
醤油の染みを残さない2ステップ!すぐ落ちる裏ワザと洗剤の選び方
この記事では醤油の染み抜きについて徹底解説。そのために醤油の染みについての基本情報から紹介していきます。一般的な染み抜き方法から、効果的に染み抜きができる洗剤を見つけるための実験まで。いざというときに醤油の染み抜きができるよう、参考にしてみてください。
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目次
醤油の染みって油性?水溶性?

はじめに、醤油の染みって一体どんな成分なのか、どのような方法で落とすのが有効なのかを説明します。
醤油の染みは水溶性
染みにはいくつか種類があります。水に溶ける成分である水溶性や、油にしか溶けない成分の油性など。では、醤油はどちらなのでしょうか?
「醤油」っていうくらいだから油性じゃないの?と思う方も、多いかもしれません。でも、これは間違い。実は、醤油の染みは水溶性なのです。水溶性の染みなら、油性の染みと違って水と洗剤のみで落とすこともできます。
ただ、醤油の染みは茶色。染み抜きをできるだけ早くしないと、この茶色い色素がじんわり浸透して、水と洗剤のみでは落とせず、漂白剤が必要になってしまうのです。大事なのは、早めの対処です。
醤油の染みは水溶性、まずは水と洗剤で洗う
油性の染みの落とし方は、こちらの記事で紹介しています。ぜひ併せてチェックしてみてください。
あわせて読みたい:服の油汚れの染み抜きにはクレンジングオイル!時間が経った落とし方も解説
染みを落とすステップ1:水と洗剤で洗う

醤油の染みがついたら、まずは水と洗剤で洗ってみましょう。このとき使う洗剤は、洗濯用の弱アルカリ性洗剤です。
・洗濯用弱アルカリ性洗剤
弱アルカリ性洗剤は、中性洗剤よりも洗浄力が強いぶん、色落ちや風合いを損なうなど、洋服へのダメージの心配があります。傷めたくない洋服の場合はクリーニング屋さんに持っていきましょう。

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染みがついたばかりの状態なら、まず醤油の汚れ自体をタオルでふきとります。ゴシゴシこすらないこと。染みが周りにも広がってしまいます。ポンポンと叩くように、染みをタオルで吸い取りましょう。

弱アルカリ性洗剤を、染みより少し小さいくらいの範囲にのせ、浸透したら水でもみほぐすように、こすりあわせて洗いましょう。
染みが薄くなってきたら、洗い流しましょう。
このとき、お湯で流すほうが水よりも汚れが落ちます。ただ、高温のお湯で洗うと生地にも負担がかかり、色落ちしやすくなるため、色落ちさせたくない洋服は水で洗うようにしましょう。
この時点で、染みが完全に落ちた場合はタオルで水気をふきとって、5の手順へ移ります。染みが残っている場合は、2と3の手順を何度か繰り返して、4へ移りましょう。
ほぐし洗いをしたけど、まだ染みが残っているという場合は、洗濯機で普通に洗濯しましょう。ここでも、弱アルカリ性洗剤を使って、通常の洗濯モードでOKです。
洗濯機で脱水までできたら、乾かして終了です。洗濯表示に従って、風通しの良いところで陰干しをしましょう。
・洗剤をのせて、お湯でもみ洗いをしてから洗濯機へ
・まだ抜けない場合はセカンドステップへ
染み抜きファーストステップは完了です。これで抜ければいいのですが、抜けなかった場合どうするのか、セカンドステップをここから紹介していきます。
染みを落とすステップ2:漂白剤を使う

