
梅の木を剪定する時期は収穫後と冬!病害虫の対策に思い切って切る!
梅といえば、梅酒?梅干し?梅ジュース?どれもとても美味しいですよね。もちろん、梅は花も綺麗です。日本の梅の歴史は古く、万葉集にも梅を詠んだ歌がたくさんあるほど。しかし、梅を楽しく鑑賞するためにも、梅の実を美味しく使うためにも、梅の木のお手入れが必要になります。そこで今回は、梅の木を剪定する方法を解説してみました!
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梅の生育サイクルは?
剪定をするときは、その時期も結構重要。まずは梅の生育サイクルを確認しておきましょう!

実際に剪定をするには、3つのタイミングがあります。上記の図で言うと、矢印のタイミングが剪定時期としてはおすすめです!この3つの剪定時期ですが、それぞれ時期によって剪定する意義が違います。目的によってどの時期にするかを決めてください。
・収穫後(7~8月):美味しい実を増やすために枝(徒長枝など)を切ります。間引きのような形ですね。
・冬期(10~12月):全体の樹形を整えるために枝を切ります。
剪定せずに放っておくと、見た目に悪いのはもちろん、衛生的にも最悪です。風通しが悪くなり、病害虫の餌食になってしまいます。しっかり剪定してあげましょう。
梅の木を剪定しよう

では、実際に梅の木を剪定する方法を紹介していきたいと思います。
・三脚梯子
・剪定バサミ
・のこぎり

近与(KONYO)永吉 剪定鋏 200mm
梅の木には、こちらの剪定バサミがおすすめです。持ち手のグリップは、滑りにくくなっていて、またストッパーも付いているため安全に使うことができます。
剪定する方法は、時期ごとに紹介します。
花後(4月)
花後(4月)の剪定は、実は難しいんです。仕立て直しというのは、太い枝を切って新たな枝を芽吹かせること。どの枝を切るかの判断は非常に難しいです。
また、梅の木は今年咲いた芽がまた来年咲くわけではなく、今年花が咲いているときに新しい芽が出て、その芽が咲く、といった形なのです。毎回同じ芽が花が咲くわけではなく、交代で咲いているのです。なので、来年咲くはずの芽を切ってしまう恐れもあるのです。
どう考えても難しい…。梅の木の剪定に慣れないうちはやめておきましょう。もし仕立て直しをしたい場合には、プロに頼むのがおすすめです。
収穫後(7-8月)←おすすめ!
剪定するなら、このときが一番おすすめです。剪定の目的は主に、花を増やすため。切るべき枝を5種類紹介します。
びよん、と違和感のある長さに伸びている枝は、切ってしまいましょう。特に切り口から垂直に伸びた枝(徒長枝)は、花も咲きにくいので、1/3ぐらいの長さになるように切ってください。
枝を短く切る作業を「切り戻し」といいます。長く伸びた枝は切り戻しをしましょう。
切り戻しではないパターンは、「間引き」です。根元からチョキンと切ることです。これは後で出てきます。
枝がクロスしていたら、どちらかを切りましょう。
・日陰ができないように
・風通しがよくなるように
枝を切っていくのがポイント。
内側に伸びている枝は、切ってしまいましょう。見た目にはあまり関係がない部分なので、根元から切ってください。
根元から切るときは、「間引く」といいいます。切り戻し、ではないパターンです。(2回目)
枯れた枝はさようなら。切るのが正解です。
そんなときは、どれか1本でも間引いてしまいましょう。これこそTHE間引き。一番元気がないものをチョキン。
冬期(10-12月)
冬の剪定の何がいいかって、葉が落ちていることです。葉で隠されることがなく、枝の流れが見やすいので、形を整えるなら冬しかありません。先ほど紹介した「切り戻し」と「間引き」を駆使して形を整えます。
やり方は先ほどの「収穫後の剪定」と同じです。
しだれ梅の剪定方法

