
アクアクリーンとはどんな洗剤?コストコで人気の万能洗剤で家や車を洗浄・除菌!
今回はアクアクリーンについて徹底解説!コストコ定番商品の洗浄剤であるアクアクリーンですが、一体どのようなアイテムなのでしょうか。家中の掃除にはもちろん、車掃除もできる万能さから「魔法の水」と話題になった商品。基本的な知識から効果的な使い方まで紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
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目次
コストコで買える「アクアクリーン」ってなに?

「アクアクリーン」とはコストコなどで手にいれることができ、テレビでも紹介されている洗浄剤。もちろんコストコ以外でも、アマゾンをはじめとする通販でも購入可能です。
アクアクリーンの正体は「アルカリ電解水」で、成分は水100%で界面活性剤を含まないのに、洗浄・除菌・消臭ができます。
もともとが水なので、人体に害がなく、食べ物にかかって口に入ってしまっても問題ないのだとか。そのためペットや赤ちゃんのいる家庭でも重宝されています。
しかし原材料が水100%なのに、なぜ洗浄・除菌・消臭をすることができるのでしょうか?それは、アクアクリーンが「強アルカリ性(pH12.5)」だから。では「強アルカリ性」とは一体何なのでしょうか。
アクアクリーン スプレーボトル500ml×2本
酸性汚れには強アルカリ性のアクアクリーンがおすすめ!

理科の授業で習った「酸性」「中性」「アルカリ性」。これらは、物質が溶けた水(水溶液)の「液性」を表しています。液性には「弱い」や「強い」という度合いがあり、その度合いを表すのに、pH(ピーエッチ)と呼ばれる数値を使います。

pHとは、酸性からアルカリ性の間に0~14の目盛りをつけて、液性を数字で表したもの。pH7を中性として、それ未満を酸性、それより大きければアルカリ性としています。
アルカリ性の中でも2つに分かれ、pH8~pH11は「弱アルカリ性」、pH11以上は「強アルカリ性」と分類されます。重曹はpH8で、アクアクリーンはpH12.5なので、アクアクリーンの洗浄力は重曹よりも強いことがわかります。
洗浄剤は基本的に汚れと中和することによって、汚れを落としていきます。つまり、アルカリ性の洗浄剤は、酸性の汚れを落とすことに適しているということになるのです。
強アルカリ性のアクアクリーンは、酸性の汚れを落とす
では優秀なアクアクリーンが、落とせる酸性の汚れとは具体的には何なのでしょうか?酸性の汚れとは、
・食べこぼし
・手垢や皮脂
・血液
・湯垢
といったものです。どれも日常生活の中で自然とついてくる汚ればかり。
強アルカリ性であるアクアクリーンは、このような酸性の汚れを落とすことにピッタリな洗剤と言えます。また高いpHだと多くの菌が死滅することから、アクアクリーンは、除菌・消臭にも使えます。
30秒で食中毒の原因になるO-157、サルモネラ菌などを除去し、60秒でノロウィルスを不活性化。その効果はアルコール除菌と同程度のものです。黄色ブドウ球菌には効果が薄いので、万能というわけではないみたいですが、一般家庭で使う除菌対策としては十分です。
超簡単!アクアクリーンの使い方

基本的に、アクアクリーンを汚れに直接吹きかけて、拭き取るか水洗いしてください。直接スプレーすると飛び散るのが気になる方は、マイクロファイバークロスのようなやわらかい布か、ティッシュにアクアクリーンを含ませ、拭き取ってください。
頑固な汚れは吹きかけてしばらく放置し、スポンジや歯ブラシでこすり落としましょう。

スプレー式となっていて、△だとスプレーがでる状態、△が細くなると、噴射の状態が細くなります。×だとロックがかかる仕様です。
アクアクリーンを使えるもの・使えないもの
アクアクリーンには、
・ pH12.5の強アルカリ性の強い洗浄力を持つ
・スプレータイプで手軽
という長所がありました。この長所を生かして効果的な使い方をするためにも、アクアクリーンを使って洗浄するといいもの・場所をご紹介します。
また逆に、アクアクリーンを使ってはいけない素材もあります。使ってはいけない素材に塗布していまうと、シミをつけてしまったり、素材を劣化させてしまうこともあるので注意が必要です。
アクアクリーンが使えるもの
主に、食品に関わるもの・場所の洗浄には、口に入っても無害で無臭のアクアクリーンがぴったりです。また、スイッチやリモコンなど手垢や皮脂がたまりやすいものにも、効果的に使えます。
・電子レンジ
・コンロ
・キッチンの調理台
・ダイニングテーブル
・油や調味料のボトル
・プラスチック用品
・スイッチ
・リモコン
・ガラス
・鏡
・床
アクアクリーンが使えないもの
水に濡れると困るものは、当たり前ですが向いていません。また、車のシートなどの皮製品に塗布していまうと、シミになって残ってしまうので注意が必要です。
・漆器
・皮革類
・銅製品
・シルク製品
・二ス塗りの家具
・クリアコーティングされているメガネ
・自動車の塗装面
・宝石類
アクアクリーンを使うときの注意点は?