水と弱アルカリ性洗剤で洗ってみて、落ちなかったときは漂白剤に頼りましょう。
酸素系漂白剤を使って欲しい
漂白剤には種類があります。酸素系漂白剤と、塩素系漂白剤。2つの漂白剤は成分が異なり、塩素系漂白剤のほうが漂白力が強く、酸素系漂白剤のほうが穏やかです。2つの漂白剤のくわしい説明は、こちらの記事にまとめられているので参考にしてみてください。
あわせて読みたい:漂白剤の使い方を種類別に解説!酸素系や塩素系の使い方
醤油の染み抜きには、どちらを使えばいいのかというと、使いやすいのは酸素系漂白剤。
塩素系漂白剤は、色や柄のある衣類に使うと、衣服の色まで落としてしまうことがあります。また成分が強くて衣類の繊維を傷めることも。真っ白なタオルなどは塩素系漂白剤でもいいのですが、大切な服の染み抜きや、醤油の染みような部分的な漂白には酸素系漂白剤を使いましょう。
また、酸素系漂白剤には、液体タイプと粉末タイプの2つがあります。ただ、染み抜きはスピードが命。ドラッグストアに買いに走るくらいなら、家にある方を使って染み抜きをしましょう。
酸素系漂白剤で染み抜きする方法
・漂白剤を入れられる容器
・お湯(粉末を使う場合)
・綿棒または小さめのタオル
染み抜きをする服が、色の濃い服や色落ちさせたくない服の場合は、裏地などの目立たないところに漂白剤を少しつけて、色落ちすることがないか試してみましょう。

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はじめに、酸素系漂白剤を薄めましょう。粉末タイプの酸素系漂白剤なら、水2リットルに対して大さじ1杯(15g)の量で薄めるのが目安です。
ただ、種類によって異なるので必ずパッケージに記載されている量を守ってください。液体タイプの場合も、種類によって薄めるものがあります。薄め方はそれぞれ異なるため、パッケージをしっかり読んで従いましょう。

薄めた漂白剤を、綿棒またはタオルに少しつけます。染みが小さいときは綿棒、大きめのときはタオルでOK。

漂白剤をつけた綿棒またはタオルで、染みの部分を少しずつポンポン叩くことで漂白しましょう。染みが落ちそうになければ、2と3の手順を何度か繰り返しましょう。
染み抜きが終わったら、水で漂白剤をつけた部分をすすぎます。
すすぎ終わったら、洗濯表示に従って、陰干しor日なた干しをして完了です♪
・粉末タイプの酸素系漂白剤が効果的
・漂白剤をつけた綿棒でポンポン叩く
これで漂白は完了です。
【裏ワザ】お酢を使った醤油染み抜き

酸素系漂白剤が家にないという場合は、料理に使うお酢が活躍します。ここからは、お酢を使った裏ワザを簡単に紹介します。
どうしてお酢で醤油の染み抜きができるの?
では、なんでお酢で醤油の染みを抜くことができるのでしょうか?ポイントはpH値。酸性、中性、アルカリ性のどれに当てはまるかの指標の数字です。
醤油はpH値が5周辺の弱酸性。お酢には酢酸という成分が含まれており、これは2~3の強い酸性。
つまり、お酢からすると、醤油は中性に近いもの。この酢の強い酸性が醤油の色素を分解し、化学反応によって醤油の染みを抜くという仕組みです。
お酢で醤油の染み抜きをやってみよう!
・タオル
・台所用または洗濯用中性洗剤

お酢は強い酸性。そのまま使うのは、衣類を傷める原因になってしまいますから、NGです。お酢の量は大体小さじ1杯(5g)ぐらいでOKです。その2倍の水、10gぐらいの量の水でお酢を薄めます。

まずは、薄めた酢をタオルにつけましょう。醤油の染み部分をポンポン叩いて、お酢を染み込ませていきます。

染みのあった部分に中性洗剤を少しつけます。そのままもみ洗いして水ですすぎましょう。
洗い流したらそのあとは、洗濯表示に従って十分に乾かしましょう。
・お酢でも醤油の染みは落とせる
・洋服への負担を減らすため、中性洗剤でお酢を洗い流すことを忘れずに
漂白剤がないときはお酢を使った裏ワザを試してみてください。
【実験】醤油の染みを効率的に落とせる洗剤は?

醤油の染みを落とす洗剤として弱アルカリ性洗剤をご紹介しましたが、もっと醤油の染みを落とすのに効果的な洗剤はないのでしょうか?疑問に思った編集部は、
・洗濯用弱アルカリ性洗剤
・酸素系漂白剤(粉末の酸素系漂白剤をパッケージの容量で、水に溶かしたもの)
・無水エタノール
・クレンジングオイル
・除光液
という6種類の洗剤を用意して、どの洗剤が醤油の染みに効果を発揮するのかを検証してみました。