しだれ梅も日本では観賞用として古くから人気があります。しだれ梅は特に枝が多く、ほうっておくとどんどん増えてしまいますので、剪定が大切になってきます。
しだれ梅の剪定は、秋から冬がおすすめです。落葉後から、次に芽が出てくる休眠期にあたる10~1月ころが最も適しているといえます。
梅の剪定方法は?
しだれ梅の枝は結構硬いですので、剪定する場合はそれなりの装備を整える必要があります。
剪定ばさみだけではなく、場合によってはノコギリが必要な場合もあります。剪定の際には、木全体のバランスを見て、思い切って切っていくことが大切です。
剪定する場所は、枝の色が変わっているところです。茶色い部分から緑色に変わっている部分で剪定するといいでしょう。
しだれ梅の枝は、どんどん増えますので、害虫と病気予防のためにも剪定をきっちりしてください。そうすることで、風通しがよくなり、幹自体への日当たりが確保できるため、育ちもよくなります。
芽や葉はどうするの?

上で難しいとお話した芽や葉。ここまで来たら自分でやってみたいと思いますよね。挑戦していくことも大切だと思いますよ。
覚えて欲しい単語は、花芽と葉芽。剪定をする際に見る小さな芽は、後に花と葉に分かれて成長していきます。
それぞれ切る際に気をつけるポイントがあるので要注意。
専門的な用語も出てきますが、そこも含め分かりやすく解説していきます。
花芽や葉芽とは?
先ほど説明した通り、成長して花になるのが花芽。葉になるのが葉芽です。剪定の時期によっては見分けるのも難しいため、その辺りについてもご説明します。それぞれ分けて見ていきましょう。
花芽
花芽の見分け方は、ほんの少し膨らんでいるかどうか。文字で見るとわかりにくいですが、実物は葉芽と比べてふっくらしています。7~8月によく観察すれば、初心者でも分かるので探してみましょう。
また、その年に花が咲いた枝は、来年花を咲かせません。新しい枝にしか、花芽は付かないんです。これは剪定の基本となるので、合わせて覚えておきましょう!
葉芽
葉芽の見分け方は、花芽の反対ですね。芽が小さく、ギュッとしまっている方が葉芽になります。こちらの特徴は、花芽から葉芽に変化するということ。
・葉芽になる花芽とは
芽には、花芽と葉芽どちらになるのか確定する時期があります。その時期こそが、先ほどお話した7~8月。これより早い時期に剪定を行ってしまうと、木は危険を感じてしまいます。「もっと枝を増やさないと!!」そう考えた梅の木は、花芽になろうとしていた芽を葉芽に変えてしまうのです。
結果、翌年の花は減り、枝ばかり伸びることに。葉芽から花芽に変化することは無いので、その点も覚えておきましょう。
剪定する際のポイント
目安は花芽
剪定をする際に、ポイントとなるのは花芽です。これを切らないと、新しい芽が出てどんどん伸びてしまいます。
これでは剪定をした意味が薄れてしまいますよね。
5つくらい芽を残すようにして、そこから先は切ってしまいましょう!樹勢の強い梅であれば、多少切り過ぎても問題ありません。
内芽と外芽
芽には内芽や外芽と呼ばれるものがあります。こちらも大切なポイントになるので、覚えておきましょう。
幹に向かって生えている芽が内芽。外側に伸びようとしている芽が外芽になります。剪定をする際に気を付けたいのは、外芽を残すということ。
内芽を残してしまうと、幹に向かって枝が伸びるので絡まります。すると、風通しや見栄えが悪くなってしまいますね。
一方外芽を残すように剪定をすると、枝は外側に向かって伸びます。なので枝同士が絡まることなく、風通しも良くなるのです。
葉に当たる日光も関係するので、外芽を意識することはかなり重要になります。
梅の剪定の注意点
梅の剪定の方法がわかったら、さっそく剪定を始めたくなると思いますが、ちょっと待ってください。
実は、注意することが2つあります。
尖った枝は危険
切り口が尖った枝が地面に落ちていると危険です。踏んだ時に、靴の底が薄いと足の裏に刺さってしまいます。
特に心配なのは、はしごから落ちたりした場合です。枝がどこに刺さってしまうかわかりません。十分に注意してくださいね。
梅切らぬ馬鹿
「桜切る馬鹿梅切らぬ馬鹿」ということわざがあります。梅は放っておくと枝がどんどん伸びていきます。しっかり剪定することが大切。しかも、思い切って切るのがポイントなんです。ちょっとしか切らないようでは、意味がありません。むしろ、徒長枝が伸びて見た目が悪くなることも…。梅の木は、枝が伸びるのも早いので、思い切って剪定しましょう。
剪定に必要な道具を揃えよう
梅の木の剪定をすると決めたら、さっそく必要な道具を揃えましょう。対に揃えるべき道具と、あると便利な道具がこちらです!
必須な道具
まずは絶対に必要な道具から見ていきましょう!
剪定バサミ
剪定には欠かせない、剪定バサミ。硬い梅の枝を切るために、必ず必要な道具です。手が疲れないように、馴染みやすく使いやすい形のはさみがいいでしょう。樹木用で切れ味の良いはさみを1本持っておけば、梅だけでなく様々な植物の剪定へ使えて便利です。
アルス 高級剪定鋏 V-7PRO

