
重曹でサビ落としができる!簡単なサビ取り方法やクエン酸との比較を解説
自転車やキッチンの軽いサビは、重曹を使えば簡単に落とせます!本記事では重曹ペーストの作り方や適切な放置時間、アルミへの使用NGといった注意点まで解説。クエン酸や洗剤を使ったサビ取りの方法も紹介します。重曹で落ちるサビや落としにくいサビについての知識も要チェックです。
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目次
「重曹」で落とせるサビ・落とせないサビの特徴
「家にあるものでサビを落としたい!」と考えている方におすすめなのが、重曹。重曹にはマイルドな研磨作用(粒子がサビを削り落とす効果)があるため、身近で使いやすい素材でありながら、優れたサビ取り効果を発揮してくれます。
ただし、すべてのサビに万能というわけではありません。失敗なく綺麗に落とすために、まずは「重曹で落とせるサビ」をチェックしましょう。
【重曹で落とせる】赤サビ(初期のもの)

生活のなかでもっともよく見かけるのが、鉄の包丁や工具、自転車などにできるおなじみの赤茶色のサビ。金属の表面に浮いている初期段階であれば、重曹の研磨力で綺麗に擦り落とせます。
【重曹で落とせる】もらいサビ(シンクなど)

"もらいサビ"とは、サビにくいステンレスのシンクに、濡れたヘアピンや缶を置いて茶色い跡が移る現象。ステンレスの表面にサビが付着しているだけなので、重曹が得意とするサビです。
【要注意】青サビ・緑青(真鍮や銅)

「青サビ」は、真鍮(しんちゅう)や銅の表面に派生する青緑色のサビです。初期なら重曹で落とせますが、金属の内部まで侵食しやすいため、頑固な場合はクエン酸や専用洗剤が必要です。
緑青(青サビ)の落とし方は以下の記事で詳しく紹介しています。気になった方は以下の記事もチェックしてみてください。
あわせて読みたい:緑青とは?落とし方を解説 | お酢や重曹でサビを除去する方法
【落とさなくてOK】黒サビ

「黒サビ」は鉄を高温で加熱することで発生します。鉄の酸化を抑制し赤サビから保護してくれる"良いサビ"なので、落とす必要はありません。南部鉄器など、あえて黒サビで表面をコーティングしている製品も多く存在しています。
重曹を使ったサビ落としの4ステップ|赤サビや青サビにおすすめ

重曹は、粒子がサビを削り落とすため、サビ取り剤のように使うことができます。少量の水でペースト状に溶かして使うのがポイント。
・水
・メラミンスポンジ

重曹:水=1:4を目安に重曹を水で溶かし、重曹ペーストを作ります。

サビの部分に重曹ペーストを塗りましょう。

時間を置いてからペーストを塗った部分を擦ります。メラミンスポンジや歯ブラシなどがおすすめです。

サビを残さないように、乾拭きでペーストを拭き取りましょう。研磨力がある重曹とメラミンスポンジを使うことで、表面に付いたサビが削れてきれいになりますよ。
重曹は、サビ落としだけでなく家のお掃除でも大活躍。さまざまな重曹の使い方が知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。
あわせて読みたい:重曹はどんな汚れに効果的?おすすめの掃除場所や注意点も解説!
重曹でサビ取りをする時のNG行為
誤った方法でサビを落としてしまうと、かえってものを傷つけてしまう場合があります。素材を傷めてしまわないためにも、以下の注意点を意識しておきましょう。
・サビを落とす際に強く擦りすぎないようにする
・長時間のつけおきはしないようにする
重曹で落ちないサビにおすすめの対処法2選
落としたいサビが重曹ペーストで落ちなかったときは、違う方法を試してみましょう。ここからは、重曹と同じように簡単に手に入るクエン酸や、洗剤を使ったサビ取りを紹介します。
対処法1. 蓄積したサビに効く「クエン酸(またはお酢)」の力

キッチンやお風呂場など、家庭の掃除に幅広く使えるクエン酸。このクエン酸、実はサビ落としにも活用できます。洗面器一杯のお湯に対して、クエン酸大さじ1~2を目安に溶かし、つけおきやパックをしてからスポンジ擦ります。クエン酸水を作る際は、金属製のバケツは使わないようにしましょう。

シャボン玉石けん クエン酸 300g
対処法2. 水垢洗剤でも工具のサビ取りが可能!

水垢落としで有名な「茂木和哉」はサビ落としにも活躍します。実際にどのように使うのか、写真で見ていきましょう。
・アルミホイル
・サランラップ
・柔らかい布

茂木和哉 水アカ洗剤 80ml

サビを落としたいものに、「茂木和哉」を100円玉分ぐらいつけます。アルミホイルを丸めたものを使って、くるくると磨きましょう。

「茂木和哉」をサビ部分になじませたら、サランラップを丸めたものでさらに磨きます。最後は、柔らかい布で拭き取ったら完了です。

画像のように、サビが落ちてきれいになりました。汎用性が高い「茂木和哉」も、ぜひお掃除に活用してみてください。
なぜ錆びる?サビが発生する原因

雨にさらされる野外や湿度の高い環境に長時間放置することで、サビは発生しやすくなるといわれています。金属の酸化は、酸素と水分がある条件のほかにも、ほこりや汚れも原因のひとつです。
ステンレスは、表面に保護膜をまとった金属のため、サビにくいといわれています。ただし、強くこすりすぎると、膜が剝がれてしまうことも。膜自体は時間が立てば復活しますが、膜が復活する前にサビができてしまうと、表面にサビが発生し、広がってしまう恐れがあります。
もう錆びさせない!日常のサビ予防テクニック

