
洗濯マニアが全力でゴンチャのミルクティーの染みを落としてみた【シミ抜き王対決】
みんな大好き、ゴンチャのミルクティー。白い服にしっかりとこぼしてしまい「なんてこった!」と慌てる私でしたが、ふとここで思い出しました。私は、日々掃除洗濯に全力を捧げる編集部の1人であると。今回は、せっかくなのでワタシト編集部が腕によりをかけて選んだ厳選アイテム6種を比較しながら、このシミを落としてみようと思います。いざ、シミ抜き王対決!
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目次
今回落とす汚れは…?
最近、「道を歩けばタピオカ屋さんに当たる」なんてことわざができそうな勢いでタピオカが人気ですよね。この間原宿に行ったらタピオカ屋さんが5つ同時に視界に入ってきてさすがに目を疑いました。
そんな私も、タピオカ好きの1人。お気に入りはゴンチャのチョコレートミルクティーです。ある日チョコレートミルクティーを片手に持って歩いていたら、ホラ。

今回落としてみるのは、白いトレーナーについた、ゴンチャのチョコレートミルクティーのシミ。

トレーナーの袖と、お腹の部分にシミがついてしまいました。

袖の汚れは、裏側にも濃く染みていますね。チョコレートミルクティーは、甘くて濃厚なチョコレートの味が美味しい一品。ということで、このシミはチョコレートによる油性の汚れでしょう。
また、あまりの多忙で洗濯する暇がなく、シミがついてから3週間ほど経過しているので、色素が素材に染み込んでいる可能性が…。かな~り手強い汚れになっているはずです。
いざ、落としていきましょう!
エントリーNo.1:除光液

最初にチョコレートミルクティーに挑戦するのが除光液。ネイルリムーバーとも呼ばれますね。
除光液は、服についてしまったマニキュアや油性ペンの汚れ落としに使われます。主成分がアルコールでできているので、油性の汚れを浮かしてくれるのです。ただ、衣服には刺激が強く、素材によっては溶かしてしまうことも。手元にちょうどいい洗剤がなかった時の応急処置として、注意して使ってください。
さて、今回はティッシュに除光液をつけてポンポンと汚れをたたいてみたのですが、結果は…?

落ちてない!
写真が少し遠くてわかりづらいですが、今回は全然落ちませんでした。ぐぬぬ、3週間越しの汚れは手強そうです。
エントリーNo.2:クレンジングオイル

次にチョコレートミルクティーに立ち向かうのが、クレンジングオイル。油が主成分なので、同じ油性汚れを落とすことができます。ただ、先ほどの除光液と同じように、衣服にダメージを与えてしまうので、使う量は最小限にしましょう。
今回も、クレンジングオイルをつけたティッシュでポンポンと汚れ部分を叩いていきます。除光液ではダメでしたが、クレンジングオイルでは……?

落ちてなあ~~い!(あんまり期待してなかったので)小さい範囲をたたいてみましたが、薄くなる気配すらありませんでした。
「3週間放置したといっても、チョコレートの汚れでしょ?」「油性汚れを落とせるアイテムを使えばすぐ落とせるでしょ」正直そう思っていた私の胸に、わずかな不安がよぎるのでした。
エントリーNo.3:食器用中性洗剤

さあ、次の挑戦者は食器用中性洗剤!日々お皿洗いで油性汚れや食べ物の汚れを落としているプロなので、チョコレートの汚れなんてなんのその!簡単に落とせてしまうはず。
実際、食べ物や飲み物を衣服にこぼした場合、洗濯機で通常の洗濯をする前の下準備としても使われます。除光液やクレンジングオイルと同じように、食器用中性洗剤をつけたティッシュで汚れを叩いていくと……。
がんばれ、食器用中性洗剤…!