アクアクリーンを使用するときの注意点は、以下の3点です。
・目に入らないようにする
・マスクを使う
ゴム手袋をする
人間の皮膚はたんぱく質でできています。手垢・皮脂を落とすことのできるアクアクリーンが、手に付着してしまうと、手の必要な皮脂までとってしまい、肌が荒れる原因になります。
アクアクリーンが皮膚に付着しないように、使うときはゴム手袋をしましょう。
目に入らないようにする
アクアクリーンは100%水でできていますが、洗浄液なので、目や口に入った場合は速やかに水道水で洗い流す必要があります。アクアクリーンで掃除したあとの湿った状態は、強アルカリ性の性質が残っているので乾くまでなるべく触らないでください。
マスクを使う
アクアクリーンはスプレーなので、空気中に漂っているものを吸わないように、また口の中に入らないようにするためにもマスクをしましょう。
アクアクリーンで家の中の掃除をしてみた!
ここからは実際にアクアクリーンを使って、家の中を掃除していきます。ぜひ参考にしてみてください。

・マイクロファイバーふきん
・マスク
・ゴム手袋
キッチン作業台
料理をする場所はいつも清潔に保ちたいもの。食中毒の原因になる菌は、水拭きだけの掃除では不安です。そこで活躍するのが、除菌もできるアクアクリーン。
いつもの水拭きにアクアクリーンをプラスワンして、汚れた部分に吹きかけ拭くだけです。それでは実際にやってみましょう。

アクアクリーンをキッチンの作業台に直接10プッシュほど吹きかけます。

アクアクリーンを吹きかけたキッチン作業台を、マイクロファイバーふきんで拭きます。
電子レンジ
電子レンジの中の壁面は取り外すことができず、掃除が難しい場所。食品を入れるものなので、洗浄剤の成分が安全なのかも気になります。口に入っても害のないアクアクリーンをシュッとスプレーして、手軽に掃除しましょう。

電子レンジ内の全体にスプレーして、30秒置いておきます。この間にアクアクリーンが汚れに働きかけ、頑固な汚れが落としやすくなります。

アクアクリーンを吹きかけたあと、しばらくなじませ、マイクロファイバーふきんで拭き取っていきます。
冷蔵庫
冷蔵庫の掃除は、ドアの開放時間が長いと食品の鮮度や、電気代が気になります。しかしアクアクリーンなら、シュッとスプレーして簡単に掃除できるので、ドアを開ける時間も最小限で済ますことができます。
また口に入っても大丈夫で、無臭ということで、冷蔵庫に食品が入ったまま掃除できます。食品を全部出して庫内の掃除をしなくていいのがうれしいポイントです。

アクアクリーンを染みこませたマイクロファイバーふきんで、冷蔵庫の壁を拭いていきます。

冷蔵庫を掃除する前と後で比べてみました。左の写真は、冷蔵庫の壁に汚れがついているのがわかります。掃除した後の右の写真は、汚れがきれいにとれています。アクアクリーンを染みこませたふきんで拭いただけで、スルッと取れました。
リモコン
リモコンやスイッチは手でよく触る場所なので、手垢や皮脂の汚れがつきやすいもの。手垢・皮脂がつくとベタベタしていて気持ちが悪いですよね。アクアクリーンはそんな汚れを落とすことにも適しています。

マイクロファイバーふきんに10プッシュほど吹きかけ、湿らせます。

リモコンをやさしく拭いていきます。ボタンまわりなどは手垢・皮脂が付きやすいので、入念に拭きましょう。

リモコンを拭く前と、拭いた後を比べてみました。リモコンを拭く前は、皮脂でベタベタしており、そこにホコリや汚れがついている状態で白い部分が黒く曇っています。
しかし拭いた後は、白い部分がより白くクリアになって、汚れが取れたのがわかります。触った感じもベタつきが取れ、サラサラしていました。
アクアクリーンで車内の掃除をしてみた!

車のダッシュボードやコントロールパネルのスイッチなどは、ホコリや手垢、皮脂の汚れがたまっています。アクアクリーンを吹きかけて、やわらかい布でふき取っていきましょう。
ただし、ハンドルやシートなどに革が使われている場合は、そこにアクアクリーンがつかないように注意してください。シミになって取れなくなる可能性があります。
革のシートやハンドルにはアクアクリーンを使用しない
それでは、実際にダッシュボードの洗浄の様子を見ていきましょう。

・マイクロファイバークロス
・ゴム手袋
・マスク
ダッシュボード

ダッシュボードに直接アクアクリーンをスプレーしていきます。

スプレーしたダッシュボードを、マイクロファイバークロスで拭いて完了です。
窓の開閉スイッチ

手でよく触るスイッチには手垢・皮脂がついています。そのスイッチを、アクアクリーンを含ませたマイクロファイバークロスで拭いていきます。

ダッシュボードや、スイッチまわりを拭いた後のマイクロファイバークロスがこちら。真っ黒になっていて、汚れが落ちていることがわかります。
口コミで人気なのもうなずける!万能洗剤「アクアクリーン」

今回は万能洗浄剤の「アクアクリーン」の実力を紹介しました。アクアクリーンは原材料が水100%なので、口に入っても無害なことから、食事をするダイニングテーブルや冷蔵庫、電子レンジの掃除に適していることがわかりました。
pH12.5の強アルカリ性で、強い洗浄力を持つので、酸性の汚れである油汚れ、食べこぼし、手垢や皮脂、血液、湯垢を簡単に落とすことができます。
車内のお掃除もダッシュボード、スイッチなどもキレイにできました。アクアクリーンを毎日の掃除にプラスワンして、手軽に色んな場所を洗浄・除菌・消臭していきましょう。
※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
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