アルス 高級剪定鋏 V-7PRO
一つの商品を長く使い続けることが多い剪定ハサミ。プロも愛用しているこのハサミなら、剪定時間を短縮できます。使用後のお手入れも、忘れずに行ってくださいね。
剪定用のこぎり
剪定バサミではカットできないサイズの枝や、ハサミが入りにくい場所の枝は、剪定用ののこぎりでカットします。水分を含んだ木の枝は、自宅にあるのこぎりでは木くずがついてしまい、なかなか上手に切れません。小型の剪定用のこぎりで、楽に素早くカットしましょう。
角利スーパー技工 替刃式のこぎり 小枝剪定用

商品名
こちらの商品は、小枝の剪定に特化した刃がついているアイテム。刃を付け替えるだけで、竹や塩ビなど様々な素材のカットにも使用できる、万能アイテムです。
園芸用手袋
梅の剪定を行う際は、かならず手袋をつけて作業しましょう。素手で剪定してしまうと、切り落とした枝でケガをする恐れがあります。切れ味の良いハサミやノコギリを使うため、思わぬ不注意から自分を守るためにも、手袋着用が必須です!

[niceluke] 軍手 防刃
手指の安全を守るなら、防刃タイプの手袋を選んでみましょう。刃物でも切れない構造になっているので、安全に作業を進められます。
あると便利な道具
ここからは、あると便利な道具を見ていきましょう!
脚立
梅の木が高く伸びている場合、高所作業用の脚立が必要になります。安定性が高いものや、持ち運びやすい脚立を選びましょう。脚立の上での作業になるため、はしごタイプではなく、三脚タイプがおすすめです。

長谷川工業(Hasegawa) はしご兼用脚立 (軽量・定番) RC2.0-15(1.40m) (16322)
用途に合わせて、はしごにも脚立にもなる商品。1.4mの高さがあるので、高い部分の枝も楽々剪定できます。しっかり安定した使い心地にも関わらず、重さは5.4kgと軽々移動できる、便利脚立です。
高枝切りバサミ
脚立を用意するほどではない高さの枝や、脚立に乗るのは怖い……という方に便利なのが、高枝切りバサミ。特に梅の木は、高い部分で交差してしまう枝が多いため、持っておくと作業が楽になります。手元で操作するタイプが多いので、軽い力でカットできる商品を選びましょう。

ムサシ 「腕で押し切る新構造」 高枝切鋏 【すご腕プッシュカット】 3段式 アンビル刃 531
ムサシの高枝切りバサミは、腕の力で枝を切る商品。握力に自信がなくても、楽々カットできます。ハサミでは難しい太い枝も、ノコギリタイプの替刃で対応可能です。
まとめ
梅の剪定方法を紹介しました。ちょっと難しいかもしれません。でも、何度かチャレンジしていくうちに、慣れてうまくできるようになるはずです。最初は、恐れずに思い切りよくチャレンジしましょう!しかし大切な梅なら、庭師さんにお願いするのが安心だし確実。剪定のプロなら、手入れを忘れていた梅も、しっかり蘇らせてくれるはずです!
※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
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