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更新日: 2025年9月22日

ワモンゴキブリの生態や特徴は?主な被害や駆除方法を徹底解説

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ワモンゴキブリについて紹介。実はゴキブリにも種類があって、そのなかでもとくに大きいのがワモンゴキブリです。飲食店などに現れて被害を及ぼすことが多い種類。この記事では、このワモンゴキブリの生態や被害、駆除方法について解説します。

ワモンゴキブリとは?

ゴキブリの種類は世界に3000種類以上といわれ、日本にも50種類以上のゴキブリが確認されています。ただし、日本で生活圏に現れるゴキブリは「クロゴキブリ」「チャバネゴキブリ」「ヤマトゴキブリ」、そして今回紹介する「ワモンゴキブリ」の4種類です。

生活圏に現れるゴキブリの大きさ

・ワモンゴキブリ…30~45mm
・クロゴキブリ…30~40mm
・チャバネゴキブリ…11~15mm
・ヤマトゴキブリ…25~35mm

ワモンゴキブリは生活圏に現れるゴキブリの中で一番大きいゴキブリです。ワモンゴキブリ、クロゴキブリ、チャバネゴキブリは外来種とされており、寒さに弱いのが特徴。

しかし温暖化の影響や、暖房器具の充実などから北海道でも見られるようになりました。

ワモンゴキブリの見た目

ワモンゴキブリの見た目は、赤みがかった褐色で光沢があります。また背中部分に黄白色の環状紋の紋様があることから「ワモン」という名前が付いています。

ワモンゴキブリの寿命

ワモンゴキブリの寿命は幼虫時期が半年~1年、成虫時期が半年~2年ほどで、平均寿命は3年程度

ワモンゴキブリの繁殖力

ワモンゴキブリは、雄と交尾しなくても繁殖が可能な単為生殖です。1つの卵鞘(らんしょう)に卵が14個ほどはいっていて、4~10日間隔で、50回以上も産むため、1匹のワモンゴキブリから700匹以上のものゴキブリが生まれる計算になります。

そのため1匹いたら、たくさんいる可能性を頭に入れておきましょう。湿った物陰を選んで産卵し、木やボール紙などに産卵する場合もあります。

ワモンゴキブリの活動時期

ワモンゴキブリの成虫は暖かい5~10月頃、活発に活動。ただし、建物内などの寒さをしのげる場所であれば、1年中活動しています。ワモンゴキブリに冬眠はありません

ワモンゴキブリの生息場所

ワモンゴキブリは主に下水に生息。マンホール内に多くみられます。屋内では、飲食店やスーパー暖房設備のあるビル、ゴミ処理場や水洗便所の腐敗槽にも生息している場合があります。

ワモンゴキブリの生息場所は、ほかのゴキブリに比べて不衛生な場所です。

ワモンゴキブリの被害

衛生被害

不衛生な場所に住みつくワモンゴキブリは、多くの病原菌やウイルスを体にまとっています。雑食性のため食べ物を求めてさまざまなところに移動をし、感染症の原因となる病原菌やウィルスを媒介することとなります。

飲食店などでワモンゴキブリが食品や食器の上を移動すると、衛生被害が拡大してしまいます。

異物混入

病原菌やウィルスが付着しているのは体や脚だけでなく、体内に寄生虫を宿している場合もあります。飲食店、食品加工工場、スーパーなどでゴキブリ対策を十分に行っていないと、食材に紛れて混入してしまうリスクがあり危険です。

もし、ゴキブリが混入されていたら、行政による営業停止処分が下る可能性もあります。

不快感

食品に混入されなくても、飲食店等で大きなワモンゴキブリが現れたらお客さんに不快感を与えます。頻繁に現れると風評被害を招き経済的損を受ける可能性もあります。

人をかむこともある

ワモンゴキブリは、まれに人にかみつく場合があります。駆除をしようと危害を加えると、ワモンゴキブリが攻撃的になり人に直接被害を与えることもあるので注意が必要です。

ワモンゴキブリの駆除方法

ワモンゴキブリを見かけたら早急に駆除をしましょう。そのまま放置しておくと、生息数も増加し被害が拡大する恐れがあります。

生息箇所を特定

ワモンゴキブリを駆除する場合は、まず生息箇所を特定することが重要です。ワモンゴキブリは、下水に生息していることが多いためまずはマンホールの中を調査してみましょう。

ワモンゴキブリを駆除する

ワモンゴキブリの駆除には「ピレスロイド系の殺虫剤」が効果的です。注意しなけばいけないポイントは散布量。

少量を散布しても、ワモンゴキブリを刺激するだけで、他に場所に移動し新しい巣を作ってしまい、駆除することができません。完全に駆除できる量を散布することが重要です。

卵を見つけて未然に防ぐ

ワモンゴキブリは卵の状態で外からもちこまれることもあります。倉庫で保管されていたダンボール箱に卵が産みつけられ、室内に持ち込まれるというケースも。

ワモンゴキブリが孵化する前に卵を見つけて駆除をしておくと、処理もしやすく被害を防ぐことができます。卵を見つけたら、ゴム手袋やビニール手袋をつけたうえで、ティッシュで潰しましょう。

ワモンゴキブリの被害に困ったらプロに相談をしよう

ワモンゴキブリの主な生息場所は下水のため、生息場所や侵入口を特定するのは難しい作業になります。

また、繁殖力も高いため完全に駆除をするのは大変です。自分で駆除することに限界を感じた場合はプロの業者に依頼をしましょう。プロの業者は駆除だけでなく、侵入口を塞ぐなどの対策も行ってくれます

今回は、ゴキブリの中でもとくに大きなワモンゴキブリについて解説していきました。見た目が不快なだけでなく、ゴキブリの中でも、不衛生な環境に生息している点でも注意が必要です。

見つけた場合は自分で駆除するのが難しい種。被害が拡大してしまう前に、プロに依頼すると安心です。困ったときはプロによる駆除、そして対策を検討してみてください。

※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
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※本記事の内容の真実性・確実性・実現可能性等については、ご自身で判断してください。本記事に起因して生じた損失や損害について、編集部は一切責任を負いません。
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監修者
ライター
ワタシト 編集部
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