はじめに、このようにTシャツを12枚にそれぞれ四角く切り、醤油の染みを再現するために1枚ずつ醤油を垂らしていきます。

染み抜きをはじめる前に、染みをつけた布のうち半分の6枚はそのまま30分、もう半分の布は1日、そのままの状態でおいておきます。すると、写真のように立派な染みが。

上でご紹介した6種類の洗剤を染みに垂らしていきます。
6種類の洗剤をつけたら、そのまま5分間おいておきます。

5分間おいておいたら、そのあとは水で30~40回もみほぐすように洗いましょう。
この手順で実験して、6種類の洗剤のうちどれが落ちやすかったのかを見極めてみました!
実験結果
それでは結果を発表します。もう一度はじめの染みの状態を見てみましょう。

さて、この醤油の染みがどうなったのでしょうか?
こちらが、30分間置いた染みを抜いた結果。

もっともキレイに白くなっているのは、洗濯用弱アルカリ性洗剤を使ったもの。
そして、こちらが1日置いておいた染みを抜いた結果。

やはり、30分間置いたものよりも染みは残っているものの、洗濯用弱アルカリ性洗剤を使ったものは染みの跡が目立たなくなりました。
また、実験結果を見ると、1日おいた染みは、30分おいた染みよりもはるかに汚れが残っていますよね。染み抜きはスピードが命。早めの対処を心がけましょう。
・最強の洗剤はやはり「洗濯用弱アルカリ性洗剤」
・スピードが命なので、早めの処理を
ちなみに、洗濯洗剤には中性洗剤と弱アルカリ性洗剤があります。中性洗剤は、おしゃれ着などのデリケートなお洋服や、大事な洋服をやさしく洗える弱めの洗剤。
弱アルカリ性洗剤は、中性洗剤よりも洗浄力が強く、しっかり汚れを落とすもの。パッケージを見て使い分け、間違えないようにしましょう。
【オマケ】こんなところに醤油の染みがついたときは?

白いシャツなどに醬油がついてしまった場合は、先ほど紹介した方法で落とせます。しかし、漂白剤やお酢、エタノールなどが使えない、デリケートな素材や扱いが難しい素材も。
普段着る衣類の中でも、特に頭を悩ませるのが、ジーパンとネクタイです。醬油汚れが、うっかりジーパンやネクタイについてしまった場合の染み抜き法も、最後に紹介します。
ジーパンについてしまったとき
デニム素材は色落ちしやすいため、やさしい方法で染み抜きを行います。シミが残さないために、できるだけ早く対処するようにしましょう。
ハンドソープもしくは食器用洗剤
ジーパンについてしまった醤油は、できるだけ早くティッシュやペーパータオルなどに吸わせます。トイレットペーパーやハンカチ、ハンドタオルなどでも大丈夫です。近くにあるものでできるだけ早く、醤油を吸い取りましょう。
ハンドソープや食器用洗剤、石けんなど、身近にある洗剤をシミに直接つけてなじませましょう。洗剤が醤油汚れを剥がす役割をしてくれます。
洗剤が十分になじんだら、ティッシュやペーパータオを水で濡らし、汚れをうつします。裏側にもティッシュを当て、シミ部分を軽く叩くように作業しましょう。この工程を、汚れが取れるまで繰り返します。
ネクタイについてしまったとき
ネクタイは繊細な素材でできているため、家で洗濯できないケースがほとんどです。お気に入りの1本を傷つけてしまわないよう、ていねいに取り扱いましょう。
タオル
中性洗剤
清潔なタオルの上に、醤油で汚れてしまった面を下向きにして置きます。その後、水で濡らした歯ブラシで、裏側からやさしく叩き、醤油シミをタオルへうつします。
歯ブラシと水で汚れが落ち切らない場合は、薄めた中性洗剤をシミ部分に薄くつけます。その後、再度水をつけた歯ブラシで、裏側からポンポンと叩きましょう。
洗えないタイプのネクタイの場合、シミ抜きを行った部分が輪染みになる恐れがあります。染み抜きを何回か繰り返し、タオルにシミがつかなくなったら、軽く湿らせた別のタオルを用意しましょう。
新しいタオルでネクタイを包み込み、シミより少し大きな範囲を軽く押さえるようにして、なじませると、きれいに仕上がります。
染み抜きが終わったネクタイは、風通しの良い日陰で干します。型崩れを防ぐため、必ずハンガーを利用して乾燥させましょう。平干しでもOKです。
今回は醤油の染み抜きについて紹介しました。染みがついてしまったときは、この記事を参考にしてみてください。
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