だめでした~~!!くっ…、チョコレートのくせに食器用中性洗剤をもってしても落とせないとは…さすが3週間。放置しすぎたか。
いや、まだ落ち込むのは早いです。除光液やクレンジングオイルが汚れをまったく落とせなかったのとは違い、ポンポンしている最中に少し白くなった(気がする)ので、一歩先に進みました!
負けないぞ、チョコレートミルクティー!
エントリーNo.4:アタックプロEX石けん

じゃじゃん!次にチョコレートミルクティーに立ち向かうのが、アタックプロEX石けん!
アタック プロEX 石けん ケースつき
この石けんは、洗濯用洗剤の大御所アタックシリーズに新たに加わった固形石けん。なんと「アタック史上最強の泥洗浄力」をうたっており、泥汚れなどのガンコな汚れに特化した商品になっています。

このアイテムはちょっと不思議なスティック状の形をしていますね。
使い方は、片側についた石けんを汚れに塗りつけ、もう一方についているブラシヘッドでこすって汚れをかき出す、という感じ。手を汚さずにガンコ汚れを落とせるので、とっても画期的!
さあ、この洗濯界に現れたスーパースターは、チョコレートミルクティーに勝てるのか…!?いざ、勝負…!

うおおおおお!!完璧とまではいきませんが、写真でもしっかり汚れが薄くなっているのがわかります!
すごい、すごいぞ、アタックプロEX石けん!もう「あなたの勝ちです!」と言ってしまいたくなりましたが、いやいや、まだ洗濯界のスターが待ち構えていますよ。
エントリーNo.5:ウタマロ石けん

さあ、お次はウタマロ石けん!昭和の頃から60年以上にわたって愛され続ける、洗濯界の大御所役者です。
ウタマロ 固形 ウタマロ石けん 専用ケース付き
いつまでも色あせない人気の理由は、バツグンの汚れ落ち。衣類を白っぽくする蛍光増白剤(けいこうぞうはくざい)を含んでいるので、色柄物の洗濯には向いていませんが、白いシャツの襟汚れなどには大活躍です。
さあ、白い衣服のガンコな汚れを得意とするウタマロ石けんを、汚れ部分につけていきます。果たして結果は…!?

おーーー!!見るからに汚れが薄くなっています!落ちてますね!
先ほどのアタックプロEX石けんにも引けを取っていません。さすがウタマロ、洗濯界の熟練はすごいぜ!
ちなみに、このウタマロ石けんについて詳しく解説した記事がこちら。
あわせて読みたい:ウタマロ石けんの使い方!頑固な襟汚れや泥汚れなど洗濯の悩みを解決!
エントリーNo.6:オキシクリーンマックスフォース

さて最後は、オキシクリーンマックスフォースの登場です。
オキシクリーン マックスフォース 泡タイプ 266ml
この洗剤は、言わずと知れた酸素系漂白剤「オキシクリーン」のスプレータイプ。洗濯前に汚れに吹き付けることで、ガンコなシミや汚れを落としてくれる、心強い洗剤です。
それでは、チョコレートミルクティーのシミに挑戦してもらいましょう。オキシクリーンマックスフォースを汚れの部分にシュッと吹き、もみ込んでいくと…。

あれっ、全然落ちてない!?いえいえ、オキシクリーンをあなどるなかれ。この洗剤は、洗濯前に衣類をつけおきして汚れを浮かせるためのアイテム。つまり、洗剤をつけた直後は、汚れが落ちていなくても不思議ではないようです。
そんなオキシクリーンマックスフォースについて紹介した記事がこちら!
あわせて読みたい:オキシクリーンのスプレーって知ってる?油性と水性のシミで実力を検証
ミルクティーvs洗剤対決、結果発表!栄光は誰の手に?

