
車のフレーム修理の費用や期間はどのくらいかかる?フレームの種類によって違いがあるって本当?
車のフレームを損傷して歪みが出てしまった場合は、すぐに修理が必要。でも一体どのくらいの費用と期間がかかるのでしょうか。この記事ではフレームの種類の違いや、修理費用や期間の目安などを紹介。
目次
そもそも車のフレームとは?どこのこと?

フレームは車の骨組み・土台となる部分。車のボディの形状を保つのに大切な役割を果たしているパーツになります。そのため車のフレームが歪んだり、損傷したりしてしまうとバランスが取れず走行性能に異常をきたす可能性があります。
見た目が悪くなるからというわけではなく、走行に支障が出るために修理が必要となるのです。また、車検でもフレームの状態は検査対象となっているため、少しでも歪みや変形が確認できる場合は修理が必要です。
フレームには2種類ある

・ラダーフレーム構造
・モノコックフレーム構造
車のフレームにはこの2種類があります。
ラダーフレーム構造とはハシゴ状になっているフレームに走行部品を取り付け、その上にボディを載せたもの。この場合、フレームが独立しているため、とても丈夫です。たとえボディ損傷を受けても、フレーム自体は直接衝撃を受けないので損傷を免れやすいという特徴があります。ただし、重量が重くなるため事故の際には衝撃が乗員に伝わりやすいというデメリットがあります。
一方、モノコックフレーム構造とはボディとフレームが一体となったタイプ。そのため部品数が少なくなり軽いのが特徴です。また、事故の際にも衝撃が分散されるので乗員に伝わりにくいというメリットがあります。その代わり、衝撃を車全体で受けるため、フレームが歪みやすいのがデメリットです。もちろん修理もより難しく、手間がかかることになります。
フレームは自分で修理できる?

車のフレームの修理は容易ではありません。そもそも、車のフレームが歪んでいるのかどうかを確認する必要があるのですが、微妙な歪みを素人が見抜くのは非常に困難です。また、修理をする前にはボディ寸法図を用意し、それに基づいて修理計画を立てなければなりません。
さらに、実際に修復する際には専用の機械を用意し、繊細な作業を細心の注意を払いながら行わなければならないため、素人が個人で行うのはほぼ不可能といってよいでしょう。
車のフレーム修理をプロに頼むといくらかかる?

車のフレームの修理費用は損傷の度合いによって大きく変わります。フレームの歪んでいる箇所が極めて限定的で、歪み自体も微小な場合は10万円程度で済む可能性があります。
しかし、一般的には比較的軽い歪みでも数10万~100万円程度はかかるものだと考えておいたほうが無難でしょう。とくにモノコックフレームのように部品が少ないモデルは100万円前後かかることも。
また、大きく損傷を受けた場合、フレームだけでなく他の部品の補修や交換が必要なケースがほとんどです。周囲のパーツ解体や組み立て作業にもコストがかかるため、それなりに費用が掛かることを想定しておくといいでしょう。
しかしそこまで高額になると、修理するよりも買い換えたほうがお得な場合があります。同じ車に乗り続けたいなら、高額になることを見越して事前にしっかりと見積もりを出してもらいましょう。
車のフレーム修理にはどのくらいの期間がかかる?
車が必要不可欠という方にとっては、修理中に車がないのは死活問題ですよね。基本的には即日で完了することはなく、最短でも数日かかります。
ただし損傷具合がひどい場合はその分、作業工程が増えるため、数週間~1ヵ月程度かかることも。車が絶対に必要という場合は、代車の手配も忘れずにしましょう。
車のフレーム修理は保険でカバーできる可能性もある
車両保険に入っている場合は、車のフレーム修理代を補うことができる可能性があります。ただし修理費用が車の時価総額を上回る「経済的全損」となった場合、時価額分までしか保険金が支給されないため、その分の差額は自己負担となります。
また事故による損傷の修理で車両保険を使った場合、事故の度合いによって等級が下がります。等級が下がったことによって、結果翌年の保険料が上がって損をするということもあるので、保険の使用は慎重に検討する必要があります。
車のフレームを修理するよりも買い替えが無難
今回は車のフレーム修理について解説しました。車のプロに修理を依頼すればできますが、費用が高額になる可能性が高いだけでなく、その後も不具合による再修理のリスクもあります。
そのため、「この車に乗り続けたい」というこだわりがなければ、買い換えてしまうのが無難かもしれません。車のフレームの修理を検討する際は見積もりを出してもらい、将来的にお金がかからないのはどのパターンなのかを確認し納得したうえで依頼しましょう。
内部リンク:車のスマートキー
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