重曹やクエン酸でせっかくサビを落としても、そのまま放置してしまえば金属はすぐにまたサビ始めてしまいます。サビは「水・酸素・汚れ」が原因。上記のようなひと手間を加えれば、お気に入りの道具やシンクをピカピカに長持ちさせられますよ。
プロにクリーニングを任せるべき?素材を傷つける前に判断したいポイント
自分でサビ取りを行い無理に強く擦ってしまうと、素材を傷だらけにしてしまい、将来的な買い替えや修繕で何万円も損をするリスクがあります。大切な道具や設備だからこそ、一度プロの研磨技術でリセットしてもらうのもおすすめです。
ここからは、自分でやるのをやめてプロのクリーニング(研磨技術)に任せるべき判断ポイントを3つ紹介します。
1. サビが茶色を通り越して「黒・緑」に変色している
サビの色が初期の赤茶色ではなく、黒色や濃い緑色(緑青)に変色している場合は、金属の奥深くまで腐食が進行していると考えられます。この段階になると、表面をいくら重曹ペーストで擦ってもサビの根っこまで落とし切ることはできません。無理に削ろうとすると金属そのものを大きくすり減らしてしまうため、専用の薬剤とプロの機材による特殊研磨が必要になるでしょう。
2. 金属の表面がボロボロと剥がれ落ちている
触るとサビが粉のように崩れたり、金属の表面がボロボロと剥がれ落ちたりしている状態は、すでに一般の洗剤や道具では修復不可能なレベルに達しています。ここまで劣化が進んでしまった金属を一般の方が無理にお手入れすると、穴が開いたりパーツが破損したりして、製品自体が完全に使えなくなってしまう恐れがあります。手遅れになる前に、一度プロに状態を見てもらいましょう。
3. 高級なキッチン、浴室の鏡、IH天板など、絶対に傷つけたくない場所
「傷ひとつつけたくない高級なシステムキッチン」「うっかり擦ると白いモヤがかかってしまう浴室の鏡」「デリケートなガラス質のIH天板」など、失敗が許されない場所のサビ取りは、最初からプロに任せるのが賢い選択です。こうした場所はサビの周囲の素材も非常にデリケートなため、知識のないまま擦ると一瞬で傷つけてしまうことがあります。
頑固なサビを撃退!忙しいときはユアマイスターにお任せ
家にある重曹やクエン酸を使えば、初期のサビはお金をかけずに落とすことができます。しかし、サビ落としには「ペーストを作って、放置して、やさしく擦って、完全に乾かす」という、多くの手間と時間がかかります。
仕事や家事で忙しくてまとまった時間が取れない方も、サビが広範囲なのでひとつずつ擦り落とすことにハードルを感じている方も、無理をせずハウスクリーニングのプロに依頼するのがおすすめです。手間をかけずに、短時間でお家の中の金属パーツをピカピカに蘇らせましょう。
【Q&A】サビ落としに関するよくある質問
Q. 自転車のサビ落としに重曹は使えますか?
重曹と水を4:1の割合で混ぜた「重曹ペースト」をサビ部分に塗り、やさしく擦り落としましょう。自転車のサビ落としで最も重要なのは、こすり洗いのあとの水分を完全に拭き取ること。水分が少しでも残っていると、それが原因でさらにサビ(二次サビ)が発生してしまいます。しっかり乾燥させた後は、仕上げに自転車用の「防錆潤滑油」を注油してコーティングするのがおすすめです。
Q. 重曹ペーストを塗った後の「放置時間」はどれくらいですか?
頑固なサビの場合は数時間ほど置くのも効果的ですが、重曹を塗ったまま一晩以上放置するなど、時間をかけすぎるのは逆効果です。水分が完全に乾いて重曹がガチガチに固まってしまい、洗い流す際に素材を傷つける原因になります。30分置いても全く取れない場合は無理に擦り続けず、クエン酸を試すかプロのクリーニングへ相談しましょう。
Q. アルミ製品のサビ落としに重曹を使っても大丈夫ですか?
重曹はアルカリ性の性質を持っているため、アルミニウムと反応すると、サビが落ちるどころか金属全体が真っ黒に変色(黒ずみ)したり、金属そのものが腐食する恐れがあります。お掃除したい対象が「ステンレス」か「アルミ」か見分けがつかない場合は、重曹は使わず中性洗剤を使用するか、傷をつけずに汚れを見極めて落とせるプロのクリーニングへ任せましょう。
Q. 家にあるものでサビ取りに効果的なものは?
重曹でサビ落とし!サビに合った方法で撃退しよう
さび落としには、重曹ペーストがおすすめ。頑固なサビには、サビの状態に合わせてクエン酸やサビ取り剤を使うなど、有効なサビ落としの方法でアプローチしましょう。
サビ取りの後は、サビ止め剤での予防もセットで行うことで、よりきれいな状態キープできます。サビは放っておくと、どんどん広がってしまうため、早めに対処するように心がけましょう。
※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
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