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更新日: 2025年8月1日

【DIY初心者必見】チェーンソーの目立ての基本とコツ

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DIYなどでも活用するチェーンソーは、長く使うと切れ味が低下します。そのまま使い続けるとケガや事故のリスクが高まったり、作業効率が悪くなったりします。そのようなときには「目立て」をすることで、切れ味を取り戻すことができます。本記事では目立ての基本から手順、保管方法まで解説します。

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チェーンソーの目立てとは?

チェーンソー

チェーンソーの目立て(めだて)とは、チェーンソーの刃を研ぎ、切れ味を回復させる作業のこと。この作業は、チェーンソーの性能を維持し、安全に作業を行う上で非常に重要な作業です。

ケガや事故を防ぐ役割がある

チェーンソーを使う作業において、目立ては単に切れ味を良くするだけでなく、作業の安全性を高める重要なメンテナンスのひとつです。劣化した刃は木材に弾かれやすく、チェーンソーが跳ね返る「キックバック」が発生しやすくなります。そこで目立てを行うことで、キックバックのリスクが大幅に低減します。

また、切れ味が悪いチェーンソーを使うと、無理に木材に押し付けたり、不自然な体勢で作業を行ってしまいます。これにより、身体への負担が増加し、バランスを崩して転倒したり、チェーンソーを制御しきれずにケガをする可能性もあります。そのため、定期的に目立てをすることで、安全性を高めることにつながります。

時間と燃料の節約になる

チェーンソーの目立ては、作業効率を改善するためにも必要です。切れ味の悪いソーチェーンでは、木材を切断するのに余分な時間と労力が必要となります。適切に目立てされたチェーンソーは、スムーズに木材をカットできるため、1本の木を切るのにかかる時間が短縮されるようになります。さらに、エンジンへの負荷も軽減されるので、燃料消費を抑えてくれる効果もあります。

目立てのタイミング

・燃料を使い切ったとき
・切れ味が悪く感じたとき
・チェーンから煙が出るとき
・粉状の切りくずが出るとき

目立てのタイミングは、作業量によって変動はありますが、燃料を使い切るたびに目立てを行っておくのが理想的です。そのほかにも、切れ味が悪くなったり、チェーンが煙が出るなどの不具合がでたときに行うと良いでしょう。また、通常は鉛筆の削りカスのような形状の切りくずがでますが、粉状の切りくずが出始めたときも目立てのタイミングと言えます。

目立ての前の準備

目立てに取りかかる前に、チェーンの掃除をする必要があります。汚れていると目立てがしづらいので、丁寧に掃除しておきましょう!

用意するもの
・軍手
・汚れてもいい布
手順
1
安全な場所にチェーンソーを置く
チェーンソー

軍手を装着し、周囲の安全が確保されている場所にチェーンソーを置きます。

2
布で汚れを落とす
チェーンソー

汚れてもいい布を使ってチェーンソーに付着している泥や木クズ、オイルを拭き取ります。刃に挟まっている小さなものまで入念に拭き取ってください。

目立ての手順

ここからは目立ての手順を解説します。

用意するもの
・軍手
・油性ペン
・チェーンソーヤスリ
・平ヤスリ
・目立てホルダー
・デプスカウンター
・クランプ
目立ての手順 
1
チェーンソーを固定する
チェーンソー目立て

軍手を着用したら、安定した場所でクランプを使ってチェーンソーを固定します。クランプがない場合には、丸太やレンガなどで代用できます。

2
先頭の刃に印をつける
チェーンソー目立て

研ぎ始める先頭の刃に油性ペンで印をつけます。こうすることで、刃が一周してもどこから始めたか分かりやすくなります。

3
ホルダーにヤスリをセットする
チェーンソー目立て

使用しているチェーンソーに合ったヤスリをセットして、正しい角度で研げるようにします。

4
刃を研ぐ
チェーンソー目立て

ヤスリをチェーンソーの刃に密着させ、正しい角度を意識しながら内側から外側へ力をかけながらすべらせます。切れ味がそれほど悪くなければ2~3回研ぐだけでも切れ味が戻ります。切れ味が悪い場合には、4~5回を目安に研いでください。

5
欠損した刃があれば削る
チェーンソー目立て

刃に欠けがある場合は、欠けていない部分を含めて削り取り、なめらかにしましょう。大きな欠損やレーンの部分に問題がある場合は、チェーンごと交換してください。

6
デプスゲージを削る
チェーンソー目立て

デプスカウンターをチェーンソーの刃にセットし、はみ出ているデプスゲージを平ヤスリで削ります。これでチェーンソーの目立ては完了!

目立て前後で比較してみた!

自分で目立てをした後の切れ味を実際に比較してみました。

切れ味を検証【目立て前】

チェーンソー目立て

目立て前の切れ味はどの程度なのか試してみました。チェーンソーで角材を切ろうとしましたが、約30秒以上かけても切り落とすことができませんでした。これでは作業効率も悪くなります。

切れ味を検証【目立て後】

チェーンソー目立て

目立て前と比べて、どれほど切れ味が変わったのでしょうか。角材を実際に切ってみました。

明らかに手応えが変わり、どんどんチェーンソーが角材に入っていきます。目立て後は、約12秒で角材が切れました!自分で目立てするだけでも、劇的に切れ味が変わるので、定期的に行いましょう。

チェーンソーの保管について

チェーンソー

目立てをして刃を良い状態にしても保管場所や方法が正しくないと切れ味が悪くなる可能性もあります。ここからは、チェーンソーの保管方法について解説します。

エンジン式のチェーンソーの長期保管に注意

エンジン式チェーンソーを使用した後、そのままの状態で保管していませんか?エンジン式のチェーンソーは、そのまま長期間保管するのは危険です。使用後、燃料を入れたまま保管すると、2週間程度で燃料の成分が変化し、内部の部品にダメージを与えることがあります。2週間以上使わずに保管するときには、中の燃料を抜くようにしましょう

保管場所

・風通しのいい日陰
・乾燥している
・雨水のかからない屋根のある場所
・ホコリの少ない場所
・鍵をかけられる場所

チェーンソーをいい状態で保管するには、上記のような条件の揃った場所がおすすめです。また、ほかの人がさわれないように鍵をかけておくと安心。とくに、子どものいる家庭では、チェーンソーが簡単に触られないような場所への保管がおすすめです。

目立てをすれば切れ味が復活!

チェーンソーは使うほど切れ味が低下します。定期的に目立てをすることが大切です。切れ味が悪いまま使い続けると、作業効率が悪くなったり、燃料を多く消費します。また、ケガや事故が発生するリスクも高まります。きちんとメンテナンスをすることで、切れ味が復活し、作業効率も格段にアップします。もし、自分で目立てが難しいと感じたら、専門の販売店や修理業者に依頼することも検討してみましょう!

※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
※本記事に掲載する一部の画像はイメージです。
※本記事の内容の真実性・確実性・実現可能性等については、ご自身で判断してください。本記事に起因して生じた損失や損害について、編集部は一切責任を負いません。
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監修者
ライター
ワタシト 編集部
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