合う面積がだいぶ大きいです。それだけ汗や皮脂などの汚れがつきやすい!1~ 2週間に 1回は洗うのがベター。
タオルケットを洗濯するコツ
タオルケットを洗濯するときに、気になる汚れが見つかることもあると思います。そんな汚れには、たたむ前に部分的に洗剤をトントンとつけましょう。少し汚れが落ちやすくなります。
さらに、たたむ時は、汚れが気になる部分が表に見えるように、たたむと最高です!シミがついてしまったときは、部分洗いやシミ抜きをするのも1つの手です。ついてしまったシミに合った方法で、シミ抜きしてみてくださいね。
タオルケットをこまめに洗濯して気持ちよく使おう
しばらくしまっておく場合は、次に出したときに快適に使えるように、クリーニングに出してみるのも1つの手です。とはいえ、夏も冬もタオルケットはよく使いますからね。お家で洗えた方が経済的。干し方もしっかり覚えて、気持ちいいタオルケットで過ごしましょう。
※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
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