
ジェルネイルの正しい捨て方|ボトルと中身の処分方法・使用期限を解説
100均などでも気軽に購入できるようになったジェルネイル。使わないジェルネイルの中身やボトルなどの容器の処分方法がわからないという人も少なくないはずです。本記事では、中身やボトルの正しい捨て方、一般的なジェルネイルの使用期限について解説。あわせて、ジェルネイルを長期保存する方法や再利用方法も紹介します。
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目次
ジェルネイルの使用期限

ジェルネイルにも使用期限があります。使用期限を過ぎると、硬化しにくくなったり、もちが悪くなることがあります。
開封後は1年を目安に処分する
ジェルネイルは、未開封の場合は製造日から約3年、開封済みの場合には1年を目安に処分しましょう。もし、ジェルネイルの使用期限が容器に記載されている場合には、その期限に従って処分しましょう。
質感やニオイが変わったら処分する
ジェルネイルの中身がドロっと粘度が高くなったり、質感が変わったら処分する目安です。また、ニオイがキツくなる、変色するといった変化が出てきたときも処分しましょう。
ジェルネイルの正しい捨て方
一般的なジェルネイルの捨て方を紹介します。ジェルネイルの中身を硬化させるのと、硬化させない場合の捨て方には違いがあるので注意しましょう。また、自治体によっては捨て方が異なる場合もあるので、あわせて確認しておくと安心です。
未硬化ジェルの捨て方
未硬化ジェルの場合にはキッチンペーパーまたはボロ布を使用します。乾燥させないと発火する可能性があるので、必ず乾燥させましょう。

ボトル型のジェルネイルの場合、中身をボロ布やキッチンペーパーにしっかり吸わせます。ジャータイプの場合は、拭き取るだけでOK!

ジェルネイルの中身を吸わせたら、乾燥させます。しっかりジェルが乾燥したら、可燃ゴミで捨てて完了です。
硬化させたジェルの捨て方
ジェルを硬化させることで火災や揮発のリスクが低くなるため、できれば硬化させましょう。

まずはライトで中身を硬化させます。ボトル型は、ある程度中身をキッチンペーパーなどに吸わせた後に硬化させましょう。

ジャータイプの場合には、そのままライトで硬化させます。

ジャータイプは硬化が終わったら、爪楊枝やウッドスティックなどで中身を取り出します。中身を取り出したら、可燃ゴミで処分します。
ボトルや容器の捨て方

ジェルネイルのボトルは、主にプラスチックやガラスが使用されています。未硬化ジェルが残っていると、不燃ゴミに分類されます。キレイに中身を取り出した場合、資源ゴミ(リサイクル)になるケースが多いです。ジャータイプも同じく、キレイに中身を取り出してある容器はリサイクル、汚れがひどい場合には不燃ゴミです。
ジェルネイル用品の捨て方
ジェルネイル用品を捨てるときにも分別をしっかり行い処分しましょう。
UV/LEDライト

一般的には、ジェルネイルの硬化に使うライトは、不燃ゴミ(燃えないゴミ)で捨てるケースが多いです。ただし、自治体によっては「有害ゴミ」「危険ゴミ」として捨てる場合もあるため注意してください。
また、バッテリー式のライトは回収となります。指定の回収ボックスや業者などに持ち込みましょう。
ファイル・ブラシ

ファイルは、紙製やスポンジタイプのものであれば可燃ゴミに分類されます。金属製やガラス製の場合は、不燃ゴミとなります。
ブラシは、プラスチック製またはナイロン製の場合は可燃ゴミです。金属の部品がついている場合には不燃ゴミまたは資源ゴミに分類されます。
リムーバー

リムーバーは可燃性の液体なので、処分には注意が必要です。アセトンを含んだリムーバーは流したり、そのまま捨てるのはNG。キッチンペーパーなどに染み込ませて、ビニール袋で密閉して可燃ゴミで捨てます。シートやスポンジにリムーバーが入っている場合、乾燥をさせてから可燃ゴミで処分します。
ジェルネイルを捨てるときのNG行動

ジェルネイルは、処分方法を間違えると火災や環境に悪影響を及ぼします。捨てるときに、とくに避けておきたいNG行動を3つ紹介します。
中身が入ったまま捨てる
中身が入ったまま捨てるのはNGです。中身が入ったまま資源ゴミなどに出すと液漏れが発生し、リサイクルできる資源が汚れて、リサイクルできなくなります。
また、収集時に火災や清掃員がケガをする可能性もあります。そのため、多くの自治体では液状の化粧品は、中身が入ったままでは回収されないケースも。必ず中身を取り出してからゴミに出しましょう。
排水口に流す
ジェルネイルを排水口に流すのは厳禁です。ジェルネイルは固まりやすく、水に溶けにくいため、排水管の内部に付着した場合、詰まりが発生する可能性があります。また、ジェルネイルは可燃性の物質なので、流れてきた洗剤や漂白剤に触れると有毒なガスが発生するリスクがあります。そのため、ジェルネイルを排水口などから流すのはNGです。
火のそばで処分する
ジェルネイルは燃えやすく、引火性のある物質なので、火の気がある場所で処分をするのはとても危険です。ライターやガスストーブ、ガスコンロといった火元が近い場所を避けてから処分しましょう。
ジェルネイルを長期間保管する方法

せっかく買ったジェルネイルは、長持ちさせたいですよね。なるべく劣化を遅くするための保存方法を紹介します。
直射日光や紫外線を避ける
ジェルネイルは、紫外線やLEDライトにあたることで硬化します。そのため、直射日光が当たる場所や蛍光灯の下に置いておくと容器内で表面が固まったり、粘度が高くなり使いにくくなります。
そのため、ケースに入れた上で棚の中に入れて、日光や照明が当たらない場所に保管するのがおすすめです。
涼しい場所で保管する
ジェルネイルを寒暖差の激しい場所や高温になる場所に保管すると、分離や質感が変化する可能性があります。なるべく温度が一定になる場所に保管するのがおすすめです。
ボトルは立てて保管する
ボトル型のジェルは、液漏れする場合があります。ほかのジェルや道具が汚れるのを防ぐためにも、ボトル型のジェルはなるべく立てたまま保管しましょう。また、ジャータイプの容器の場合には、アルミの内蓋を完全に剥がしておくと劣化を防ぎやすくなります。そして、ジェルが容器に付着したときには、しっかりエタノールで拭き取ってから保管してください。
ジェルネイルの再利用方法

使わないジェルネイルをそのまま捨てるのはもったいないですよね。そのようなときには、再利用をしてみましょう。
人に譲る
使用期限の過ぎていないジェルネイルは、人に譲るのも一つの手段です。フリマアプリを使ったり、友人・知人に譲るのも良いでしょう。ただし、使用期限が過ぎていなくても状態が悪いものは譲らないようにしましょう。思わぬトラブルになることもあります。
ハンドメイド作品に使う
ジェルネイルは、レジンクラフトに使用することも可能です。レジンの代わりにジェルネイルを使うことで、レジン液だけでは作りにくいカラーや質感を再現できます。ジェルネイルでハンドメイド作品作りに挑戦してみるのも良いでしょう。
ジェルネイルの使用期限を守って正しく処分しよう!

ジェルネイルは使用期限や状態を確認し、自治体のルールに従って処分しましょう。中身が入ったまま捨てる、排水口に流す、火のそばで処分する行為はNGです。正しく処分をすることで、安全に捨てることができます。不要になったジェルネイルはハンドメイド作品に使ったり、状態のいいものは人に譲るのもおすすめです。
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