
クリーニングの出し方徹底解説!初めてお店に行く際のポイントを総まとめ
クリーニングの出し方を徹底解説!初めてクリーニングを利用する方、自宅で洗うのが不安な衣類をとりあえずクリーニングに出す方は必見です。汚れた服や長期間洗濯していない衣類はクリーニングできれいにしましょう。クリーニング店でのマナーや、クリーニング後の衣類は袋から出すべきか、などの基本的な内容も紹介します。
目次
クリーニングに出すかを判断する基準
まずは前提として、クリーニングに出す必要があるのかを判断しなければなりません。家で洗えるならそれに越したことはありませんよね。さっそく4つの基準を紹介します。
水洗いできるのかを確認する
綿やアクリル製の服は洗濯できますが、高級な衣類は水洗いに向かない素材がほとんどです。水洗いに向かない素材はウールや皮革製品などが挙げられます。
洗濯表示を確認する
洗濯マークを確認するのが早い方法です。自分では判断つかないものも、マークを確認すれば一目瞭然。洗濯表示でクリーニングに出すべきとされているものは、クリーニング店に持って行くのがおすすめです。
金額で判断する
服の購入金額でクリーニングに出すべきかどうか判断するのも一つの方法。ハイブランドなどの高価な服は、素材や作りなどが繊細なものも多く、家での洗濯に適さない場合もあります。
せっかく買ったブランドの服が、洗濯ミスで傷んでしまうのは心理的にもダメージが大きいはず。心配なときはクリーニングに出しましょう。
本当に必要なのか判断する
実は、汗の汚れはノーマルなクリーニングでは落ちません。汗をかいたからといってそのたびにクリーニング出そうとすると回数が多くなってしまいます。基本的に3、4ヶ月に1回で十分です。
では、スーツのクリーニングも同じ頻度で良いのでしょうか?スーツのクリーニングについて詳しく解説している記事をぜひチェックしてみてください。
あわせて読みたい:スーツクリーニングの頻度は「1シーズン1回!」長く着る秘訣を紹介
クリーニングに出す前に確認するべきこと
それではいよいよクリーニングに出す準備です。 急いでクリーニングに出したい場合もあるかと思いますが、のちのちトラブルにならないようにまずは以下のことを確認してください。
・ポケットの中身は空っぽか
・破れなどはないか
ポケットに入っていたものが後でなくなっていることに気づいても、戻ってこない可能性が高いので要注意です。
また、「汚れ・シミの箇所」を確認するのも大事です。ただ「クリーニングお願いします」と渡すよりも「ここの汚れが特に気になります」などしっかりと伝えた方がいいでしょう。
ちなみに、合成皮革は3年ほどしか寿命がもたず、徐々に劣化します。寿命を過ぎている場合、クリーニングに出すとボロボロになることもあるので、表面にヒビがないか確認してください。
クリーニングのメニューを攻略
まずは、クリーニングの種類を解説していきます。一般的な方法から服へのダメージを考慮した特別な方法までをご紹介。
ドライクリーニング
水洗いできないものを洗うために開発されたこの方法。使っているのは油性の揮発性有機溶剤です。油を溶かすもので洗濯物を洗い、服の繊維は影響を受けない仕組みになっています。
デメリットは汗や醤油などの水溶性の汚れは落とせないこと。汚れのタイプを確認してから利用しましょう。
あわせて読みたい:ドライクリーニングとは?メリット&デメリットと自宅でできる洗濯マークの見分け方
ウェットクリーニング
ドライクリーニング対応の衣類を、水と専用洗剤を使って服へのダメージを可能な限り抑えて水洗いする方法。店ごとに技術が異なり、仕上がりが左右されることも。信頼できるところへお願いしましょう。
あわせて読みたい:ウェットクリーニングって何?水洗い不可のものを水で洗う魔法の方法
ランドリー
ランドリーとは、温水を使った洗濯のこと。専用洗剤を注ぎ、大型のドラム型洗濯機で回して洗います。主にワイシャツなどのクリーニングで用いられる方法です。
クリーニングから戻ってきたら
クリーニングできれいになった服が返ってきたら、確認してほしいポイントがあります。
事前に確認してあった「破れなどはないか」などの項目です。ここで確認しておかないと、クリーニング店では対応してもらえないことが多いので、気をつけましょう。
クリーニングの受け取り方は?
「クリーニングを利用するは初めて!」「クリーニングって本当はどういう手順なんだっけ?」という方は、受け取り方も覚えておきましょう。
受け取る前の下準備
クリーニングの受け取り前に、まずは準備するべきものをチェックしておきましょう!
・代金(後払いの場合)
・洗濯物を入れる袋
クリーニングを依頼すると、引き取り日を記した伝票が発行されます。
「伝票をうっかり紛失してしまった…」という場合は、登録の名前や電話番号でも対応してくれる場合があります。
最近のクリーニング店は、持ち帰り用の袋を用意していないか、有料のところもあります。クリーニングを終えた衣服は、つるつる滑るビニールに包まれているため、複数ある場合は持ち運びが大変です。かさばる衣類がシワなくすっぽり入る、大きめサイズの袋やバッグを持参しましょう。
クリーニング後の保管方法
クリーニングが終わって衣類の汚れが落ちた後、そのままクローゼットやタンスにしまっている方はいませんか?クリーニングが終わった衣類の保管方法を見直しましょう!
クリーニング後は衣類を袋から出しておく
クリーニングから戻ってきた衣類をビニール袋に入ったまま保管してはいけない理由は、ビニール素材の通気性が非常に悪いということにあります。ビニールに入れたままの状態で放置してしまうと、内部に湿気や熱がこもってしまい、カビやニオイの原因になりかねません。
場合によっては、せっかくクリーニングに出したのに、衣類が変色してしまうケースもあるんです。通気性の良い不織布カバーを使用しているお店の場合はそのまま保管でも構いませんが、ビニールカバーの場合は帰宅後すぐに外すようにしましょう。
ハンガーを替えておく
クリーニング店で使用されている、針金ハンガーやプラスチック製ハンガーは、細身のため型崩れを起こす原因になります。しっかり幅のある木製ハンガーなどを利用して、長期保管の型崩れを防ぎましょう。
クリーニングの出し方をマスターして
今回は初心者向けにクリーニングの出し方から、クリーニング後の保管方法まで幅広く紹介しました。衣類の素材によってもクリーニング方法や頻度が異なるので、わからなくなった時はこの記事で復習してください。愛着のある服を長く着ることができるよう、クリーニングの出し方をぜひマスターしてください。
※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
※本記事に掲載する一部の画像はイメージです。
※本記事の内容の真実性・確実性・実現可能性等については、ご自身で判断してください。本記事に起因して生じた損失や損害について、編集部は一切責任を負いません。