6種類のアイテムすべてでチョコレートミルクティーの汚れにチャレンジしてみたところで、結果発表~~!洗剤を使った直後の汚れ落ちの良さでランキングをつけてみました!
2位:アタックプロEX石けん
3位:オキシクリーンマックスフォース
4位・5位:除光液、クレンジングオイル
さてさて、栄えある第1位は、ウタマロ石けん!非常に悩みましたが、アタックプロEX石けんよりも少し汚れ落ちが良かったかな?と思ったので、この順位にしてみました!さすが、数十年間愛され続けているだけあって、安心の洗浄力です。
蛍光増白剤が入っているので色柄物には使えませんが、白い衣服や靴の洗濯をするなら確実に持っておきたいアイテムです。
第2位、すなわち準優勝まで上り詰めたのがこちら、アタックプロEX石けん!第1位と互角に張り合う汚れ落ちで、審査する側も悩みました!
アタックプロEX石けんの良いところは、なんといっても使い勝手の良さ。片方にブラシヘッドのついたスティックタイプで、「石けんを塗る→こする」が一切手を汚さずにできます!きっちり汚れも落としてくれるので、素晴らしいアイテムだと思いました。
見事ベストスリーにランクインしたのがこちら、オキシクリーンマックスフォース!つけおきすることが前提に作られているアイテムなので、つけた直後の汚れ落ちは微妙。しかし、他のアイテムで落とせなかった汚れを時間をかけてじわじわと分解してくれました。
同率最下位は、除光液とクレンジングオイルです。油性の汚れを得意としますが、それぞれ基本的にはネイル用・メイク用のリムーバーなので、あまり洗濯には向いていないのでしょう。マニキュアや化粧品の汚れといった、特定の汚れを落とすのに使うのが無難ですね。
食器用中性洗剤は、すこ~しだけ汚れが薄くなった(気がする)ので、ギリギリで最下位にならずに済みました。お皿洗い用というだけあって油汚れは大得意のはずですが、今回汚れを落とせなかったのは、「服が汚れてから時間が経ち過ぎて油分が乾いてしまったからではないか」と推測します。
また、中性という性質上、あまりガンコな汚れは落とせません。食べこぼした直後の汚れなら、落としてくれるとのではないでしょうか。
洗濯機で洗ってみた結果

さまざまなアイテムを使ってチョコレートミルクティーのシミ抜きに挑戦してみましたが、なかなか汚れが落ちないものもありましたね。
ということで、最後に、オキシクリーンマックスフォースを汚れた部分全体にかけ、50℃ほどのお湯で10分くらいつけおきしてから、洗濯機でいつも通りの洗濯をしてみました。
洗い上がった後の結果がこちら!


オキシクリーンマックスフォースのおかげで、どの汚れもかなり薄くなりました。ただ、残念ながら3週間もの時間をかけてこびりついた汚れは、なかなかスッキリとは取れませんね…。衣服に汚れがついてしまったらすぐに落とすこと、これがとっても大事だということがわかります。
ちなみに、少し残ってしまった汚れは、後日水で薄めた塩素系漂白剤を使って落としました。


真っ白でキレイになっていますね。さすが漂白剤!と言いたいところですが…漂白力が時に強い塩素系の漂白剤は衣服にダメージを与えるので、大切な衣類には慎重に使いましょう。色柄ものも色落ちしてしまうので、絶対に使わないでください!困った時の最終兵器、というわけですね。
ちなみに、この塩素系漂白剤について興味がある方はこんな記事を読んでみてください。
あわせて読みたい:塩素系漂白剤は衣類だけじゃない。正しい使い方で家中ピカピカに!
ちゃんと気をつけて使えば、衣服のひどい汚れをきちんと落としてくれる最強の味方になりますよ♪
まとめ

今回は、白い服についたゴンチャのチョコレートミルクティーのシミを、6種類のアイテムを使って落としてみました。
さすがに、時間の経ち過ぎたシミは手強かったですね…。なかなか大変な戦いでしたが、見事優勝したのはウタマロ石けんでした。ただ、つけおきで全体的な汚れを落としてくれたのはオキシクリーンマックスフォースなので、MVPの称号をあげたいと思います。
そんな彼らに負けず劣らず奮闘したアタックプロEX石けんも、汚れ落ちの良さと使いやすさを兼ね備えた石けんだとわかりました。
さて、服もキレイになったところで、私はまたゴンチャに行ってこようと思います。みなさんも、もしタピオカを服にこぼしてしまったら、今回紹介したアイテムを使ってみてください。原則は、シミがついたら、こびりつく前にすぐ落とすこと!3週間経ってから洗濯する…なんていうことは絶対にしちゃいけませんよ!
※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
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